雨の日にバイクに乗ると、バイクがドロドロになってしまいます。
次の朝には泥汚れがカピカピになって、チェーンには茶色い錆が浮いてくる。
そんな時は、迷わずバイクを水洗いして、注油しよう。
雨に降られなかったとしても、バイクは汚れます。
排気ガスや、小さな虫の死骸が付いてたりします。

そんな時も、水洗いがいいの?
面倒だな
そんな疑問を解消します。
水を掛けると、どうしても乾き切らずにサビを呼びます。
洗車するよりフクピカでサッと汚れを取った方がバイクには優しいのです。
ツーロング後に水洗いしますか

良く晴れた休日のバイクツーリングは、
一週間で溜まった汚いものを吐き出してリフレッシュするにはもってこいです。
バイクの心地よい排気音に包まれて、
- 景色の良い場所へ向ったり
- 美味しいものを食べたり
1日過ごせば、体は心地よい疲労感に包まれます。
楽しんだ後、無事に自宅までたどり着いて、

あー楽しかった!
その後、水洗いする元気がありますか?
そのまま、次の週末まで汚れたままにしますか?
フクピカでサッ汚れを落としませんか?
フクピカとは

フクピカは、洗浄剤、ワックス成分を染み込ませた特殊な不織布です。
いつでもどこでもサッと拭くだけ水なし洗車ができます。
- 洗浄液が汚れを浮き上がらせ、マイクロパイル層の奥にがしっかり抱き込む
⇒ ボディのキズつきを防止! - 洗浄後のボディにワックス成分が強力に吸着
⇒ 固形ワックスなみの撥水被膜! - ボディに残った余分な洗浄液・ワックス成分を吸収
⇒ ムラの無い美しい仕上がり
塗装面はもちろん、スクリーンや未塗装面もキレイにできる。
フクピカの色々な種類
フクピカには、いろんな付加価値のついたバリエーションがあります。
一通り試してみましたが、
一番安いベース品のフクピカで十分です。
価格差ほどの機能差を感じません。
いちばん安いベース品がこれ。
水洗いの功罪

バケツに水を汲んでシャンプーを入れて泡立てたら、上から下へ バイクのを泡まみれにしていく。
その後、シャワーで隅々まで淡い流せば、愛車はピカピカです。
洗車好きな日本人にとって、楽しいひと時です。
けれど、水洗いは
- 必要な油分も洗い流してしまいまう
- 水が入ったらマズイところに水が入ってしまいまう
1.必要な油分も洗い流してしまいまう
洗剤で洗うと、シフトペダルなど可動部の必要なオイルも流れてしまいます。
そのままだとギシギシ異音となる。
かと言って、適当に注油すると余分な油分が汚れを呼びます。
シャンプー洗車で以前のワックスコーティングは流れて取れます。
再施工を忘れて空気に触れたままだと、あっという間にサビが浮いてきます。
コーティング剤なら、ココ
2.水が入ったらマズイところに水が入ってしまいまう
水洗いした後は、『軽く、近所を一周して水分を飛ばす 』 といいますが、
飛びません。
車体の奥に入り込んだ水分は、留まり続ける。
エンジンの熱が届く範囲は、蒸発します。
走行風に当たるところは渇きます。
けれど、
塩素入り水道水が渇けば、 ウォータースポットの出来上がりです。
水シミです。
奥に入り込んだ水は、乾きにくい
パーツの隙間やベアリングに水が入り込んでしまうと、乾燥させるのは困難です。
油分と混ざりパーツの寿命を縮めます。
水洗い洗車方法は、ココ
水なし洗車のすすめ

雨に降られてドロドロだったり、海の近くで潮風にさらされた時は、水で洗い流すべきです。
しかし、それ以外のほとんどの場合は、
- その日の内に
- 汚れが固着する前に
サッとふき取れば、簡単にキレイになります。
水を使うネガが無いので、バイクに優しいのです。

汚れたままふき取って、傷にならないの?

いきなりゴシゴシしなければ、
キズになることは有りません。
傷の大部分は磨き傷です。
触れる回数を減らした方が、
傷は出来にくいのです。
昔の洗車は、
- 洗車
- 水分ふき取り
- ワックスがけ
- ワックスふき取り
と4回も磨くため、磨き傷がつく可能性が高かったのです。
最近は、ふき取りの要らないワックスや、水分ふき取りの不要なコーティング剤の登場により磨く回数は減って来た。
ワックス成分の技術革新も有ると思いますが、傷が付き難くなったのは磨く回数が減ったからです。
究極の塗装面保持は何もしない事だ、放置が一番という人もいます
放置は極端としても、フクピカは汚れ取りとワックスを同時におこなうので、磨きは1回だけです。
使い方を間違えなければ、傷つく可能性は低いのです。
水なし洗車手順
気にする人は、毛ばたきでホコリを飛ばしてからにしよう。
袋から1枚取り出して、綺麗にしたいところから順に拭いて行くだけです。
フクピカは水分をたくさん含んだ分厚いシートになってます。
- 1枚を4つ折りにする
- スクリーン メータパネル、カウルの順に軽~く拭きます。
傷つきやすい順です。
最初は汚れに水分を含ませるイメージで、ふき取ろうとはしません。
ふやけてからふき取ります。 - 汚れたら都度、きれいな面に変えて拭いて行きます。
- メッキパーツなど拭き忘れたとこが無いか確認します。
- 以上
軽く拭くだけです。
力を入れる必要は無い。
水分を含ませて柔らかくして拭き取るのがコツです。
エンジンやマフラーも拭いて構いません。
どこでもOKです。
最後は下回りを拭いて完成です。
1枚で大きなバイクも十分対応出来ます。
お金持ちの方は2,3枚使って経済を回してください。
15分もあれば、水なし洗車完了!。
本当に軽く拭くだけで汚れが落ちて、ワックス効果でピカピカ艶々です。
メーカが言う『水はじき効果1ヵ月』というのは言い過ぎな気はします。
けれど、一雨でダメになる事も無いので、まずまず。
PCXのシート下は大容量なので、フクピカも常備してます。

フクピカが苦手な部位
フクピカも万能では有りません。
油ギトギト汚れをきれいさっぱりするのは無理です。
チェーンから飛び散って後輪に着いたオイルなどは、パーツクリーナーなどを使った方が効率的です。
樹脂が白くなったときの対処は、ココ

バイクの洗車はフクピカのみ まとめ

※フクピカにはいろいろな種類が有りますが、一番安いので十分です。
バイクは、雨の日も走れるように作られているので、水洗いしてダメな訳は有りません。
エンジンやブレーキなどの構造物がむき出しなので、苦手なだけです。
車だって、ボンネットを開けて洗車する人はまず居ません。
リスクがあるのならば、危うきに近づかず。
普段はフクピカで済ませ、汚れが溜まってしまったら年に1,2回水洗い。
使い分けが大切。
ツーリングからか帰ったら、
バイクに感謝しながらきれいにしてやれば、愛着もひとしおです。
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