バイクの防寒ウエアは、高い!
温かさを求めると、2~5万の値段が当たり前に付いている。

冬もバイクを楽しみたい!
もっと安くて暖かいのは無いの?
そんな疑問を解消します。
バイク用では無く、プロ用の作業着だけれど、
バイクの過酷な条件でも使える『つなぎ』を紹介します。
安くて丈夫で温かい。
プロ用のウエアは、本物です。
つなぎのメリット・デメリット
つなぎは、言うまでも無くジャケットとズボンがつながったウエア。
『ジャンプスーツ』と言うと遊びの匂いがするので、『つなぎ』と言いたい。
つなぎは、男の正装です。

技術者だからそこ自重してはならない。技術者の正装とは真っ白なツナギ(作業着)だ。来年も最高のエンジンを作ってやるからな。チャレンジしての失敗を恐れるな。何もしないことを恐れろ。
本田宗一郎
この本田宗一郎さんの言葉を起源として、
ホンダの工場では今でも真っ白なつなぎが使われています。
念のために言うけど、『自重』は、
- 『じじゅう』
本体の重さじゃない - 『じちょう』
ふるまいに気を付け、軽々しい行動をしないこと
こっちです
自重するな!失敗をおそれるな!の意味です
蛇足?
つなぎのメリット
- ウエスト部から異物が侵入しない
- 胴体を圧迫しないので楽
- ジャケットのスソを機械に巻き込まれない
- 一体型ウエアなので冷気が入りにくく温かい
- 動きやすい
メリットは色々あるけど、楽で動きやすいのに集約される。
そして『防寒』が付くと、極限での作業を想定した本気で温かいウエアです。
遊びじゃないから!
つなぎのデメリット
脱いだり着たりがめんどうなこと。
これに尽きます。
バイクを降りてお店に入ると、暖房が効いてる。
ジャケットなら簡単に脱げるけど、ツナギだと上だけ脱いでウエストで結んでおくしかない。
まあ、これは男っぽくて嫌いじゃ無い人も多い。
一番困るのは、ツーリング中に大をしたくなったとき。
ヒザまで脱いで、抱えてするしか有りません
お尻のところにファスナーが付いていて
お尻だけ出せるタイプも有るので、
心配な人はそういったモデルを選ぶのといい。
ファスナーが付いてないタイプは、道の駅にある寒いトイレだと泣けてくるで、
温かいトイレのあるお店を探したい。

バイクに使える防寒つなぎ 4選
グレースエンジニアーズ GE-207

『グレースエンジニアーズ』は製造している広島県のSK・プロダクトのブランド名。
従業員10名のつなぎを専門に造っているメーカーです。
規模は小さいけれど、つなぎ専門にこだわった商品を発信してます。
夏用・冬用はもちろん、メカニック用・酪農用などのつなぎ専門メーカならではのラインナップ。
ガチの『ワークウエア』を作ってるメーカーです
ブレイクする前のワークマンと同じ
GE-207は、透湿防水の冬用防寒モデル。
透湿防水素材の生地を使い、縫い目の裏側にシーリング加工を施してある。
- 表地:ポリエステル100%(高密度マイクロタフタ)
- 耐水圧 10,000mm
- 透湿度 2,000g/ m²/24h
- 中綿:ポリエステル100%
- 裏地:ポリエステル100%
耐水圧 10,000mmは、急な雨を凌ぐには十分なスペック。
雨の中を走り続けるような状況なら、別途レインウエアを用意した方がいい。

つなぎで一番問題となるのが、トイレ。
もちろん対策済みで、腰の部分にファスナーがあり、着たままお尻が出せるようになってます。
- リストガードで手首から冷気が侵入するのを防止
- 首からの侵入は、高いえりで防止
- お腹からの侵入は、つなぎなのであり得ない
- 脇下のムレ調整
- リフレクター
- 風でバタつき難い素材
服の上から着ることを想定して、サイズは大きめに作られてます。
170cmなら、Lサイズですそをひきずり気味。ライディングフォームをとって丁度いい。
厳冬期のバイクに持って来いのつなぎです。
イージス防水防寒ツナギ服
ワークマンの透湿防水の防寒つなぎ。
- 素材/表:ポリエステル100%
- 中わた:ポリエステル100%
- 裏:ポリエステル100%
- 耐水圧/10,000mm
- 透湿度/3,000g/m2/24h
これを、耐水圧 10,000mmなので、急な雨を凌ぐには十分なスペック。
しかし、雨の中を走り続けるような状況なら、別途レインウエアを用意した方がいい。
ポケットが9つもあるのと、ウエストが絞れるのが特徴。
防寒性は定評があるので心配は要らない。
ネガは、お尻が出せないこと。全部脱がないといけない。
許せないなら、グレースエンジニアーズがねらい目。
- お尻が出なくても良いなら、ワークマン
- 許せないなら、グレースエンジニアーズ
山田辰・Auto-Bi印 防水透湿防寒つなぎ A-810

創業90年を誇るつなぎメーカーの山田辰。
山田辰のつなぎのブランド名が『Auto-Bi』。
作業用はもちろん、モータースポーツでの実績もある。
Auto-Biの透湿防水な防寒モデルがA-810
- メイン素材: ポリエステル
- 光電子セラミックス繊維で体の芯から温める
- 耐水圧2,000m/m
- 透湿性4,000g/m2/24hr
- フード付き
袖とウエストは絞れるようにマジックテープが付いている。
中綿はキルティング加工されてるので、偏ることは無い、
ネガは、ダボッとしたシルエットとお尻が出せないこと、防水のスペックが見劣りすること。
アタックベース 防水防寒つなぎ 951130

アタックベースは、広島の作業服メーカ。
作業服をメインに、インナーや空調服も手掛けてます。
アタックベースの防寒つなぎが、951130シリーズ。
- ポリエステル100%
- 中綿:樹脂綿120g/m2
- 耐水圧5000mm
- フード付きで、取り外しも可能
- 袖口はジャージの2重構造
特筆する機能は無いが、平均点が高いタイプ。
ネガは、お尻が出せないこと、防水のスペックが見劣りすること。

【お金を節約!】バイクの冬ウエアにおすすめな、防寒つなぎ4選まとめ
プロ用の作業着は、本当に温かい。
もちろん、直ぐに破れたり、高価だと話にならない。
安くて丈夫なのが当たり前なのがプロ用作業着です。
もちろん作業服なので、楽で安全で動きやすいのも当たり前。
中でも防寒つなぎは、冷風にさらされるバイク用途にはピタリです。
高いウエアは良くて当たり前。
けれど、安くて丈夫なこれらのウエアも負けてません。
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