バイク免許を取り、バイクライフを始めようとしているあなたに。
バイクは危険な乗り物と言われてます。
しかし、危険なのはライダーでバイクではありません。
初めてのバイク選びに失敗して
バイクを降りてしまうのはとても悲しいことです。

最初はどんなバイクがいいの?
そんな疑問を解消します。
初心者のまま終わらないために、正しい入り口をお教えします。
初心者におすすめのバイク
初めての一台は、バイクに乗る『切っ掛け』となったバイク。
欲しいバイクを買うのが一番です。
- 初めてのバイクを決めているならば、それに乗るのが1番
- 決まって無いのならば、軽くて足つきの良いバイクを選ぼう
- 200kg以下・両足の親指付け根が着く新車バイクを選ぼう
- メーカ系ショップで新車を買うのがベストです
- 任意保険には、必ず入る
初めてのバイクに乗りたいバイクは決まってますか?
決まってる!

映画に出てた、あのバイク!

バイク雑誌にスクープされてる、このバイク!
これ!というバイクが決まっていているのなら、欲しいバイクを買うのが1番です。
好きならば多少の事は乗り越えられます。
けれど、それがこんなバイクだったらチョット待ってください。
- 30年前の絶版ビンテージバイク
- 300km/hが軽く出るリッターSS
- おしりをずらしてやっとつま先が着く
- 300kgに迫る重量バイク
- 外国製のマイナーなバイク
特別な思い入れがあるのなら止めませんが
『カッコ良さそう』だけなら考え直して欲しい。
初心者がバイクを降りる理由は決まっています。

事故、立ちごけ
重いバイクや足つきの悪いバイクは、取り回しでバランスを崩したり、立ちゴケが起こりがちです。
先行車の急ブレーキに驚いて、握りゴケをしてしまいがちです。
怖い思いをしたり、バイクが傷つくと興味を失ってしまいます。
思ったより楽しくない
5月、10月といった暑くも策も無い季節にバイクで走るのは、とても気持ちがいいものです。
しかし、夏の灼熱地獄、冬の冷たさは想像以上に過酷です。
バイクが楽しい季節は、想像以上に短い。
バイクで走って楽しい道はなかなか見つかりません。
車の後ろで排気ガスを吸いながら走るだけでは、楽しくない。

では、どんなバイクにすれば良いのか?
それは、この先の『欲しいバイクが決まってない』ときと同じになります。
初めてのバイクに欲しいバイクが決まってない
周りの人にアドバイスを求めてもムダです。
当たり障りのないアドバイスしか返って来ません。、VTR、セロー、NINJA250。
奇抜なアドバイスで責任を取りたくないのも有りますが、なにより
あなたが何をしたいのかが、解らないからアドバイスのしようがありません。
『あなたがバイクで何をしたいのか』 は、あなたにしかわかりません。

250cc・400cc、SS・ネイキッド・・・
排気量やバイクのジャンルはどうでもいいことです。
あなたがやりたいことが出来るバイクを買うだけです。
- オフロードに行きたい
- スクーターで気楽に走りたい
- MotoGPと同じカラーリングのバイクに乗りたい
いずれも、OKです。
バイクに乗ったことが無いのに、『やりたいことは何 ?』と聞かれても困るなら、
もし、やりたいことが自分でも解らないのならば、
買うべきバイクは、
軽くて、足つきの良いバイクです
(200kg以下、両足の母指球がつくバイク)
母指球:親指の付け根
重くて足つきの悪いバイクは、扱いにくいのです。
最初のバイクに選んでしまうと、バイクが嫌いになりやすい。

現物を見る、触る
パソコンやスマホでバイクのカタログを見ても始まりません。
バイクショップへ行こう
店員に断って、200kg以下の見た目が気に入った新車バイクに股がらせてもらおう

勝手に跨るのはNGです。
中古はNGです。
後述します。
靴を履いて、両足の親指の付け根が着けばOKです。
候補その1です。
バイクはスペック上のシート高が同じでも、シートの横幅により足つきが変わります。
実際に跨ってみないと、本当の足つきは解りません。
次のバイクに行きましょう。次のショップに行きましょう。
そうして残った候補1~xxの中から一番カッコイイバイクを選ぼう。

初心者におすすめなバイク
軽くて足つきが良いバイクの参考例を紹介します。
けれど、どうしても乗りたいバイクがあるのなら、迷わずそのバイクがおすすめです。
乗りたくもないバイクを、すすめられるまま買っても楽しくありません。
Ninja 250 KRT EDITION

250ccフルカウルは人気なので、各社から販売されてます。
R25、CBR250RR、GSX250R。
最近出た4気筒のZX-25Rが注目されてるけれど、断然2気筒のNINJA250がいい。
NINJA250が初心者にはおすすめです。
限界性能では他社に譲る部分も有るけれど、一番安定感のあるバイクです。
まったりロングツーリング向けの味付け。
緑のカワサキ色が良いのだけれど、気に入らないなら普通の色ももちろん選べる。
SEROW FINAL EDITION

惜しまれつつも生産終了となったセロー。
日本で唯一のトレイルバイク。
オフロードに行かなくても、セローは十分に楽しめる。
むしろオフロードを走らない人の方が多い。
軽くて足つきが良くて、万一立ちごけしても壊れない。
初心者のためにあるような素直で乗り易いバイクだけれど、マニアにも好まれてます。
セローばかりを何十年も乗り継いでいる人は少なくない。
PCX

燃費大魔王。
このブログでこの文脈でPCXは外せない。
125ccとしては大柄で足つきが良い方では無いけれど
125ccとしてはだからね。
250ccバイクに比べれば、圧倒的に軽くて取り回しがイイ。
250ccの半分しか無いけれど、高速に乗らないのであれば走行性能に不満は無い。
スイスイと気持ちよく走るし、信号待ちではアイドルストップが心地いい。
初めてのバイクをどのショップで買うか決まってますか?
400ccオーバーのバイクはメーカー系でしか買えなくなってきました。
しかし、400cc以下であればバイクは色々なショップで買えます。
- メーカー系のショップ(ウィング、YSP、カワサキプラザ、ワールド)
- 個人ショップ
- 中古車量販店
バイクは買って終わりではありません。
点検やメンテ・修理で付き合っていくことになります。
ショップ選びは、バイクライフが長続きするか否かの重要なファクターです。
- タメ口で話す
- いい加減な作業
- 納期を守らない
- 整備内容が不明確
こんなショップに引っ掛かると、バイクライフは台無しです。

初めてのバイクは、メーカー系のショップの新車をすすめます
初めてのバイクにメーカー系のショップ を選ぶ理由
他ショップが全てダメな訳では有りません。
個人経営でも誠実な対応のショップはあります。
しかし、初めての人がそんなショップを探せるわけが有りません。
メーカー系は、外れが少ない。
一定の教育がされていることへの期待値が高いのでおすすめです。

初めてのバイクに新車を選ぶ理由
中古車の方が安いのは、賞味期限が短いからです。
新車が最高の状態で、だんだんくたびれてきます。
最高の状態を知らずに、くたびれて来た・故障した状態が解るはずがありません。
初めてのバイクは新車一択です。

初心者がバイクを買ったら、任意保険は必ず入る

バイクは被害者にしかならない
任意保険は不要だ!
こんな言葉にだまされたら、ひどい目にあいます。
道路に人が飛び出してきてぶつかったら、バイクの過失割合は80%です。
いつ、どんなタイミングで飛び出されても避けきれますか?
一瞬で、あなたの思い描いた将来が変わってしまいます。
保険金で全て解決できるとは思いませんが、お金が無いと悲惨なのも確かです。
最低限でも対人・対物の任意保険には入ろう。
任意保険は、初心者もベテランも必須です。
⇒ バイク保険の安さ比較!チューリッヒ、アクサ、三井ダイレクト
⇒ なぜ、バイク任意保険の加入率・保険内容見直しとも低いのか?

初心者におすすめなバイク まとめ
- 初めてのバイクを決めているならば、それに乗るのが1番
- 決まって無いのならば、軽くて足つきの良いバイクを選ぼう
- 200kg以下・両足の親指付け根が着く新車バイクを選ぼう
- メーカ系ショップで新車を買うのがベストです
- 任意保険には、必ず入る
縁あってバイク免許を取ったのだから、
長く楽しくバイクのある生活を楽しいんで欲しい。
バイクを安全に楽しめるライダーに成長して欲しい。
バイクはあなたの人生を豊かにしてくれるに違いありません。
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