バイクに収納を追加したいが、見た目を気にする人は多い。

トップケース・リアボックスをつけると
生活感が出るよね?
そんな悩みを解消します。
トップケースを取り付けるメリット
- 積載王になれる
- カギが掛かる
- 雨でも安心
トップケースを取り付けるデメリット
- 生活感が出る
他人の目を気にして生きるの? - バイクカバーが寸足らずになる
- 乗り降りしにくくなる
おすすめ4選の比較
- GIVI
- SHAD
- kijima
- HONDA純正
PCXに取り付ける方法
こんな内容を知って、スッキリしよう。
スタイリッシュなリアボックスが、たくさんあります。
デメリットに比べ、メリットが圧倒的!
もっと早くつければ良かったと、必ず後悔します。
トップケース・リアボックスのメリット・デメリット

PCXにトップケース・リアボックスを付けると、もう2度と手放せない。
もちろんメリットばかりじゃない。
けれど、メリット・デメリットを見比べてみて欲しい。
デメリットが取るに足りないことが解ります。
トップケース・リアボックスを取り付けるメリット

カギが掛かるハードケースなのがメリットです
- 積載王になれる
- 雨でも平気
- バイクを離れても平気
- 収納容量が40Lも増える
- 防水なので雨が降っても平気
- カギが無いと開けられないので安心
- カギが無いと持ち去れないので安心
- 型崩れしないので中身が傷まない
- ワンタッチで取り外しができる
リアボックス以外には、シートバッグやネットで荷物積載が考えられます。
けれど、リアボックスの防水性・防犯性にはとても太刀打ちできない
ツーリングで宿に付いたら、『パチン』と固定を解いて
そのまま持ち手を持って、チェックインできる便利さもイイ。
トップケース・リアボックスを取り付けるデメリット

見た目を気にする人は多いけど、
他人のバイクを気にする人は、いない
リアボックスのデメリットはこの3つ。
- 生活感が出る
- バイクカバーが寸足らずになる
- 乗り降りしにくくなる
1.生活感が出る
PCXはCBR1000RRじゃないんだからハードルは低い
見た目を気にする人は多いけれど、、最近のリアボックスは良く出来てます。
見た目も頑張ってるし、開け閉めの機能性もいい。
ホムセンボックスを縛りつけてるイメージとは全然違います。
メリットに比べたら、見た目は重箱の隅。
取り付けてしまえば、似合ってるとすら思えてきます。
だいたい、他人の目なんて気にする必要なんてない。
あなたのバイクです
他人に迷惑を掛けないのなら、何をしても自由
他人の評価なんて、どうだっていい
2.バイクカバーが寸足らずになる

背が高くなるので、バイクカバーが寸足らずになるのは確かです
買う順番を間違えて、先にリアボックスを買わなかったのが残念です。
リアボックス対応のバイクカバーを買わなかった自分を責めるしかない。
でもホイールが下から除くだけなので、気にしない気にしない。
次にバイクカバーを買い換えるときに、BOXを考慮したタイプにすればいい。
3.乗り降りしにくくなる

スクーターに乗るときに、足を振り上げる人は見た事無い
前から足を回せば、乗り降りに懸念は無い
またがるタイプのバイクの場合、リアボックスと振り上げた足が干渉する。
気を付けないと、リアボックスにハイキックが命中する。
まあ、慣れなので、足を折り畳みながら振り上げるのが、無意識に出来るようになる。
それに、前から足を回せるPCXには関係ない話。
車では無く、バイクである意味


バイクに収納を後付けするくらいなら、
車にのればいいのでは?
車なら、もっと収納が可能だし屋根もエアコンも付いてる。
立ちゴケすることも無い。
けれど、バイクと車では見える風景が全く違います。
車の中からは、何も感じられない。
季節感もその土地の匂いもわかりません。
車は移動の道具でしか有りません。
なぜ、バイクなのか、答えはココ
おすすめのトップケース・リアボックスを比較

PCXにトップケースを付けようとすると、候補に挙がるおすすめメーカは3つ。
メーカと代表的なおすすめケースを紹介します。
- GIVI
- SHAD
- キジマ
- HONDA純正
ケースごとにPCXへの取付ベースも変わるので、取り付けに注意。
どれにするかは、サイズとデザインの好みで選べばいい
機能的にGIVIとSHADの大きな違いは、
『カギを掛けずにフタを締められるか、否か』
だけど、外観で選んでも後悔はしない
1.GIVI


イタリアに本拠がある世界一のケースメーカー。
スタイリッシュな形状が特徴で、トップシェアを誇る。
GIVIには2つのシリーズがあります。
- 市販のキャリアは取り付け可能な『モノロック』シリーズ
40L程度までの小型ケース
最大積載量3kg - 車種専用の取付けを使う『モノキー』シリーズ
40Lの大型ケースがメイン
最大積載量10kg
主に大型バイク向け
PCXには、モノロックが適合します。
30LクラスのGIVI
通勤・通学、街乗りなどの日常生活で使うなら、30Lクラスが使いやすい。
大きすぎて持て余したり、すり抜けで気を使うこともも無い。
30L程度であれば、荷物を載せても操安が大きく変わることも無い。
荷物が多いなら、37Lがおすすめ。
このリアボックスは、バリエーションが多い。
- スモークレンズ・レッドレンズ
- ブラック塗装・ホワイト塗装・未塗装
あなたは、どのバリエーションを選びますか?
40LクラスのGIVI
40Lの大容量は、旅を豊かにしてくれる。
角ばったタイプは、デッドスペースが生まれにくい。
だから、丸まったタイプより物がたくさん入るのが嬉しい。
43Lあれば、道の駅で大人買いしても良いし、2~3泊の荷物も余裕で入る。
GIVI 取り付けベース
GIVI専用のPCX取り付けベース。
専用設計ならでのフィッチングで、取り付けに苦労することは無い。
強度にも定評があるので、安心して使える。
デイトナの汎用キャリア。
スチール製電着黒塗装仕上げの足に、アルミ製黒塗装仕上げのトッププレートを合わせている。
デイトナはGIVI製品を取り扱ってるので、当然のようにGIVIがポン付けできる。
ケースを付けていないときも、キャリアとして使いやすい。
モノロックケースB37をPCXに取り付つけた(^-^)かなり便利😄#GIVI#モノロックケースB37#PCX pic.twitter.com/vSrwxOE5by
— えい⇒GSX-S125⇔PCX125 (@eizirou107) November 17, 2019
2.SHAD


スペイン発祥のケースメーカー。
バイクメーカーの純正ケースは、SHADであることが多い。
GIVIと比較すると、派手さは無いが堅牢でお値段控えめ。
SHADはフタと車体固定が別構造
SHAD最大の特徴は、カギを使わずにケースの開閉が可能なこと
- SHADはカギをしなくてもふたを開閉できる
- GIVIはカギをしないとふたを閉じられない
GIVI方式を面倒と感じるか、カギのかけ忘れ防止と感じるか?
GIVIは、ケースのフタと車体への固定が共通になってます。
このため、ケースカバーにカギを掛けないと車体に固定できい。
しかし、SHADはケースを車体に固定する構造とフタのカギが別構造です。
フタにカギをしなくても車体に固定できて、ワンタッチでフタが開く。
GIVIはフタにカギをし忘れることが無いので、安全と言えば安全。
だけれどいちいちカギで開閉するのが超絶面倒です。
SHADなら、ポンと放り込むだけ。
もちろん、後からカギを掛けることもできる。
カギの締め忘れ防止の安全性を優先するなら、GIVI
ポン、と放り込める利便性を優先するなら、SHAD
30LクラスのSHAD
普段使いサイズのSHAD。
このSH33もカギを掛けずにキーを抜くことができます。
いちいち施錠するのが面倒と感じるなら、SHADがおすすめ。
40LクラスのSHAD

SHADの定番といえば、このSH40。
40Lの大容量かつスクエアな形状なのが特徴です。
このシンプルな形状を見ての通り、ケースが主張しすぎないのが嬉しい。
当然、施錠しなくてもキーが抜ける。
SH40を実際にPCXに使用しています
- 大きさが丁度いい
大容量だけど持て余さない - 施錠せずに運用できるのが極楽
貴重品を入れたり、長時間離れるときはカギをします
しかし、チョットした買い物などはカギをする手間が無くてラクチン
他人のトップケースのカギを確かめる人はまず居ない
SHAD 取り付けベース
SHADがポン付けできる数少ない取り付けベースの1つ
重くて頑丈なのが特徴です。
疲労破断とは無縁なので、どんな荒れた道でも突っ込んでいけます。
SHADがポン付けできるのが有難い。
GIVIとSHADの比較は、ココ
PCX 帰って来たので
ロングスクリーン shad取り付け
一服 pic.twitter.com/wiSxvHzdq0— hirokan (@hirokan59940186) November 1, 2020
キジマ リアボックス 50ℓ K-22


安価で大容量で信頼できるケースなら、キジマ50L
GIVI・SHADの半額以下で50Lが手に入ります。
50Lあるのでフルフェイスが2個楽々。
ロングツーリングにも頼もしい。
もちろん、GIVI・SHADのような所有感を求めるのは酷です。
だけど、中華にありがちな弱弱しさを感じずに、十分実用的!

実際に使ってみました
50Lは広大です
イスやテーブル、バーナーなどのキャンプアイテムも苦も無く飲み込む
銭失いにはなりません
キジマ取り付けベース

※
基本的にキジマはGIVI互換の取り付け方法なので、GIVI適合のキャリアが使えます。
ケースを低価格に抑えたのだから、キャリアにこんな選択無名のアルミもいい。
アルミ合金なので見栄え良くサビの心配も無い。
軽量なのも嬉しい。
個体差なのか微妙に数ミリ、キジマの取付穴と合いませんでした
しかしアルミなので簡単に100均やすりで削れる
心配いらない
3.HONDA純正
せっかくPCXはキーレスなのだから、トップボックスもキーレスで開閉したい。
4代目PCX(JK05,KF47)では、その願いが叶います。
3代目PCX (JF81,KF30)用
ホンダ純正オプションのケース。
ホンダ純正のトップケースは、キーシリンダー交換でバイクのキーと同じキーで開閉できるのが最大のメリット。
余分なキーをぶら下げる必要が無い。
しかし、キーレスになったPCXはキーシリンダーを変える意味は有りません。
ひいてはホンダ純正のケースを選ぶ意義も薄くなりました。
4代目PCX(JK05、KF47用)は、キー無しBOX

2021年の4型PCXは、スマートキーシステムと連動したケース!
キー操作無しで、ボックスの解錠が可能です
スマートキーを持っていれば、リアキャリア下のスイッチを押すだけでケースが開きます。
3型用ケースのネガを潰してきました。
これなら、キーはポケットに入れっ放しで荷物の出し入れ可能ですね。
課題は、他社の倍以上する値段だけ。
容量 35L
リアボックスの容量と各社の比較

PCXにあうボックス容量
PCXに合うケースは、見た目と容量のバランスから40Lまで
異論は認める
40L以上の容量のケースを乗せるとケースの大きさが浮いてしまいます。
もちろん、見た目を置いておいて、より容量を取って50Lに行く選択もある。
もともと、トップケースを付ける時点で、ある程度見た目は捨ててるのだからね!
ただ、大きなケースを付けるときは『バランスにを崩して立ちごけ』、に気を付けよう。
大きなケースを付けると、重量物でバイクの操安バランスを崩しがちだから。
おすすめはスクエアな形状のケース

写真のように全体に丸まった形状のケースは、四角いものを入れるとデッドスペースが出来るのが気になる。
容量ほど入らない気がするので、スクエアなケースがおすすめ。
GIVIとSHADの比較は、ココ
PCXにSHADリアボックスを取り付けた外観

モノトーンで地味ですが、統一感は有る。
トップケース、スクリーン、グリップヒーターの3種の神器 +ハンドルカバー。
四神 状態です。
SH40のオプションパーツ
SH40に拡張オプションをつけて楽しむのもいい
- 天面の色を変える交換用パネル
- ケース上に物を載せれるようにするパーツ
タンデムするなら、バックレストをつけたい
荷物が多いなら、トップケースの上にも乗せれれるようにしたい。
SHADリアボックスのオプションとPCX(JF81,KF30)への取り付け方法

リアボックス取り付けで気を付けるのは、カウルを割らないこと
PCX(JF81,KF30)に取り付け作業の差異は有りません。
PCXのカウルは知恵の輪状態です。
カウルのツメやねじが隠されてるので、適当にやろうとすると
必ずカウルを割って悲しい思いをする。
クラブレールカバーの取り外し

・赤丸部のプラスねじを2つ外します。
・内張りはがしをクラブレールカバー周辺にねじ込んでクラブレールカバー全体を浮かします。
(この写真は既にクラブレールカバーリッドが外れて、キャリア取付穴が出てますね)

クラブレールカバー先端には、真下に向けてツメが刺さってます。
先端を上に引っ張ってツメを外してから、全体を後ろにずらしてクラブレールカバーを外します。

クラブレールカバーリッドの取り外し
裏側からプラスねじで取り付けてあるクラブレールカバーリッドを、ネジをはずして取り去ります。

リアキャリア取り付け
リアキャリア取り付けねじ穴が露出したので、クラブレールカバーを元に戻してリアキャリアベースを取り付けます。

キャリアベースの上にアタッチメントを4個のねじで止めます。

その上に化粧板を嵌めれば完成です。

概要だけ見ると簡単だけど
カウルには細かいツメがたくさんついてます
力づくではがすと、必ずカウルを割ってしまう
カウルの構造をよく理解して、イメージトレーニングしよう。
カウル脱着の詳細はココ
- PCXカウル外し方 フロントカウル(JF81、KF30)
- PCXカウル外し方 サイドカウル(JF81、KF30)
- PCXカウル外し方 リアカウル(JF81、KF30)
- PCX 外装の取り外し(メータパネル)
- PCXカウル外し方 完成編 (JF81、KF30)
SHAD リアボックスのインプレ
フルフェイス(SHOEI Z7)がすっぽり入ります。
2個入りそうな勢いです。

内部はフラットで四角く、突起も無いので色々詰め込める
シート下収納は、熱気がこもる。
だから、シート下に入れるのがためらわれる食品などはトップケースに入れてます。
シート下とトップケースをお使い分けれるのは、便利!
シート下と合わせると100L近い広大なスペースが出来るので、3泊+お土産が余裕です。
米10kg入れて持ちはこぶのも余裕。
操安への影響

ハンドリングに全く影響有りません。
フロントの浮きで接地感が変わるとかも無い。
バイクを左右に揺さぶってみても、大きくバランスをくずすような素振りも有りません。
一応、メーカ公式は耐荷重3Kgですので、自己責任。
ケースの上にも積める

SHADは天面が水平なので、ネットを使えばトップケースの上にも積める。
ケースの上に荷物を積むアダプターを付けるための穴が有ります。
アダプターが無くてもネットを引っ掛ければイケます。
トップケース上の荷物を道路にまき散らさないよう気を付けて。
おすすめのトップケース・リアボックス まとめ

PCXにあうリアボックスで、メジャーなのはこの3つ。
- 4代目ホンダ純正
キーレスなボックスは惹かれるけど、値段がネック - GIVI
開閉のためにはキーを刺してロックを外さなけれならない - SHAD
ロック機構と開閉機構が分かれているのでキー無しで開閉できる
貴重品を入れなのであれば、ロックなしで運用可能です
ぱっと見、どうやってケースを開けるのか解らないのも防犯にいい
それぞれ特徴があります。
この3択なら、どれを選んでも後悔はしない。
もっと早くつければよかったという後悔は、あるけどね!

駐車したバイクに帰ってくる。
ケースを開ける。
お土産を入れる。
ケースを閉める。
走り出す。
午前4時、眠れずに~♪。バイクにキー差し込み~ ♪ 。(差し込まないけど)

ケースに放り込んで持ってきたコンビニサンドイッチ。
朝焼けの海を見ながら食べると格別です。
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