50ccバイクは規制が多くて不便です。
- 30km/h制限
- 2段階右折
この不便さから解放される125ccが『情報通の乗り物』とされてきました。
しかし、最近150ccのバイクが増えてきた。
世界標準では、250ccの下のクラスは150ccなのです。
125ccにホンのちょっと足すだけで、どこでも走れるようになる。
- 自動車専用道路も走れる
- 高速道路も走れる

でも150ccはファミリーバイク特約が使えないから
保険料が高くて損なのでは?
そんな疑問を解消します。
長く乗るのなら、125ccと150ccの保険料の差は気にならない。
150ccバイク任意保険と125ccファミリーバイク特約の比較
125ccと150ccの保険料の差は、ファミリーバイク特約と任意保険の保険料の差です。
結論から言うなら
一般にファミリーバイク特約の方が安いと思われてますが、ケースバイケース。
任意保険の方が安くなるケースも多い。
- 25歳以下は、ファミバイ特約の方が安い
- 任意保険は、等級が進むとファミバイ特約より安くなる
- ファミバイ特約の人身傷害タイプは、保険料メリットが薄い
- ファミバイ特約には車のロードサービスは使えない
- 『ファミバイ特約+ロードサービス』は任意保険の方が安い

ファミリーバイク特約と任意保険の比較
ファミリーバイク特約と150ccの任意保険料の保険料の年次変化グラフです。

26歳以上
対人:無制限
体物:無制限
搭乗者傷害:200万
25歳以下は、ファミバイ特約の方が安い
25歳以下、特に20歳以下は、任意保険がとても高い。
最低の保障でも10万円以上/年の保険料なのでファミリーバイク特約しかあり得ない。
最近の任意保険はリスク配分型なので事故率が高い層の保険料が高いためです。
20歳までは125ccで腕を磨くのがおすすめ。
任意保険は、条件により保険料が変わる
任意保険はリスク分散型なので、条件によって保険料は違います。
齢・性別・地域などの条件の計算方法は保険会社で違うので、
同じ保障でも保険会社によって、保険料は結構差があります。
自分の条件ならどこが一番安いのか比較するのは、比較サイトが便利です。
何度も同じことを入力せずに済む。
もちろん、完全無料でセールス電話も掛かって来ません。
個人情報を入力するのですから、怪しげなサイトには入力できません。
東証一部上場のSBIホールディングス株式会社が運営する保険の窓口インズウェブはプライバシーマーク 認定業者です。
個人情報保護方針、個人情報の取り扱いについても公開されてます。
信頼できる比較サイトと言えます。
そして、バイク保険の大手3社(アクサダイレクト・チューリッヒ・三井ダイレクト)を含め8社が参加しています。主要8社を全て参加している一括見積は他に有りません。
- アクサダイレクト
- チューリッヒ
- 三井ダイレクト
- 共栄火災
- 損保ジャパン日本興亜
- AIG損保
- 三井住友海上
- あいおいニッセイ同和

任意保険は、等級が進むとファミバイ特約より安くなる
任意保険は年々割引が増えるので、数年でファミリーバイク特約より安くなります。
任意保険は無事故で一年経過すると、等級が上がって保険料の割引率が増えます。
年齢・居住地で変わるけれど、だいたい10等級になるとファミリーバイク特約より安くなります。
通学で3年限定ならファミバイ特約
バイクに乗る期間が決まってる場合は、ファミバイ特約がおすすめです。
通学の3年限定とか、2年後には転勤が決まっているとか。
バイクに長く乗るつもりが無ければ、任意保険の等級は関係ありません。
バイクを趣味として長く乗るなら任意保険
バイクは自由を与えてくれる素晴らしい趣味です。
70歳になっても現役のライダーも珍しくない。
長く乗るなら、割引率が増えていく任意保険が断然得です。
5年程度が逆転します。
その後、70歳までお得が続く。

ファミバイ特約の人身傷害タイプは、任意保険と保険料は変わらない
ファミリーバイク特約には2種類あり保障内容が違います。
- 自損事故タイプ
- 人身傷害タイプ
断然、人身傷害タイプがおすすめですが、
その分掛け金は高く、任意保険と変わらない金額です。
であれば、年々安くなっていく任意保険の方が得です。
自損事故タイプ
相手がいる事故は、保障されません。
自爆した事故のみの保障です。
相手がいる事故で、100%相手が悪ければ100%相手が保証してくれるから大丈夫です。
しかし100%相手が悪いという事は有り得ないので、
自分の過失割合分は保障されず自腹となります。
70:30で自分の過失割合30であれば、70%は相手から貰えますが30%が自腹です。
また、保障金額は部位症状別に決まった固定金額です。
例えば腕の骨折なら10万円のように決まってます。
治療にそれ以上の費用が掛かったとしても保障されません。
人身傷害タイプ
相手がいる事故でも保障されます。
最大保証金額を限度に、治療に掛かった費用は全額保障されるので安心です。

ファミバイ特約には車のロードサービスは使えない
ファミリーバイク特約のバイクでツーリングに出掛け、出先で動かなくなってもロードサービスは使えません。
車の保険のロードサービスは、車だけ。ファミリーバイク特約のバイクは対象外です。
出先でバイクが動かなくなったら、実費でJAFを呼ぶか、家まで押して帰るか。
JAFは、会員外のロードサービスもしてくれるが15,000円以上かかる。
バイクを通勤通学、街乗りでしか使わないのなら、百歩譲ってもいいけれど
ファミリーバイク特約のバイクでツーリングに行く気にはなれない。
4,000円の年会費でJAFに加入しておこう。
任意保険は車の保険だけど、JAFは人単位の加入です。
バイクでも車でもレンタカーでも、JAF会員なら全て保障されます。
『ファミバイ特約+ロードサービス』は任意保険の方が安い
前述のグラフにJAFの会員年会費4,000円を足すと、ファミリーバイク特約の方が高くなってしまいます。
ツーリングする予定があるなら、任意保険の方が得です。
ただし、25歳以下の場合は『ファミリーバイク特約+JAF』の方が安い場合もある。

事故を起こさない人

事故を起こさないからファミリーバイク特約も任意保険も不要だ!!
MotoGPレーサーでも公道では避けきれない事故があります。
カーブでショートカットしてくる車や、突然飛び出してくる子供。
バイクの直前に子供が飛び出して来てぶつかっても、バイクの過失80%です。
それでも、自分は避け切れる!、と考えるなら頑張ってください。
過失割合の詳細はここに。

好きにして下さい。
ただし、近づかないでください。

ファミリーバイク特約の詳細
車の任意保険の特約としてバイク保険が付帯できます。
- 125cc以下のバイクが対象
- 車の保険に年齢制限があってもバイク特約は全年齢が対象
- 家族のバイクなら何台でも対象
- 同居してない未婚の子供も対象
- 人身傷害補償タイプと自損事故タイプの2種類がある
- 自損事故タイプは、相手のいる事故は保障されない
- 人身傷害補償タイプは、相手のいる事故も保証される
- 保険料は固定額で、継続年数により割引にならない。
- バイク事故を起こしても保険料は変わらない
- 保障内容は、自動車保険の内容
125cc と 150cc の比較 (保険料) まとめ
125ccのファミリーバイク特約の方が安いとは一概には言えない。
150ccの任意保険の方が安くなる場合もある。
- 25歳以下は、125ccファミバイ特約の方が安い
- 150cc任意保険は、等級が進むと125ccファミバイ特約より安くなる
- ファミバイ特約の人身傷害タイプは、保険料メリットが薄い
- ファミバイ特約には車のロードサービスは使えない
- 『ファミバイ特約+ロードサービス』は任意保険の方が安い
- 長く乗るなら、125ccでもファミリーバイク特約より任意保険がおすすめです
ファミリーバイク特約は何年経っても定額ですが、任意保険は割引率が上がり数年で逆転します。 - 125cc・150ccで保険料は大差ありません
自分に合った保険会社を選べば、150ccでもファミリーバイク特約並みの保険料は見つかります。 - 25歳以下か、125ccバイクを複数所有してるならファミーバイク特約
固定料金が生きてくるパターン
保険会社によって、同一条件でも保険料は変わります。
バイク保険はリスク細分化型で、保険会社によってリスク計算が違うためです。
保険会社を比較するならココ!
完全無料で、面倒なセールス電話は一切掛かって来ません。
プライバシーマーク 認定業者が運営する安心できるサイトです。
口インズウェブは、自動車保険の比較も出来る。
バイクのついでに、自動車保険で損してないかチェック!
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