PCX(JK05・KF47)リアサス交換手順!【乗り心地の改善】

JK05 PCXリアサス交換手順PCX

4代目PCX(JI05・KF47)になって、リアサスは改善されました。

3代目よりは!

もうちょっと

乗り心地良くならない?

そんな疑問を解消します。

  1. PCXはリアサスが固め
    ⇒ グローバルモデルなので仕方ない
  2. 乗り心地良くしたい
    ⇒ 調整機能がついたリアサスに交換でHappy
  3. PCXのリアサス交換手順
    ⇒ カウル脱着がキモ、後は楽勝

こんな内容を知って、スッキリしよう。

乗り心地改善したいなら、リアサス交換がおすすめです。

特別な工具も必要ないし、時間を掛ければ難しくない。

1.PCXはリアサスが固め

PCXはリアサスが固め
  • 燃費
  • アイドリングストップ
  • キーレス

PCXを選ぶ理由は、数多い。

125ccとしては豪華装備のPCXは、どんな使い方にもおすすめ出来ます。

だけど、サスペンションがウイークポイントになってる。


固すぎ!

PCXはグローバルモデルなので、仕方なし

PCXはグローバルモデルなので、仕方なし

日本の綺麗な路面を1人乗りするには

サスペンションがハードすぎる

タイ・ベトナム・イタリア・ブラジル・ペルー。

PCXは、世界中で売られてます。

  • 2人乗り、3人乗りが当たり前な地域
  • 路面状態が悪くて、段差が当たり前な道


何があっても大丈夫なように、サスペンションが固めな設定になってます。

  • 60kg程度の1人乗り
  • 綺麗に舗装された路面

日本の環境で使うと、『固すぎ!』になるのは仕方ない。


かと言って、日本専用バージョンを作るほど、日本では台数が出ません。


日本のバイク需要は、世界の1%以下!

リアサス調整機能も無い

リアサス調整機能も無い
HONDA CB400SF取説を引用

PCXは、リアサスペンション調整が出来ない

いくらPCXが豪華装備だと言っても、リアサスペンションに調整機能はありません。

250cc以上のバイクでは一般な、リアサスのプリロード調整機能も付いてない。


乗り心地改善のため、PCXに出来ることは有りません。

PCXの乗り心地を良くする方法

PCXの乗り心地良くする方法

3代目PCXから4代目PCXに乗り換えた第一印象は、

腰に優しくなった!

4代目PCX(JK05・KF47)のサスは、かなり改善されてます。

3代目よりは、動くようになった。


しかし、十分ではない。

乗ってると、不満も出てくる。

改善する方法は3つ。

  1. リアサス交換
  2. ゲルザブ
  3. 太る

1.リアサス交換

リアサスを交換すると、初期動作が良くなり乗り心地が良くなる

スポーツ走行での踏ん張りも効き、底づきし難くなる

PCXの交換用サスペンションは、各社より出てます。

主だったメーカは、以下。

  • キタコ
  • エンデュランス
  • SP武川

この3社は実績もあり、安心して交換することが出来ます。

いずれも調整機構があるので、体重・乗り方に合わせて自分好みにできる。

怪しい中華もあるけど、自己責任で!

キタコ 4代目PCX(JK05・KF47)用


キタコ 4代目PCX(JK05・KF47)用 色違い


キタコ 3代目PCX(JF81・KF30)用


エンデュランス

エンデュランス PCX リア サスペンション
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SP武川



メーカサス長
ホンダ 純正367mm
キタコ (JK05・KF47用)367mm
キタコ (JF81・KF30用)350mm
エンデュランス350mm
SP武川330mm


PCX純正リアサスのサス長は、365mm。

交換するリアサスのサス長が短く成れば、その分シート位置が下がります。

つまり、足つきは良くなる。

20mm違うと

『アレ?』

程度だけど、SP竹川まで来るとハッキリわかる『ローダウン』。

足つきが気になるのなら、おすすめです。

サス長が短くなる分、ストロークが不足し乗り心地は厳しくなる傾向なのは仕方ない。


足つき改善の方法なら、ココ


2.ゲルザブ

ジェル内蔵のゲルザブを使用することで、

  • 座圧を分散
  • 車体からの微振動を軽減

シートに巻きつけてベルクロで固定するだけという手軽な対策。

デメリットは、

  • 僅かながら足つきが悪くなること
  • 手・足からの振動・衝撃には効果がないこと

足つきに余裕があるバイクには関係無いけれど

足つきが良い方でないPCXには課題となるかもしれない。




3.太る

太る

荷重を増やせば、初期動作は良くなる

段差で底づきを招く、諸刃の剣

跨っただけでサスが大きく沈み込めば、乗り心地は改善されるはず。


しかし、太るのは簡単だけど、元に戻すのは至難!


燃費が悪くなるし、何より体に負担が掛かるのでおすすめできない。


腰の負担も増える



PCX(JK05・KF47)リアサス交換手順

PCX(JK05・KF47)リアサス交換手順

足つきに不満は無かったので、純正をサス長が同じキタコを選びました。

  • 上がPCX純正サスペンション
  • 下がキタコサスペンション

純正とキタコを並べると、やはりキタコの造りの良さが際立ちます。


PCXのリアサス交換で、気を付けることは1つだけ。

カウルを割らないこと

カウルのツメの位置・構造を知ってれば難しくありません。

でも、気合で乗り切るのはムリ。

カウルを割って後悔するに違いない。

手順は5つ。

  1. グラブレール取り外し
  2. ラゲッジボックス取り外し
  3. リアカバー取り外し
  4. 左右リアサスペンション交換
  5. 元に戻す


実際のリアサス交換は、手順4だけ。

リアサスにアクセスするためのカウル外しがほとんどです。


器用な人なら手探りでやれば、カウルを剥がさずに出来るかもしれない。

けど、王道で行く方が近道だったりします。

1.グラブレール取り外し

グラブレール取り外し

サス交換はセンタースタンドでも、サイドスタンドでも出来ます。

焦ると失敗しがちなので、時間がタップリとれる日に作業しよう。

クラブレールカバー取り外し

まずはクラブレールカバーを外します。

シートを上げて、赤矢印2か所のプラスねじを外します。

パネルはがしでこじ開けていきます

ねじを外したら、クラブレールカバーはツメで固定してあるだけ。

パネルはがしでこじ開けていきます。

必ず、樹脂製のパネルはがしを使って!

マイナスドライバーや、手で無理やり剥がすのはキズ付きやすい



樹脂製のパネルはがしを先端のすき間入れてコジると、少しづつクラブレールカバーが浮いてきます。

この位置に上から下にツメが刺さってる。

真上にコジって持ち上げないとツメが折れます。


はがしたクラブレールカバーの裏側

はがしたクラブレールカバーの裏側です。

  • 黄色部にクラブレールカバーのツメ
  • 赤色部にクラブレールのツメ

青色矢印のプラスねじを外すと、フタが取れてトップケース台座用の雌ねじが露出します

トップケースをつける場合も、PCXに加工が一切要らないのは嬉しい


ツメの位置と方向をイメージしながらはがしていきます。

  • 最初に黄色矢印2ヶ所のツメを真上に持ち上げて剥がす
  • 次に、徐々に後ろの方へパネルはがしを移動させるイメージ

クラブレールカバーを外すのが、リアサス交換の最難関です

ここを乗り越えれば、後は容易なので頑張ろう

  • 外れずに挫折
  • ムリしてカウル割れ


ムリだと思ったら、素直に諦めてショップに持ってく勇気も必要

最初の1回目は固くハマってるので、繊細かつ大胆に!



クラブレール取り外し

クラブレール取り外し

最難関は乗り越えました

後は難しいことは、ほとんどない

クラブレールカバーが取れると、クラブレールを固定しているねじが露出します。

ねじを外し、クラブレールを取り外します。

  • 赤色プラスねじ 2ヶ所
  • 黄色12mmボルト 4ヶ所

鉄製のクラブレールは重いので、落とさないようにね!

  • 青矢印2ヶ所は、リアカウルを車体に留めている10mmねじ

後でリアカウルも外すので、ここで併せて外しておこう。



2.ラゲッジボックス取り外し

ラゲッジボックス取り外し

ラゲッジボックスを取り外します。

  • 黄色矢印3ヶ所のボルト
  • 緑色矢印4ヶ所のクリップ

樹脂製のクリップは、頭を押さえて凹ませると、手で取れます。

クリップ


バッテリーボックス内にも、固定ねじが有る

バッテリーボックス内にも、固定ねじが有るので取り外そう。

  • 黄色矢印2ヶ所ボルト
  • バッテリーを固定している緑矢印のゴム
クラブレール先端がねじ止めしてあった付近のアップ

クラブレール先端がねじ止めしてあった付近のアップです。

赤矢印部分で、ラゲッジボックスとリアカウルが嵌め合いになってます。

カウルを手で浮かして、この嵌め合いを外します。

左右にあるので、2ヶ所です。

これでラゲッジボックスがフリーになりました

後端をもって、ゆっくり後ろに引き抜いていこう

シートと一体になったラゲッジボックス

シートと一体になったラゲッジボックスが取り出せます。


車体の方は、エンジンがむき出し!

車体の方は、エンジンがむき出し!

そうそう出会える風景じゃないので、観察しておこう。

3.リアカバー取り外し

最期にリアカバーを外します。

最期にリアカバーを外します。

車体右側クラブレール先端がねじ止めしてあった付近のアップです。

テールランプへの信号ラインのコネクタを外しておきます。

少し固いけど、コネクタのツメを押さえながら引き抜こう。


緑色矢印4ヶ所のスナップ

リアカバーを車体に留めているのは、

  • 緑色矢印4ヶ所のスナップ

樹脂スナップの頭を押して、取り外そう。


これでリアカバーがフリーになりました。

少し広げて車体との干渉を避けながら、リアカバーを後ろに引き抜こう!

少し広げて車体との干渉を避けながら、リアカバーを後ろに引き抜こう!

ゴソッと外れます。

後に残ったのは、スケルトンのPCX。

後に残ったのは、スケルトンのPCX。


これでカウルはがしは、完了です。

左右のリアサスがむき出しになったので、後はやりたい放題!



4.左右リアサスペンション交換

左右リアサスペンション交換

ここまで来て、やっと交換用サスペンションの登場。

サスペンションは、片方づつ交換します。

左右両方のリアサスペンションを同時に取ってしまわないで。

支えが無くなって、車体が落ちてきます。

左右リアサスペンション交換

片方のサスペンションがついていれば落ちてこないので、ゆっくり作業しても大丈夫。

上の写真は、左側のサスを取り外したところです。


このあたりは滅多に手が届かない部分なので、ついでに掃除しておこう!

赤色のバネが映えますね!

赤色のバネが映えますね!

左側は、上下取り付けねじともに干渉するものが無いので、楽勝!


左側は、上下取り付けねじともに干渉するものが無いので、楽勝!

右側は、マフラー・ブレーキキャリバーが迫ってます。


右側は、マフラー・ブレーキキャリバーが迫ってます。

ギリのスペースしかないので、ソケットレンチは入りません。

傷つけないように少しづつめがねレンチでねじを緩めよう。

ラチェットめがねレンチを持ってると、早いですね!

本締め

リアサスペンション締め付けトルク(Nm)
アッパーボルト39
ロアボルト24

左右のサスペンション交換が終わったら、取り付けボルトを本締めします。

上下ボルトのトルク値は、表の通り。

走行中に外れると笑えないので、シッカリ管理しておこう。

バイクに乗って乗車姿勢を取り、

サスに荷重をかけながら本締めするのが理想です

1人では無理です。

1人の場合は、一度乗って体重を掛けてサスの位置を慣らしてから、降りて本締めしよう。

5.元に戻す

元に戻す

ねじが余らないように、気を付けるだけ

サスペンション交換が終わったら、後は巻き戻していくだけ。

その前に、スケルトンのPCXはなかなか見る機会が無いので記念撮影しておこう!

取り付けには、難しいことは何もありません。



スマートキーをシリコンケースに入れれば、走行中にガチャつかない


リアサス交換手順は、3代目・4代目PCXで共通

リアサス交換手順は、3代目・4代目PCXで共通

4代目PCX(JK05・KF47)と3代目PCX(JF81・KF30)で

リアサス交換の手順は同じです。

3代目PCXのリアサス交換手順も併せて、見ておこう。

かなり詳しく解説してるので、きっと参考になる!

3代目のリアサス交換手順は、ココ



リアサスペンションのプリロード調整 乗り心地の改善

リアサスペンションのプリロード調整

適正にプリロード調整されたリアサスは、

動き出しが滑らかなので乗り心地が良い

交換が終わったら、プリロード調整をしておこう。

『サグ出し』と呼ばれています。


レースをするなら厳密にサグ出しするべきだけど、1人では難しい。

簡易的な調整でも、ツーリングには何の問題もありません

標準のサスとは別物になります。

簡易的なプリロード調整方法は、ココ



PCX(JK05・KF47)リアサス交換手順! まとめ

PCX(JK05・KF47)リアサス交換手順! まとめ

リアサスを交換してプリロード調整されたバイクは、初心者でも容易に違いが解ります。

当たりが滑らかになり、それでいて底づきし難くなる。


ダンパー調整機構を備えた高性能サスペンションには敵わないかもしれない。

けれど、ツーリングペースでPCXを走らせるには、十分な変化です。


パーツ交換で自分好みのバイクにカスタムすれば、

また1つ、バイクが好きになる。


併せて読みたい。

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