今、新車で買える日本メーカの原付2種スクータは、
ホンダ・ヤマハ・スズキに12機種あります。
![](https://pcxgo.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
どのスクーターが最強なの?
そんな疑問を解消します。
1位:HONDA ベンリィ110
2位:HONDA PCXハイブリッド
3位:HONDA PCX
こんな内容を知って、スッキリしよう。
最強の定義はいろいろあります。
- 最高速度
- 0-400m加速
- 0-100km/h加速
- サーキットのタイム
- 航続距離
- 販売台数 などなど
今回は、満タンで何キロ走れるか、航続距離で原二最強を決めます!
航続距離が長いと、給油回数が減って便利だし、
山間部のツーリングでも安心で心強い!
最強の125cc原二スクーターは、HONDA ベンリィ110
![最強の原二スクーターは、HONDA ベンリィ110](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2021/12/benry110-2_R.jpg)
燃料満タンで何キロはしれるか?
航続距離の定義は
『WMTCモード値 × タンク容量』
とします。
簡単に言えば、実使用に即した走行パターンでの燃費。
カタログデータから航続距離が最強なのは
1位:HONDA ベンリィ110 503km
2位:HONDA PCXハイブリッド 415Km
3位:HONDA PCX 405Km
HONDAが3位までを独占です。
燃費はYAMAHAアクシスZが一番良いのだけれど、
タンク容量の差でアクシスは下位に沈んでしまう。
車種 | WMTCモード値 (km/L) |
タンク容量 (L) |
航続距離 (km) |
|
1 | YAMAHA トリシティ125 | 43.6 | 7.2 | 313.9 |
2 | YAMAHA シグナスX | 37.3 | 6.5 | 242.5 |
3 | YAMAHA NMAX | 43.6 | 6.6 | 287.8 |
4 | YAMAHA アクシスZ | 54.6 | 5.5 | 300.3 |
5 | HONDA リード125 | 50.0 | 6.0 | 300.0 |
6 | HONDA ディオ110 | 54.0 | 5.2 | 280.8 |
7 | HONDA PCX | 50.7 | 8.0 | 405.6 |
8 | HONDA PCXハイブリット | 51.9 | 8.0 | 415.2 |
9 | HONDA ベンリィ110 | 50.3 | 10.0 | 503.0 |
10 | SUZUKI アドレス110 | 48.9 | 5.2 | 254.3 |
11 | SUZUKI アドレス125 | 51.0 | 6.0 | 306.0 |
12 | SUZUKI スウィッシュ | 50.1 | 5.5 | 275.6 |
12台の最高出力、価格なども比べてみると、
- 最高出力 最強:HONDA PCXハイブリッド 12+1.9PS
- 低価格 最強:SUZUKI アドレス110,125 225,500円
- 低シート高 最強:HONDAベンリィ110 710mm
PCXハイブリッドは、まあ納得。
アドレスが健在なのも、納得。
ここでもベンリー110が出てくるので、やはり最強はベンリー110ですね。
(PCX最強にならずに残念がってる訳ではない)
車種 | シート高 (mm) |
最高出力 (PS) |
価格 (円) |
排気量 (ml) |
空冷 水冷 |
|
1 | YAMAHA トリシティ125 | 765 | 12.0 | 423,500 | 125 | 水冷 |
2 | YAMAHA シグナスX | 775 | 9.8 | 335,500 | 125 | 空冷 |
3 | YAMAHA NMAX | 765 | 12.0 | 357,500 | 125 | 水冷 |
4 | YAMAHA アクシスZ | 770 | 8.2 | 247,500 | 125 | 空冷 |
5 | HONDA リード125 | 760 | 11.0 | 315,700 | 125 | 水冷 |
6 | HONDA ディオ110 | 750 | 9.0 | 235,400 | 110 | 空冷 |
7 | HONDA PCX | 764 | 12.0 | 348,700 | 125 | 水冷 |
8 | HONDA PCXハイブリット | 764 | 12+1.9 | 440,000 | 125 | 水冷 |
9 | HONDA ベンリィ110 | 710 | 7.9 | 286,000 | 110 | 空冷 |
10 | SUZUKI アドレス110 | 755 | 8.8 | 225,500 | 110 | 空冷 |
11 | SUZUKI アドレス125 | 745 | 9.4 | 225,500 | 125 | 空冷 |
12 | SUZUKI スウィッシュ | 760 | 9.4 | 324,500 | 125 | 空冷 |
今回の基準ではヤマハが振るわなかったけれど、
違う切り口ならモチロン、別の結果になります。
カッコよさ最強とかね!
(ヤマハファンに忖度している訳ではない)
エントリー12台の特徴
![エントリー12台の特徴](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/11/lion12_R.jpg)
1.YAMAHA トリシティ125
![YAMAHA トリシティ125](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/11/tricity_R.jpg)
次世代コミューター。
3輪の安定感は、2輪バイクとは別次元です。
極低速でもフラつかないし、雨の日のコーナリング安定性も抜群。
ネガは大柄で重いこと。
すり抜けや保管場所には気を使う。
乗ってみたい人は多い。
2.YAMAHA シグナスX
![YAMAHA シグナスX](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/11/cygnus-x_R.jpg)
足元フラットで12インチタイヤ、スクーターらしい王道のバイク。
前後ディスクでスポーティさをプラスした、元気のいいモデルです。
次期シグナスは台湾では既に発表済み。
水冷エンジンに切り替わりNMAXと同等性能になる見込みです。
日本導入時期は未定。
足元フラット好きは、待ち遠しいに違いない。
3.YAMAHA NMAX
![YAMAHA NMAX](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/11/nmax_R.jpg)
トリシティを除けば、ヤマハの最上級125ccスクーター。
PCXとともに、原二クラスを盛り上げてます。
PCXより小さいタイヤ、元気な可変バルブエンジンにより
運動性能でPCXと差別化している。
装備のPCX、運動性のNMAX。
4.YAMAHA アクシスZ
![YAMAHA アクシスZ](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/11/axis-z_R.jpg)
ヤマハ原二スクーターのボトムライン。
しかし、今回選んだ現行原二の12車種中もっとも燃費が良く、侮れない。
10インチタイヤのコンパクトなモデルのため、街乗りで真価を発揮する。
小回り性も良いので、通勤通学用途には最適な一台。
小ささ故に、ツーリングには向かないが、元々想定はしていないだろう。
5.HONDA リード125
![HONDA リード125](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/11/lead125_R.jpg)
最大の特徴は、大容量37Lのラゲッジボックス。
フルフェイスヘルメット2個を収納可能。
10インチタイヤ小さなタイヤの、昔ながらの原二です。
6.HONDA ディオ110
![HONDA ディオ110](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/11/dio110_R.jpg)
ホンダ原二では、最も安い。
けれど、PCXと同じく14インチタイヤでアイドリングストップも搭載。
日々の暮らしに役立つ、お買い得なモデル。
7.HONDA PCX
![HONDA PCX](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/11/PCX_R.jpg)
ホンダ原二のフラッグシップ。
アイドルストップ、スマートキーの豪華装備と大柄ボディの世界戦略モデル。
従来の原二にあった、コスト最優先のイメージは微塵も無い。
大柄なので、小回りは得意ではない。
8.HONDA PCXハイブリット
![HONDA PCXハイブリット](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/11/PCX-hybrid_R.jpg)
PCXにハイブリッドが付いて、鬼に金棒!
加速時しかモーターアシストしないが、125ccで150ccの加速感を得られる。
弱点は、バッテリーのために狭くなったラゲッジサイズと、トリシティを上回る価格。
選択肢に入るか否かは、ハイブリッドの付加価値の考え方しだい。
9.HONDA ベンリィ110
![HONDA ベンリィ110](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/11/benry110_R.jpg)
荷物の積載量と10L燃料タンクが特徴。
一応2人乗りOKだが、荷物を積むのがメインのリアデッキを備える。
低重心設計なので、荷物を満載しても安定して走れる。
前後にキャリアを搭載したプロ使用もラインナップされている。
荷物を積まずに走ると、なんだか違和感がある。
10.SUZUKI アドレス110
![SUZUKI アドレス110](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/11/address110_R.jpg)
前後14インチタイヤのアドレス110。
路地裏を小回りするよりは、ゆったりと走るのが向いている。
とにかくコンパクト設計なので、大柄な人は狭く感じるかもしれない。
値段も同じなので、アドレス125の方がおすすめ出来る。
11.SUZUKI アドレス125
![SUZUKI アドレス125](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/11/address125_R.jpg)
前輪12インチ、後輪10インチなので低重心で小回りが利く。
通勤通学のすり抜け用途には、おすすめ。
絶対的な速さは最近のNMAX,PCXには敵わないが、機動性ではまだ勝負できる。
外見は昔ながらのスクーターなので、所有感を求めてはいけない。
12.SUZUKI スウィッシュ
![SUZUKI スウィッシュ](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/11/swish_R.jpg)
空冷エンジンに10インチホイールの原二。
プラス2万5千円で『リミテッド』にすると、防寒3点セットが付いて来る。
冬でも乗る人は、リミテッドがおすすめ。
- グリップヒーター
- ナックルバイザー
- シートヒーター
125ccも、盗難対策は必ずしておこう
最強の原二スクーターはどれ? まとめ
![の原二スクーターはどれ? まとめ](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2021/12/sleep-1_R.jpg)
現行量産中の国産スクーター12機種で、
最強の航続距離を誇るのは、『ホンダ ベンリィ110』の503km。
1回の給油で500kmも走ってしまう。
大型バイクの標準的な17Lタンクでも、500km走るバイクはまず見掛けない。
つまり、125cc原二は大型バイクにも負けてないってこと!
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最強スクーターに乗り換えるなら、