お気に入りの馬革の革ジャン。
すっかり日に焼けて色落ちしてしまったので
染めQで染めてみた。
![](https://pcxgo.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
革ジャンの質感は?
安っぽくならない?
そんな疑問を解消します。
染めQのスプレー塗料を革ジャンにスプレーするとどうなるのか?
ビニールのようになってしまうのか?
染めQを5分スプレーしただけとは思えない仕上がり
![染めQを5分スプレーしただけとは思えない仕上がり](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2021/08/Leather-jacket-8_R.jpg)
元々はダークブラウンだったのだが、
日に焼けて白っぽくなってしまった馬革の。革ジャン。
特に背中側が酷い。
折り返しで日の当たっていない部分と比べると、明らかに色落ちしてます。
施工前の色褪せた革ジャン
![施工前](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/07/sone-q-8_R.jpg)
![施工前2](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/07/sone-q-6_R.jpg)
染めQ コーヒーブラウン スプレー後
![施工後](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/07/sone-q-24_R.jpg)
264mlのスプレー1本を5分程度で使い切りました。
安っぽいテカリも無く、しっかり革に染み込んで剥がれる気配もない。
施工前は、折り返し部だけ日焼けせず黒っぽかった。
施工後は逆に折り返し部の方が明るくなってる。
![施工後2](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/07/sone-q-25_R.jpg)
染めQスプレーとは
染めQは、速乾で手軽にスプレーするだけで革が染められるエアゾール。
革、布、木材、プラスチック、金属にスプレーすると、染めたような仕上がりになります
昔からある商品だけど、未だに口コミは絶賛ばかり。
滅多に付けて貰えない『Amazon’s choice』なのもうなずける。
スプレーすると、革の上に乗るだけでは無く染み込んでいく。
このため、塗料が剥がれてきたり、インナーに色移りしたりしない。
塗った端から乾いて行き、数分で触れてもサラサラに乾いてしまう。
ナノ単位の粒子が素材の表面に密着することで、 まるで染めたかのような仕上がり。
染めQは、不思議な革のスプレー塗料です。
染めQスプレー 色見本
![](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/07/color_R1.jpg)
カラーバリエーションも豊富なので、好みの色に塗り替えることも可能。
染めQスプレーの使い方
![染めQスプレーの使い方](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/07/sone-q-9_R.jpg)
何も難しいことは何も無い。
染めQの使い方は、4工程。
- 染めQの入手
- 革ジャンの汚れ落とし
- 乾燥
- スプレー
1.染めQスプレー コーヒーブラウンの入手
染めQは、1本264ml。
1本で0.7~1.2m2の面積が塗れる。
革ジャン1枚を塗り替えるならば、3本程度必要。
色滲みしないので、全く違う色の革ジャンにすることも可能。
今回ように、色褪せた色を重ねるだけなら、1本で十分です。
色見本から、コーヒーブラウンを選択。
コーヒーブラウン
![](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/07/sone-q-10_R.jpg)
染めQには、茶系統にもいろいろな色があります。
- ライトタン
- キャラメルブラウン
- エスプレッソブラウン
- コーヒーブラウン
色見本と実際に革に塗った時の相関は、祈るしかない。
けれど、通常、革ジャンを染めに出すと1万円以上掛かります。
染めQは1本2千円弱なので、コスパ抜群です。
覚悟を決めて、塗ってみよう!
2.革ジャンの汚れ落とし
![革ジャンの汚れ落とし](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/07/sone-q-4_R.jpg)
染めQをスプレーする前に、革ジャンの汚れを落としておきます
ブラッシングした後に、硬く絞ったタオルで全体を拭くだけ
肩や腕の日の当たる面が、すっかり色あせえ白っぽく、黄色っぽくなってます。
元々の染めの濃淡なのか、全体に色がまだらになってます。
使用感があって好きな人もいるだろうけれど、ちょっとやけ過ぎ。
革ジャンの水洗い
汚れが酷いなら、水洗いしてしまう手もある。
洗い方は、革グローブと同じです。
革ジャンのカビ
革ジャンを風通しの悪い場所にしまっておくと、カビが生えることもある。
カビた革ジャンは、カビふき取ってもカビの根が残ていると直ぐにカビが出てきます。
カビを根から立つ方法は、ココ。
3.革ジャンの乾燥
![革ジャンの汚れ落とし2](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/07/sone-q-7_R.jpg)
水拭きで吸った水分が乾くまで、しばし休憩
4.染めQをスプレー
![染めQをスプレー2](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/07/sone-q-17_R.jpg)
後は、ひたすらスプレーするだけです。
速乾性でかつ革に染みこむので、塗り過ぎて垂れてくる心配は有りません。
塗り直しても、乾くとムラは残らない。
塗って、1,2分でもう触っても手につかないほどの速乾です。
塗り残しが無いように、ひっくり返しながら塗るだけ。
焼けて黄色っぽい腕の部分
![染めQをスプレー](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/07/sone-q-14_R.jpg)
シュッとスプレーするだけ。
溶剤のキツイ刺激臭がするので、密閉空間で使うのはダメ。
野外か、開けっ放した窓辺で使おう。
塗ってるそばからしみ込んで乾いて行きます。
難しいコツなど、何もない。
近すぎても垂れないので、ただ気になる部分にスプレーするだけ。
乾燥すると若干色合いが変わるので、一か所に固執せずに全体的にスプレーした方が良いかもしれない、程度のコツ。
![染めQをスプレー3](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/07/sone-q-16_R.jpg)
スプレーすると濡れて光るが、直ぐに乾いていく。
写真は、右から左に塗っているところです。
5分程度で完成 乾燥時間もあっという間
![5分程度で完成](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/07/sone-q-19_R.jpg)
5分程度のスプレーで1本使い切ります。
几帳面なタイプなら、塗り残し修正用にもう1本準備した方が良いかもしれない
ビニールのような変なテカリも無く、落ち着いた色合いに満足です。
黄色っぽかった腕も、ブラウンに戻りました。
![5分程度で完成2](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/07/sone-q-23_R.jpg)
染めQで塗った後の着心地
![染めQで塗った後の着心地](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2021/08/Leather-jacket-9_R.jpg)
重ね塗りをし過ぎると、硬く感じるとの口コミが見受けられるが、
一本使ったくらいでは、革の固さ変化は感じない
長く着て体に馴染んだ革のイメージが、そのまま残ってます。
ライディングフォームを取ると、革がその形に馴染んでいるのが解る。
溶剤臭が抜けるのは一晩かかる
スプレーした後、15分くらいで着たけれど、全く色移りしない。
けれど、溶剤の匂いは残っている。
一晩、風通しの良いベランダに置いて置けば溶剤臭も消えます。
革ジャンの映える体にしたいなら、ココ
染めQスプレーで革ジャンを補修! まとめ
染めQは、革にスプレーするだけで染められるお手軽グッズです。
けれど、侮れない。
革に染み込んで、本当に染めたような質感に仕上がる。
安っぽさは皆無です。
色ムラにもなり難いので、初心者でも問題無く扱えます。
気をつけなければならないのは、換気だけ。
ぜひ、一度体感してみて欲しい。
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