秋冬のバイクジャケット選びは、難しい。
真冬なら、寒さ対策だけを考えれば良い。
しかし、朝晩は冷え込むけれど、昼間は汗ばむ秋~初冬は
寒暖差に対応できるジャケットが必要です。

寒暖差に対応って、どうすればいいの?
どんなジャケットがおすすめなの?
そんな疑問を解消します。
寒暖差に対応する方法は4つ
- ベンチレーション機能を使う
- ミドルウェアを使う
- ウィンドブレーカーを使う
- バイクウエアブランド以外を使う
アレコレ着込んで動きにくくなるのはマズい。
薄くて軽くて防風・断熱に優れた機能素材が安価になってきました。
それらを使って、着ぶくれせずに快適ライドを楽しもう。
こんな内容を知ってスッキリしよう。
秋冬ジャケットは、とかく暗い色を選びがちだけど、
紅葉のような明るい色のジャケットで気分を上げるのもいい。
真夏の暑さが和らぐ秋冬は、バイクが一番輝く季節です。
お気に入りのジャケットが見つかると嬉しい。
1.ベンチレーションで寒暖差に対応する方法

秋冬向けの防風性能が高い生地をベースにしながら
各部にベンチレーション機能が盛り込まれたジャケット。
ベンチレーションの開閉で体温・湿度調節すれば、脱ぎ着の手間が要りません。
朝晩は、ベンチレーションを閉じて温かく、
昼間は解放して走行風を取り込んで体温を調節しよう。
パワーエイジ FUR ライダース PJ-22201
落ち着いたシルエットで人気のパワーエイジ。
カジュアルな雰囲気だけど高い防寒性が人気のFUR ライダース。
織りが特徴のヘリンボーン素材を使用していて、美しい。
見た目だけじゃなく、動きやすいPOWERAGE独自のバイク用立体構造。
機能的でありながら、大きなロゴでバイクバイクしておらず、トラディショナルな外見で使い易い。
ラフ&ロード RA5035 レザージャケット

一見、普通のレザーライダースジャケットですが、ベンチレーション機能が満載です。
フロントジッパーの中には、ベンチレーションが内蔵されてます。
ジャケットがバタつかずに、真正面から内部にフレッシュ空気を取り込める。
脇腹や腕にもベンチレーションが内蔵されており、寒暖差に応じて微調整可能。
レザージャケットも進化しています。
ラフ&ロード RR4012 SSFトレイルツーリングジャケットEX
秋冬ジャケットのド定番トレイルツーリングジャケット。
- 脱着式のインナーベストが付属しているモデルが『SSF』
- 防水・透湿素材のヘリボーン生地を使ったモデルが『EX』
ヘリボーンは柔らかく着心地が良い、高級感のある生地です
ちょっと懐かしい生地の質感が嬉しい。

RSタイチ ドライマスター エクスプローラー RSJ721

防水透湿素材なので、急な雨にも慌てずに済みます。
ストレッチ性や防風性、撥水性もある生地なので、秋冬の変わりやすい天気でも平気。
インナージャケットが取り外せるので、気温差にも対応できる。
カジュアルでバイクを降りても違和感が無いジャケットならコレ。
コミネ JK-603 プロテクトウインタージャケット

- 透湿防水仕様 ・着脱保温ライナー付属
- ジッパー式ベンチレーション
- CE規格ハードプロテクター
以前に比べ、ロゴが控えめになったので使い易くなりました。
欲しい機能が満載でこのコスパ。
コミネにスキはありません。
トラディショナルな雰囲気が好みなら
2.ミドルウェアで寒暖差に対応する方法

アウターの下にミドルウエアを追加して調節する方法。
ベストで体幹を温めれば、体全体を温かく案じます。
ネガは、ミドルを脱いで調節なので、アウターを脱ぐ手間が有ること。
小まめな体温調節には向かないけれど、
重ね着で空気を貯めるので、一番温かく感じます。
RS TAICHI フィールド パーカ RSJ324
発色がいいRSタイチのパーカー
暗くなりがちな冬を彩るなら、コレ
普段着にしか見えないけれど、しっかりプロテクターが入ってます。
- 防水・透湿
- 着脱式フード
- 大型ベンチレーション。
スリムなシルエットなので、着ぶくれし難い。
RSタイチ e-HEAT インナー ジャケット RSU634
RSタイチの電熱インナー。
- 防風とストレッチを両立した生地
- 毛長フリースの裏地
- 両肩と背中に発熱体
起毛で空気を保持して、電熱で温める極楽仕様ですね。
電熱の発熱持続時間
- ノーマルモード:9時間
- ハイパワーモード:7時間
車両バッテリーにも接続可能
半永久的に電熱が持続する
イージスも気になる
3.ウィンドブレーカーで寒暖差に対応する方法

薄手で邪魔にならないウィンドブレーカーで、シェルを作る。
陽がさして来たらコンパクトに収納すれば、荷物にならないのでおすすめです。
チョットした雨なら、レインウェア代わりにもなる。
RSタイチ パッカブル ウインドブレーカー RSU309

パッカブルは、「packable」で「包装が可能な」の意味。
折り畳むとコンパクトで荷物にならないウインドブレーカーです。
前後反射材のワンポイントがついてるので、夜でも安心。
ラフ&ロード RR7991 コンパクトウインドブレーカーAS

インナーに着るタイプのウインドブレーカー。
コンパクト設計でエマージェンシー用として常備したいサイズが特徴です。
付属の収納袋(16X8.5X4.5cm)にすんなり入ってしまう。
何より、抜群のコスパ。
早朝ツーリングなら、オーバーパンツもいい
4.バイクウエアブランド以外を使って寒暖差に対応する方法

バイクウエアブランド以外でも使えるジャケットが有ります。
ワークマンの名前は、もうバイク好きの共通言語になってます。
ミドリ安全 ベルデクセル ストレッチ 防寒 ジャンパー VE2003

ミドリ安全は、作業服で培ったノウハウをカジュアルなウエアにも展開してます
伸縮性に優れたニットと防風フィルム、フリースを貼り合せた、ハイブリッド素材を使用。
ライディングフォームをとっても突っ張ることは有りません。
プロテクタは付属していないので、別途用意する必要はあるけど、ウエア毎に付属するのもムダ。
早朝ツーリングならインナーにひと工夫も。
コミネ スプリームボディプロテクター
胸部・背中のプロテクターを追加するなら、おすすめはコレ。
コミネのコスパも負けてはいない。
モンベル スペリオダウン ラウンドネックジャケット
モンベルのインナーダウンは、抜群に軽くて暖かい。
山用ウエアの温かさは、別格です。
値段は張るけれど、寒がりなら投資する価値があります。
秋冬パンツは、ココ
秋冬バイクジャケットのまとめ11選 まとめ

秋冬は、朝晩と昼間の寒暖差が大きく、ウエア選びが難しい。
調節機能のあるジャケットで、小まめに体温調節するのがおすすめです。
手持ちのジャケットにミドルウェアを追加してもいい。
けれど、闇雲に3枚、4枚と重ね着をしても、動き辛くなるだけです。
紹介したジャケットのように、高機能かつ調節可能なジャケットで寒暖差を乗り切ろう。
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