電熱ウエアが各社から出ているが、暖かさは長時間持たない。
大容量のモバイルバッテリーを使っても、4時間程度が限度です。
丸一日暖かくしようとすると、予備のバッテリーが必要。

モバイルバッテリーを
たくさん持ってくしか無いの?
長時間温める方法は無いの?
そんな疑問を解消します。
暖かさが24時間続くのが、『ハクキンカイロ』。
- ハクキンカイロが24時間持つ理由
- ハクキンカイロが安全な理由
- ハクキンカイロがコスパ抜群な理由
こんな内容を知って、スッキリしよう。
ローテクな『ハクキンカイロ』は、ハイテクな電熱グッズに負けていない。
ハクキンカイロってなに?

ハクキンカイロの使い方は簡単で、燃料のベンジンを25ccいれて、火をつけるだけ。
それで、24時間ずっと暖かい。
燃料を入れれば、何度でも繰り返し使えます。
誰でも名前は聞いた事がある『ハクキンカイロ』。
けれど、実態はあまり知られてません。
『ハクキンカイロ』はれっきとした会社名です。
- ハクキンカイロ株式会社
- 大正12年創業
- カイロ一筋の大阪の会社
大正12年は1923年。
もうすぐ100年です。
100年間、『ハクキンカイロ』一筋でやってこれたのは、経営手腕もあるだろうけれど、抜群の商品性があるからです。
基本的な構造は100年間、何も変わっていない。
なのに、100年間愛され続けている。
凄いことだと思いませんか?
何でも、新しければ良い訳じゃない
100年続いた実績は、伊達じゃない
聖火リレーもハクキンカイロ
ハクキンカイロの信頼性は、オリンピックの聖火リレーを務めたことでも証明される
- 1964年
東京オリンピックの聖火をハクキンカイロにより、ギリシャから東京まで輸送する - 1998年
長野冬季オリンピックの聖火をハクキンカイロにより、ギリシャより長野まで輸送する - 2005年~
2005年以降、毎年の国体の炬火の輸送にハクキンカイロが使われる
オリンピックの聖火が消えたら笑いごとでは済まない。
この信頼性があるからこそ、100年間もの間人々の体を温め続けています。
使い捨て文化からの復権

大正12年以降、第二次世界大戦では軍用品として日本の陸海軍で使用され
終戦後は1950年代に朝鮮戦争で、アメリカ軍に使用されました。
これも信頼性の証。
その後、1970年代からのバブルでは、『使い捨て文化』が尊ばれ、使い捨てカイロが台頭したけれど
無くなりはしなかった。
今、エコな時代に復権してます。
燃料のベンジンを入れれば、何度でも使えて環境に優しい。
さらに、使っても水蒸気と炭酸ガスしか出ないので環境に優しい。
ハクキンカイロが24時間持つ理由
なぜ、この小ささで暖かさが24時間も持つのか?
それは、『ハクキンカイロ』が『白金懐炉』だからです。
何だか禅問答みたいだけれど、これが正体です。

ハクキンカイロは酸化熱で長時間暖かい
ハクキンカイロは、火が燃えて暖かい訳ではありません。
直接ベンジンに火をつけているわけではありません。
気化したベンジンがプラチナ(白金)の接触作用により「炭酸ガスと水」に分解され、そのとき発生する酸化熱で暖かいのです。
ハクキンカイロに入るベンジンは最大でも25cc。
25ccのベンジンを燃やしたら、一瞬で燃え尽きるけれど、
少しずつ酸化させて酸化熱を取り出すので24時間も暖かいのです
ハクキンカイロのフタには、小さな穴が幾つも開いてます
この穴は孔雀をイメージしたものだそうですが
この穴の大きさ、位置が超重要
酸素の供給量がこの穴で決まります
だから、カイロの温度と持続時間がこの穴で調節される

プラチナは、自己の体積の100倍以上の酸素を吸着させる性質がある。
プラチナが酸化触媒としては最適なのを見つけたのが、ハクキンカイロ創業者なのです。
ハクキンカイロが安全な理由
ハクキンカイロは火を使わない
酸化熱で暖かいので、フトコロに入れても安全です
最初にマッチやライターを用いるのは、
プラチナの接触反応を開始させる温度を与えるためだけ
ハクキンカイロは燃やさないので安全
ハクキンカイロはベンジンを燃やさず酸化させているだけ。
酸化スピードは、フタの穴で調節されるので、火傷するような温度にはならない。
低温でベンジンを炭酸ガス(CO2)と水(H2O)に酸化分解するだけなので、有害物質も出さない。
クリーンで安全な、持ち運べる暖房です。
ハクキンカイロがコスパ抜群な理由
本体3,000円を買えばあとは2000円で毎年暖かい。
本体3,000円を買えばあとは2,000円で毎年暖かい
- ベンジン1,000円
- 火口1,000円
ハクキンカイロの初期投資は、4,000円です。
- カイロ本体 3,000円
- ベンジン 1,000円 (500cc)
25ccで24時間暖かいので、ランニングコストは50円。
1,000円×25/500cc = 50円/24時間
ベンジン1本500ccなので、500/25cc×24時間 =480時間。
ヘビーユーザーで無ければ、ベンジン1本でひと冬ずっと暖かく使える。
消耗品として、毎年火口交換が推奨されてます。
これもヘビーユーザーで無ければ、暖かさが落ちるまで数年持ちます。
毎年かえても、1000円/年。
使い捨てカイロとの比較
一般的な使い捨てカイロは、20円/個で、10時間持ちます。
ハクキンカイロと同様に一冬480時間使うとすると
480×20円/10時間 = 960円
値段的には使い捨てカイロには敵いません。
けれど、暖かさと愛着ではハクキンカイロの圧勝。
ハクキンカイロは数倍暖かいので、使い捨てを2,3枚使えば逆転してしまう。
それに、使い捨てカイロを愛でる人は居ないけれど、ハクキンカイロは眺めて飽きない。
ハクキンカイロのすすめ まとめ
ハクキンカイロをこういったベルトに入れて、腰にあてるのがいい。
寒い時期のバイクは、辛いものがあるけれど、
腰のじんわりとした暖かさは、体中を温めてくれます。
100年愛され続けているハクキンカイロ。
愛され続けている理由を確かめてみませんか?
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