PCXにGIVIやSHADのトップケースを取り付けると、収納力が飛躍的にアップします。
見た目でちゅうちょするかもしれないけど、
付けたら世界が広がります。
シート下の収納と合わせれば、鬼に金棒です。

自分で取り付けられるの?
カウルを割りそうで怖いな!
そんな疑問を解消します。
- トップケースを選ぶ方法
- PCXのカウルの外す方法
- リアキャリアの取り付け方法
こんな内容を知ってスッキリしよう。
新型PCX(JF81,KF30)になって、少し取付が面倒になりました。
けれど、取り付け方を知っていれば難しくない。
イメージトレーニングしてからチャレンジしよう。
新型PCX(JF81,KF30) にトップケースを取り付ける
PCXにトップケースを取り付ける手順は4ステップです。
- トップケースを選ぶ
- リアキャリアを取り付ける
- 取り付けベースを取り付ける
- トップケースを取り付ける
1 トップケース選び
まずは、取り付けたいトップケースを選びます。
手に入り易くて、値段が手ごろで人気なのは、GIVIとSHAD。
機能的な差は無いので、見た目で選べばOK。
機能的な差は無いので、見た目で選べばOK
サイズは、大は小をかねる
けど、大きすぎるとバランスが悪くなるので40Lがマックス
好みのトップケースを選んだら、その下の『取り付けベース』を同時に購入すればOK。
リアキャリアはトップケースによって変わります。
好みのトップケースを選んでそれに合うリアキャリアを購入する形です。
取り付けベース = リアキャリア です。
どのトップケースを選んだとしても、PCXへの取付方法は同じです。
GIVI
SHAD
トップケース選びの詳細はココ
⇒おすすめのトップケース・リアボックスとPCXに取り付ける方法
2 リアキャリアをPCXに取り付ける
PCX(JF81,KF30)にリアキャリアを取り付けるためには、カウルの脱着が必要です。
やり方を間違えるとカウルを割ってしまう
カウルの構造を理解して落ち着いて作業すれば、容易な作業です。
心配であればバイクショップに取り付けを依頼することも出来ます。
この後の手順を見て、自分で出来そうか否かで判断しよう。
PCX(JF81,KF30)には、リアキャリア取付用のネジ穴が最初から開いてます。
ただ、そのネジ穴に化粧板がかぶせてあります。
その化粧板を取ってやればリアキャリアが取り付けられます。
しかし、化粧板をカウルの裏側からねじ止めしてあるのです。
そのため化粧板を外すにはカウルを剥がす必要が有るのです。
1 赤印のプラスねじ2つを取り外す
この作業で外すねじは2本だけです。
シートを持ち上げると見える、赤印のネジをサイズが合うプラスドライバーで取り外します。
(この写真は既に化粧板が取れてキャリア取付穴が見えてますが、気にしないで下さい)

2 クラブレールカバーを外す
内張りはがしを隙間にこじ入れて少しづつ浮かせてせて行きます 。

このクラブレールカバーの裏側は、こうなってます。
両先端に真下に刺ささる方向にツメが出てます。
内張りはがしでコジって、このツメを真上に抜くのです。
このツメが抜ければ、後は楽に外せます。

リアキャリア・トップケースを取り付けで難しいのはこの工程だけです。
カウルの裏にあるツメの位置・方向を考えて、
焦らずにゆっくりやれば誰にでも出来ます。
落ち着いて作業しよう
必ず内張りはがしを使ってカウルを少しづつ浮かして下さい。
金属製の内張りはがしはカウルを傷つけるので、プラスチック製の内張りはがしを使います。
このようなソフトタイプのプラスチック製だと、より安心です。
間違ってもマイナスドライバーで代用しようとは思わなこと。
カウルが傷だらけになる。
3 クラブレールカバーリッド(化粧板)を取り外す
クラブレールカバー が取り外せたら、裏側にプラスネジが見えるので外します。
クラブレールカバーリッド(化粧板)が取り外せます。
これで、 リアキャリア 取り付け穴が露出しました。

4 クラブレールカバー を元に戻す
クラブレールカバーを元の位置に戻して、上から手で押さえ『パチン』とはめます。
最後に、最初の赤印のネジ2つを締めれば、出来上がりです。
5 リアキャリア取付
どのトップケースを選んで、どのリアキャリアになったとしても、取り付け方は同じです。
4つのねじでしっかり固定するだけです。
SHADのトップケースの場合は、このようなリアキャリアになります。

これを、前の作業で露出したネジ穴4つにねじ止めするだけです。
こういった時のお約束!。
ねじは1つづつしっかり締めるのでは無く、対角線上のねじを少しずつ締めていきましょう。

3 トップケース取り付けベース の取り付け
取り付けベース 取り付け
リアキャリアに取り付けベースを付けて、黄印の4ねじで固定します。
4つのねじをどういう順番で締めるかは、前と同じです。

取り付けベース 化粧板取り付け
ねじを締めて、ガタつかない事を確認したら、上に化粧板を被せます。

4 トップケースを付ける
取説に従って、トップケースを乗せれば、完成です。
トップケースを持って揺すっても、異音やガタツキが無い事を確認しておきます。

PCXにリアキャリア・トップケースを取り付ける方法 まとめ
PCXにトップケースを自分で取り付けるには、カウルを剥がす必要があります。
カウル剥がしが、トップケース取り付けで一番大変な作業です。
これが出来れば、後は単純なねじ締めだけです。
PCXのメンテを自分でしようとすると、何処にでもカウル剥しが出て来ます。
必要なのは内張りはがしだけで、特殊な工具は要りません。
落ち着いて行えばだれにでも出来る作業です。
けれどカウルを割っては大変です。
この手順を見て難しそうだと感じられたなら、ショップに任せるのも一案です。
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