大型バイクのパワーには、確かに魅了されます。
でも、乗り出すまでが億劫じゃないですか?
![](https://pcxgo.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
大型バイク、最近乗ってないな~
乗り出すのが面倒だし
そんな悩みを解決します。
125・250ccの小排気量ならではのメリットを思い出そう
小排気量のメリット
- 小排気量は安い
- 小排気量は軽い
- 安い × 軽い = 楽しい
- 小排気量は自由
大型バイクは、小排気量の上位互換じゃないし
小排気量は、大型バイクの廉価版でもない
こんな内容を知って、スッキリしよう。
気軽に乗り出せる125cc・250ccバイクに帰りませんか?
小排気量のメリットは、デメリットを軽く飲み込んでしまいます。
初めてバイクに乗った、あの感動を思い出そう
小排気量にこそバイクの楽しさがピュアに詰まってます。
125cc・250ccバイクのメリット4選!
![小排気量のメリット](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/05/happy3_R.jpg)
小排気量のメリットは4つ。
- 小排気量は安い
- 小排気量は軽い
- 安い × 軽い = 楽しい
- 小排気量は自由
メリットが少ないと思われるかもしれないけれど
どれも、一騎当千。
1.小排気量は安い
![安い](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/05/rakugo_senryou_mikan_R.jpg)
- 125ccクラス— 30万円程度
- 250ccクラス— 60万円程度
- 600ccクラス— 100万円程度
- 1000cc以上— 150万円以上
大排気量は、そのパワーに耐えるよう重厚な作りになるので高価になる。それに比べ半額以下の費用で小排気量は手に入る。
装備をカスタムするにも、安くなくちゃ続かない。
ブレンボだって、オーリンズだって
高くて高性能は当たり前。
何の感動も無い
安さにつられて、中華の怪しげなカスタムパーツを買って、
![](https://pcxgo.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
セッティングを煮詰めたら
極上になった
![](https://pcxgo.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/b-man.png)
エーッ?
あっという間に壊れたー
どっちに転んでも、至高。
THIS IS BIKE !
2.小排気量は軽い
![小排気量は軽い](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/12/party_baloon_R.jpg)
- 125ccクラス— 120kg程度
- 250ccクラス— 170kg程度
- 600ccクラス— 200kg程度
- 1000cc以上— 250kg程度
大型は、そのパワーに耐えるよう重厚な作りになるので重くなる。
小排気量の倍程度の重量。
走っているときは、バイクの重量は気になりません。
しかし、バイクを降りた後の取り回しは、重くて泣きそうになる。
大型は、バランスを崩すとリカバーは不可能です。
前下がりの行き止まりに停車すると出発は困難です。
転倒したときに起こせないと悲しい。
3.安い × 軽い = 楽しい
![安い × 軽い = 楽しい](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/12/happy_R.jpg)
全てのデメリットが霞んでしまう
見てきたように、小排気量はデメリットも多い。
コーナーで失速しても、大排気量ならスロットルを開けて誤魔化せる。
高速道路でも、低回転で眠くなるほど穏やかに走れる。
![ゲーム](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/05/fantasy_ryuukishi_R.jpg)
それって楽しい?
大排気量はゲームで言えば、
開始していきなり宝箱でエクスカリバーを見つけたようなものです
続いて黄金の鎧とかも見つけて、最強の装備が出来上がり
後はひたすら、一撃必殺で敵を倒していき、最後のボスも一撃
こんなゲーム楽しいですか?
最初は敵にボコボコにされるけど、
苦労して装備をカスタムして、
戦略を練って、
やっと敵を倒すから楽しいんじゃないかな?
そんな苦労があるから、乗り越えたときに達成感で満たされる。
4.小排気量は自由
![小排気量は自由](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/05/happy_R.jpg)
バイクの魅力は、『自由』です。
小排気量は軽くて小さいので、どこでも簡単にUターン出来る。
気になるものを見つけたら、好奇心に任せて躊躇せずに突っ込んでいける。
大排気量バイクで、行き止まりかもしれない小道に突っ込んでいけますか?
コーナーでも軽さに任せて突っ込んで、『イッケー』と叫ぼう。
失敗したって、絶対速度なんて知れてる。
『絶対速度』と『楽しさ』は無関係!
高速コーナリングは楽しくて低速コーナリングつまらないはずが無い。
失敗してコケても笑いながら、『ヒョイ』とバイクを起こそう。
まさか、1人で起こせないようなバイクに乗ってないよね?
立ちゴケ対策は、ココ
125cc・250ccバイクのデメリット 7選
![FOG](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/05/fog_R.jpg)
小排気量は、最大でも250cc。
手元にある500mlペットボトルの半分の排気量しかありません。
そのサイズで、人とバイク合せて200kg以上を100km/hまで持って行くのだから
凄くないですか?
健気でさえあります。
しかし、余裕が有る訳では無いので、そこがデメリットになる。
メリットだけ声を大にするのは、フェアじゃない。
デメリットを知った上で、判断して欲しい。
小排気量のデメリットは7つ。
多いと感じるか否かは、メリットの捉え方しだい。
小排気量のデメリット
- パワーが無い
- つかれる
- あおられる
- 航続距離が短い
- 道の駅で餌食になる
- 125cc以下は高速道路に乗れない
- 高級感が無い
1.パワーが無い
![パワーが無い](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/05/power.jpg)
街乗りでは気になりませんが、
郊外にツーリングに行くと激坂や流れの速い道に出くわします。
250ccであればまず問題とはなりませんが、125ccだと苦しい場面もあります。
![登坂車線](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/12/sakamichi_R.jpg)
登坂車線があるような道では、フルスロットルでもスピードが乗らず失速することもある。
マスツーリングで大排気量車についていくのが出来ない訳では無いが、楽しくは無い。
郊外のバイパスでは、高速道路並みに流れている道もある。
そんな道では流れに乗るのが怖いこともあります。
でも、だから何?
そんな激坂なんて、滅多にない!
下道であれば、125ccでも普通に車の流れに乗れます。
小排気量なら、フルスロットルが使える。
大型で、フルスロットル出来ますか?
2.つかれる
![つかれる](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/12/tsukare_boy_R.jpg)
フルスロットルを使う場面も多く、そんな時はエンジンの音と振動に疲れます。
大型車なら2,000rpmで走れる道も5,000rpm以上になりがちなので、
『ビーーン』という音と振動にさらされ続けます。
休憩でバイクから降りた後でも、手はプルプル、足がガクガク、耳はキーン。
大型バイクに比べて、疲れるのは確か。
でも、だから何?
楽したいのなら、車に乗れば?
エアコンも、屋根もありますよ?
3.あおられる
![あおられる](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/05/aori_1R.jpg)
小排気量=小さい=抜かさなくては、という発想の車は多い。
先行車について普通に走っているだけでもあおられる。
ましてや、前述の激坂やバイパスでは後ろの車が気になります。
被害妄想の部分もあるかもしれないけど、
バックミラーに映る軽自動車のおばさんが、ウリウリと迫ってくる!
小さなバイクだから?
ドコドコ走るハーレーがそんな目に合ってるのは見たことが無い。
でも、だから何?
そんな道でキープレフトは却って危険です
バイクのすぐ脇を抜こうとしてきます
キープセンターで行こう
4.航続距離が短い
![航続距離が短い](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/12/space_bouenkyou_boy_R.jpg)
大排気量バイクは、燃費は悪いが
それを補うように17L前後の大きな燃料タンクを持ってます。
そのため、300km程度は楽に巡行できるバイクは多い。
小排気量バイクは、燃費は良いが燃料タンクが小さく200km程度です。
ツーリングで人里離れたところに行くと、
ガソリンスタンドが気になって楽しめなかったりもします。
でも、だから何?
今時のバイクには、燃料計が付いてます。
そして、50Km走ってガソリンスタンドが無い地域は、北海道の一部だけ。
それでも気になるなら、PCXのように400km航続可能なバイクもあります。
ガソリン携行缶を持ってもイイ。
5.道の駅で餌食になる
![道の駅で餌食になる](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/05/oyaji1.jpg)
説明の必要も無い。
大きなバイクに乗る人は、偉いのでしょうか?
6.125cc以下は高速道路に乗れない
![125cc以下は高速道路に乗れない](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/05/car_kousokudouro_R.jpg)
小排気量の最大のデメリットは、125cc以下は高速道路に乗れないこと。
125ccでツーリングするときに高速道路をルートに入れないのは、当然です。
下道オンリーだって走って楽しいコースは作れるし、高速道路より変化があって楽しい。
けれど、初めての道を走っていると
いつの間にか自動車専用道路になってしまうことがあります。
脇道にそれようとしても、郊外は道の選択肢が少ない。
次の街まで一本道だったりすると延々と引き返す羽目になる。
遊び惚けすぎて遅くなってしまったとき、高速でワープ出来ないので時間短縮が出来ない。
夕方の市街地ラッシュに巻き込まれると絶望するしかない。
で、だから何?
そんなに高速道路が気になるのなら、250ccにすればいい。
150ccという選択肢もある。
7.高級感がない
![高級感がない](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/12/shopping_brand_goods_R.jpg)
大排気量バイクは、高価なだけに見た目がうるわしい。
道の駅で威張りも効くし、クロームメッキを磨く楽しみもある。
たとえばCBR250RRは80万円という250ccとしては驚くほど高額です。
けれどメッキを磨く楽しみはありません。
CBRには緻密な工業製品の美しさを感じますが、高級感とは違う。
それにバイクはやはり鉄馬。CBRでもメッキには勝てない。
で、だから何?
他人に見せびらかすために、バイクに乗ってるの?
自分が選んだバイクにもっと自信を持とう。
他人は他人、自分は自分。
バイク、排気ごとに楽しみ方は違う
![バイク排気量の定義](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/12/many_R.jpg)
バイクは、大は小を兼ねないし、小が大を兼ねることも無い。
排気量毎に、違った楽しみ方があります。
自分に合った排気量を選んで楽しめばいい。
- 大排気量 ・・・パワー
- 中排気量 ・・・丁度いい
- 小排気量 ・・・安い×軽い=楽しい
大排気量(750cc以上)
どの排気量から上を『大排気量』と呼ぶかに議論はあるだろう。
けれど、ナナハンはかつての最大排気量。
日本では、バイクメーカの自主規制で750cc以上のバイクは存在しなかった。750cc以上を大排気量としよう。
![大排気量](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/05/cbr1000rrr_R.jpg)
大排気量の魅力
パワーと押し出しに憧れを抱いている人は多い。
例えばCBR1000RR-RのパワーウエイトレシオはGTRの三分の一しかありません。NINJA H2Rならもっとすごい。
- CBR1000RR-R 0.92kg/PS
- NISSAN GTR NISMO 2.87kg/PS
こんなパワーを手に出来るのは大排気量ならでは。
中排気量(250cc~750cc)
中排気量の定義に異論はないはずだ。
『400cc以上だろ』と言う人が居るかもしれないが、もはや400ccに存在意義は無い。
![中排気量](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/05/cb400sf_R.jpg)
CB400SFだけは、別物
自動車学校でお世話になった人も多い。
日本バイクの頂点。伝統工芸の域に達してます。
経済産業省が保護・保存しても良いレベルです。
伝統的工芸品産業の振興に関する法律に基づき、「伝統的工芸品」指定を嘆願しよう
中排気量の魅力
丁度よさ。
高速道路を含めて、日本の道でパワー不足となる道は無い。
もちろん200km/hなんて考えてません。命と免許が惜しくない人は、お好きに。
600ccを選ぶ人は通だと呼ばれて、悦に入ったりもします。
小排気量(250cc以下)
250cc以下は区分が多い。
50cc以下
![50cc以下](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/05/dunk_R.jpg)
自動車免許で乗れるのがメリットで、
2段階右折・30km/h制限とドMには堪らない仕様。
マニア専用なのでノーマルな人は近づいてはならない。
お前だけはダメだ。
小排気量ではあるが今後の議論からは外します。
50~125cc
![50~125cc](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/05/pcx125_R.jpg)
安い×軽い=楽しい
気負いなく、気軽に普段使いできる。
130kgほどの軽さなので、思い通りに振り回せるのもいい。
行き止まりに迷い込んでも、力づくで引きずってUターンも可能!
何より、安い!
100万円以上の高級バイクは、傷つけないよう気疲れするしね!
小型二輪免許で乗れるのもメリット。
最近の法改正により最短2日で免許が取れるようになった。
高速道路に乗れないのがデメリットだが、一般道では流れをリード出来るパワーが有る。
125cc~250cc
![125cc~250cc](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/05/20_rebel250_R.jpg)
高速道路に乗れ、かつ車検の無いのがメリット。
普通二輪免許が必要だが、バイク好きには問題とはならない。
高速道路で非力なのがデメリットだが、流れに乗る分には不足は無い。
150ccバイクが最近、流行っている。
⇒【どっち】150ccスクーターのPCXに2年乗って解った125ccとの違い!
余談ですが、『ml』と『cc』の違いをご存じですか?
- mlは、10cm×10cm×10cm=1L
の千分の1 - ccは、1cm×1cm×1cm=1cc
ベースの単位が、10cmか1cmかの違いです。
世界の統一単位「国際単位系(SI)」では『cc』の使用が認めらないので、いずれ消えゆく運命です。
馬力『PS』が『kW』に変わると同じです。
馬力とかccと言うと、オヤジ認定される日は近い。
125cc・250ccバイクは安い×軽い=楽しい! まとめ
![125cc・250ccバイクは安い×軽い=楽しい! まとめ](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/12/happy2_R.jpg)
小排気量バイクは、大排気量に比べデメリットに感じる部分は有ります。
けれど、
安い × 軽い = 楽しい
初めてバイクに乗ったあの感動は、小排気量のトコトコの中にあります。
バイクの楽しさは、不自由を楽しむこと。
屋根もエアコンも無いバイクが好きということは、
不自由の中で自由を楽しむこと
![エクスカリバー](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/05/game_ken_R.jpg)
至れり尽くせりの、お気楽な大排気量が良いのなら、
エクスカリバーを持ってゲームをはじめよう。
どんな敵でも一撃で倒せるけど、楽しいかな?
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