冬のバイクで一番つらいのは、手足の指先の痛みです。
だんだんシビレれてきて
手のレバー操作や足のシフト操作が、思うように出来なくなる。
何かのときに操作が遅れて、ヒヤッとすることも。
手の指先の防寒は、グリップヒーターなどいろんな手段があります。
けれど、足の防寒は難易度が高い。
![](https://pcxgo.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
分厚い靴下でいいんじゃない?
ほかにあるの?
そんな疑問を解消します。
簡単な話じゃないのは、バイク乗りなら誰もが知ってます。
分厚い靴下のネガは3つ
- バイクシューズに入らない
- 靴の中で滑る
- シフト操作がしにくい
おすすめの足首・足元防寒グッズ10選
- ハイテク靴下
- つま先の保温アイテム
- 電熱グッズ
こんな内容を知って、使ってみよう。
足首・足元の防寒は、難しいけれど不可能じゃない。
解決方法を知って、冬もバイクを楽しもう!
足首・足元の防寒の難しさ 分厚い靴下のネガ3選
![足首・足元の防寒の難しさ 分厚い靴下のネガ3選](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/10/Blizzard-4_R.jpg)
足は心臓から遠いので、温かい血液がいきわたりにくい。
それに、地面に近いので冷気に包まれます。
そんな足を守ってやりたいのは山々だけど、
足首・足元の防寒を難しくしている要因はこの3つ。
- バイクシューズに入らない
- 靴の中で滑る
- シフト操作がしにくい
1.バイクシューズに入らない
![バイクシューズに入らない](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2021/04/small_R.jpg)
靴下を重ね着するとバイクシューズに入らない
防寒の王道、『重ね着』が制限されるので難しい
寒いからと、分厚い靴下を履いたり、靴下の重ね履きをすると
バイクシューズに足が入らない。
マンガみたいな話だけれど、笑えない。
冬用に大きめのバイクシューズを持ってる人は少数派。
普通は、2種類の靴しか持って無い。
- 夏用メッシュシューズ
- 3シーズンシューズ
分厚くなくても、暖かい靴下が求められる
2.靴の中で足が滑る
![靴の中で滑る](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2023/03/slip_R.jpg)
靴下の重ね着をすると、
靴と靴下や靴下同士が滑って安定しない
信号などで足を着くときに、『ズルッ』と滑ってバランスを崩し易い。
もちろん、靴の中のことなので大きく滑る訳では無い。
けれど、足つきの厳しいバイクの場合は、
ちょっとしたバランスの崩れを立て直せなくて、立ちゴケしてしまう。
靴下の重ね着をしなくても暖かい靴下が求められる
3.シフト操作がしにくい
![シフト操作がしにくい](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2021/08/shift_R.jpg)
分厚い靴下は、シフトタイミングがずれる
分厚い靴下にすると、シフト操作のフィーリングが変わってしまう。
シフトポイントを微調整すれば済むことだけど、面倒です。
薄くて暖かい靴下が求められる
冬に足首・足元を温めるおすすめの方法10選
![足下からの風の侵入](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/10/Blizzard-10_R.jpg)
おすすめの足首・足元防寒対策を3種、10アイテム紹介します。
いずれも靴下のネガを解消したアイテムです。
- ハイテク靴下で防寒
- つま先の保温で防寒
- 電熱グッズで防寒
基本的に、防寒は足し算です。
どれか1つ、防寒グッズを導入して全てが解決することは、まずありません。
これらの防寒アイテムも、組み合わせて使えば威力が増します。
足し算で、防寒を乗り切ろう。
1.ハイテク靴下で足先・足元の防寒
![ハイテク靴下で足先・足元の防寒](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/10/ice-burn_R.jpg)
温かい靴下をつくろうとすると、分厚くするしかありませんでした。
しかし、それでは汗をかいて汗冷えすることもある。
かかとが安定せずに、靴ズレしやすくなる
薄くて暖かいハイテク素材の登場で、そんな心配も無くなりつつあります。
技術革新により手が出る価格になってきたしね。
1.おたふく手袋 冬用ソックス JW-134
ワークマンのようにブレーク間違いなしの『おたふく手袋』。
高機能なアイテムが、安価に提供されてます。
この靴下も、水分に反応して発熱するハイテクなレーヨン繊維を使ってます。
汗を吸湿して、肌表面を汗冷えから守るとともに、水分で発熱します。
パイル地
ループ状のパイル地なので、温まった空気を貯め込みます。
発熱・保温機能を持ったハイテク靴下が、この価格。
2.おたふく手袋 防寒インナーソックス ホットエース ロング L HA-418
ネーミングがキワモノ的だけど、温かさは確かな靴下です。
ジャージ生地の間に、合成ゴムを挟み込んだ形状で、冷気を寄せ付けません。
厚み2.5㎜の厚地タイプなので、靴の中で安定するか、気になるけれど
足裏にビスベリ止め加工してあるので、抜かりなし。
3.VAXPOT メリノウールソックス 極厚 パイル編み VA-8255
VAXPOTは、スノボ用品を中心に、幅広いアウトドアグッズを安価に展開してるブランド。
この靴下は、保温性と吸湿性に優れた天然素材のメリノウールを使ってます。
メリノ種という特別な羊の毛で、羊毛の中でも一級品です。
そのメリノウールを極厚のパイル編みで靴下にしてあります。
素材の保温性と、空気をたっぷりため込むパイル編みの相乗効果!
クッションが良くて、温かい。
少し、値段は張っても良いものが欲しいなら、ココ
2.つま先の保温で足先・足元の防寒
![サイドファスナー](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/10/blizzard-4444977_1280_R.jpg)
つま先は、最も末端なので冷えやすい。
逆に、つま先が温かいと体全体が温かいと感じられる。
つま先に特化した防寒アイテムは効果が高いので、おすすめ。
1.コミネ ネオプレーンアンクルウォーマー
靴下の上に履く、アンクルウォーマーです。
ズボンの裾、足首からの冷気の侵入を防ぐアイテム。
かかと部分は在りません。
足先に引っ掛けて履く。
他社からもアンクルウォーマーは数多く出てます。
しかし、他社の製品はこんな形状ばかり。
- ただの筒で足首だけ暖めたり
- 大きな靴下そのもの
- コミネとは逆に『足首+かかと』の形状
コミネの優れているところは、『足先しかない』こと。
足先は寒風にさらされて冷えるけど、かかとは先端ほど冷えません。
大きな靴下形状にして足全体を覆うと、ムレてしまう。
コミネのように足先だけなら、蒸れないけれど寒風にさらされる足先が温かい
このアンクルウォーマーは、良く考えられてます
![](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/10/leg-warm_R.jpg)
巻き付けるタイプなので、履きやすいのもイイ。
足裏全体を覆ってないので、足つきで滑りにくいのもイイ。
ネオプレーン製のアンクルウォーマーで足下からの風の侵入をシャットアウト。
爪先部分には防風素材。
温かいに決まってる。
ネガは、見た目かな。
ベルクロで巻き付けた感じが少しイカツイ。
バイクから降りると怪しい人になるので、散策するときは脱いだ方が良いかもしれない。
2.コミネ ネオプレーントゥウォーマーミドル AK-078
心臓から一番遠くて、温かい血液が回らない足先を冷えから守る
ロングブーツ、靴下でくるぶしの防寒が出来ているなら、足先だけのコレ。
薄手のネオプレーン製なので、靴との干渉も最小限に抑えられます。
3.足の冷えない不思議なくつ下
![足の冷えない不思議なくつ下](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/10/kiribai_1R.jpg)
足先が温かいと、体感温度は全然違います
靴下の中に履く、足先を守るアイテム。
マカロニ状の中空繊維が、温かい空気を貯め込みます。
1mm厚しかないので、足先が窮屈になることもありません。
靴下の中に履くので、靴を脱ぎ履きしてもズレないのもいいい。
4.桐灰カイロ くつ下用 貼る カイロ
桐灰の本筋は、使い捨てカイロ。
使い捨てカイロは、温かいけれどエコじゃない。
時代的には、ちょっとアレだけど、手軽に温まりたいときは使えます。
足首を温めるのも、効果的
3.電熱グッズで足先・足元の防寒
![電熱グッズで足先・足元の防寒](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/10/wind_R.jpg)
足元・足先は発熱体が無いので、温めにくい。
ならば、電熱で温めようという、飛び道具。
基本的には中華なので、長期信頼性は疑問です。
だけど、ここぞというときに使うのは、アリ。
1.電熱インソール
USB電源でインソールを温めます。
足裏全体に発熱体があるので、部分的に熱くなることは無さそう。
パンツのカーゴポケットなどにモバイルバッテリーを入れて給電する形ですね。
バイクのUSB電源につなげば、半永久的に温かい。
この価格なので、ハズレをひいても笑い飛ばせる人向き。
2.電熱インソール 無線 リモコン バッテリーつき
![電熱インソールい 無線 リモコン バッテリー](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2021/11/insole_R.jpg)
『bluetoothでスマホから温度調節 』 としそうなところ
あえて『専用リモコン』
- バッテリー内蔵
- 専用リモコン付属
- ワイヤレスで温度調節可能
あやしさ満点だけど、何故か惹かれませんか?
インソールにバッテリーが内蔵されていて、
『専用リモコン』で無線で温度調節が出来るのです。
道の駅で専用リモコンを取り出せば、ヒーローになるに違いない!
3.電熱 ソックス
靴下の足裏に発熱体が仕込んである靴下。
左右それぞれに、4000mah大容量のバッテリーが付属してます。
USB接続では無いので、一般的なモバイルバッテリは使えません。
洗濯も可能なようですが、勇気が要りますね。
手の指先の冷えには、グリップヒーターとハンドルカバー。
足先と比べれば鉄板が決まってるので、選びやすい
足首・足元を温める方法 まとめ
![足首・足元を温める方法 まとめ](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/10/Blizzard-1_R.jpg)
冷えは、手足の末端からやってきます。
特に足は、靴を履く関係で、難易度が高い。
暖かい空気を逃がさないようにしつつ、汗を発散させて汗冷えを防ごう。
ご紹介したアイテムを参考に、暖かくしてバイクを楽んで貰えると幸いです。
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