バイクに乗るとき、荷物を背負わない方が良いのは常識です。
体の負担になるので、荷物はバイクに固定したほうがいい。
でも、通勤・通学、ショートツーリングなら、背負った方が便利!
そんなとき、どんなバッグを持てばいいのだろう?

リュックも良いけど
メッセンジャーバッグもかっこいい!
どっちの方がイイとかあるの?
そんな疑問を解消します。
- 背負った時の安定感はリュック
- 荷物へのアクセスはメッセンジャーバッグ
シーンで使い分ければ、両方楽しめる
こんな内容を知って、スッキリしよう。
せっかくバイクに乗るのだから、バッグにもこだわりたい。
お気に入りのバッグを身に着けてバイクに乗れば、気持ちいいに決まてる。
バイクには、どんなバッグが合うのか?

バイクツーリングでは、荷物はバイクに固定するのが常識です。
荷物の重みを受け続けると疲れるし、体重移動の邪魔にもなる。
- 通勤・通学
- 街乗り
- ショートツーリング
けれど短時間移動ならば、荷物を背負う方が便利です。
バイクに固定したバッグを取り外す手間が無く、停車して直ぐに移動できるからね。
どんなバッグを使えばいいのか?

背負うバッグにもいろいろある。
- リュック
- メッセンジャーバッグ
- ショルダーバッグ
- ボディバッグ
- ウエストバッグ
- コサッシュ
ボストンバッグやブリーフケースだって、ショルダーハーネスを付ければ背負える。
バイクで使えるバッグはどれにすればいいのだろう?
おすすめはリュックとメッセンジャーバッグ
体に密着して、バイク操作の邪魔にならないバッグがおすすめ
バイク走行中に、バッグがブラブラするのは困る。
カーブ毎にバッグが暴れたら危ないからね。
重量物を入れてると遠心力で体が持ってかれて、バランスを崩してしまうこともある。
だから、ショルダーバッグ・コサッシュは無し。
財布・スマホ・キー程度の小荷物なら、ボディバッグやウエストバッグも使える。
だけど、仕事道具や着替えなどを入れようとすると容量が足りない。
結局残るのは、リュックとメッセンジャーバッグ。
大きなトップケースにバッグをぶち込むという荒業もあるけどね!
リュックとメッセンジャーバッグの比較

優劣は無いので好みで選べばOKだけど、特性の違いは知っておこう
- 安定感なら、ガチのリュック
- 見た目なら、スマートなメッセンジャーバッグ
リュックとメッセンジャーバッグは、似て非なるもの。
得意・不得意の守備範囲が違います。
あなたの使い方に合うのはどちらでしょうか?
項目 | リュック | メッセンジャーバッグ |
重い荷物 | 〇 | |
長距離移動 | 〇 | |
ベルト調節 | 〇 | |
仕切りが多い | 〇 | |
取り出し易さ | 〇 | |
背中の汗 | 〇 | |
カッコよさ | 〇 |
リュックのメリット・デメリット

登山にメッセンジャーバッグを使う人が居ないのが
全てを物語る
荷物が重かったり長時間移動なら、断然リュックです。
両肩と腰で荷物を支えれば、体と一体化してブレないし重さも感じにくい。
リュックのメリット・デメリットをみて見よう。
リュックのメリット

- 両肩に均等に負荷が掛かるので、痛くなり難い
- 体にフィットするよう、各部ハーネスで調節可能
- 仕切りも多く、荷物を整理し易い
- 汗対策で背中とリュックが密着しない工夫があることも
ガチで荷物を背負うならリュックに限る。
リュックでも、カッコ良いのが欲しいなら
一般的なリュックならココ
リュックのデメリット

ガチで荷物を運ぶなら、バイクに固定した方がいい
長時間移動するなら、荷物はバイクにくくりつけるべきです。
荷物の重さで体が疲れてしまうし、背中もムレる。
通勤・通学、ショートツーリングなら背負ってもいいけど、それ以上は疲れてしまう。
とすると、リュックのメリットが薄れる気もする。
ガッツリ走るなら、シートバッグ!
メッセンジャーバッグのメリット・デメリット

メッセンジャーバッグの最大の特徴は、片掛けであること。
片方の肩で背負うのが、メリットでもありデメリットでもある。
メッセンジャーバッグのメリット1 荷物にアクセスしやすい

荷物の出し入れ・使い勝手なら、断然メッセンジャーバッグ
- ベルトをワンタッチで緩める
- バッグをクルンと前に回す
- フラップをめくりあげる
アッと言う間にバッグの中身にアクセスできます。
メッセンジャーが荷物を届けるのに特化したバッグなので、当然と言えば当然。
簡単にベルト長を調節できるのは、電車に乗るときも使える。
ベルトをのばしてショルダー風に使えば、他の乗客の迷惑にならない。
混んだ社内でリュックを背負続けるのは、迷惑でしかない
気遣いが日本の美徳だからね
内部の仕切りはほとんど無いので、何でも『エイヤッ』と突っ込めるのも良いところ。
その気になれば、ヘルメットだって入ってしまう。
そんなラフさ、
自由なのがメッセンジャーバッグのいいところ。
メッセンジャーバッグのメリット2 カッコいい

バイク乗りにとって、『カッコいい』は全てに優先する
なにより、カッコいい。
メッセンジャーバッグはその生い立ちからして、都心部の風景が似合います。
オフィス街を縫って書類を届けるメッセンジャーを連想させる。
荷物が少ないなら、ウエストバッグをメッセンジャー風に肩掛けしてもいい
メッセンジャーバッグのデメリット

メリットの裏返しだけど
- 片肩に負担が掛かる
- 荷物の整理が出来ない
メッセンジャーバッグは、ただの袋です。
リュックのような仕切りは、ほぼ無い。
だから、荷物が混然一体となるのは、致し方ない。
几帳面な方には相容れない部分があるかもしれない。
そして、最大の特徴『片掛け』も負担が集中するという背反になる。
一般的なメッセンジャーバッグは、左肩で背負うように出来てます。
疲れたからと言って、右肩では背負い難い。
1番人気のメッセンジャーバッグCHROME(クローム)には、
ハーネスを付け替えられて左右肩を選べるタイプもあります。
しかし、マレ。
おすすめのリュック・メッセンジャーバッグ5選

photo by CHROME
リュック、メッセンジャーバッグともに選択肢は無限にあります。
まず、皆がどんな選択をしているのか?
売れ筋ランキングを見てみるのもアリ。
ランキングから選んでも良いけれど、おすすめはこの5つ。
- CHROME(クローム) CTZ
- HROME(クローム) MINI METRO
- arcteryx (アークテリクス) アロー22
- BOBLBEE(ボブルビー) 25L GTX
- GREGORY(グレゴリー) ファインデイ
1.CHROME(クローム) CTZ

本物のメッセンジャーバッグ
機能的でタフでカッコいい!
アメリカのCHROME(クローム)は、メッセンジャーのためのメッセンジャーバッグを作ってます。
ファッションアイテムとは一線を画すタフさ・防水性・機能性は、一度使うと手放せなくなる。
- 24L
- 防水
- シートベルトバックル
実用一点張りだけでなく、シートベルトのバックルがアイコンになってるのもカッコいい!
詳しくはココ
2.HROME(クローム) MINI METRO
- 20L
- 防水
- シートベルトバックル
CHROME(クローム) CTZのサイズをコンパクト化したのが、MINI METRO。
小柄な方には、こちらの方が使い易い。
荷物の少ない方もMINI METROの20Lで十分かもしれない。
しかし、不釣り合いな大きさもメッセンジャーバッグの魅力だから悩ましい。
3.arcteryx (アークテリクス) アロー22

アウトドア味になりがちなリュックをスッキリと使うなら、アークテリクス。
デザインが際立ってるので、外見重視と思われるけど
- 防水素材、防水ファスナー
- 体に接する部分にはクッションパネル
シッカリ機能も押さえられてる。
4.BOBLBEE(ボブルビー) 25L GTX
- 容量:20〜25L
- 防水
- 材質:ABS、ポリエステル、ほか
BOBLBEE(ボブルビー)は、スエーデン生まれのハードシェルなリュック。
リュックの概念を覆す硬質な外殻が目を引きます。
外殻は、見た目のインパクトだけでなく、背骨を守るプロテクターにもなる。
カラーバリエーションで悩むのはお約束。
5.GREGORY(グレゴリー) ファインデイ
- 容量:16L
- A4サイズ対応
- 材質:ナイロン・ポリエステル
定番なら、グレゴリー。
何の不安も無く選ぶことが出来ます。
ファインデイは、16Lと日常で使い易いサイズ感が丁度いい。
リュックとメッセンジャーバッグの比較! まとめ

- ロングツーリングなら、荷物は背負わない方がいい
- 日常ユースなら、リュックとメッセンジャーバッグは使い勝手がいい
ケースバイケースなので、どっちが一方的に優れてる訳じゃない。
リュックとメッセンジャーバッグも同じように、好みで選べばいい。
あなたは、どっち?
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