バイクは乗ってナンボです。
飾っておいても仕方ありません。
乗れば立ちゴケする時もあるし、濡れた路面で滑る時もあります。

スベって転んで
マフラーにキズが付いてしまった・・・
どうしよう?
そんな疑問を解消します。
傷の深さ別、傷直し方法
- ツメに引っかからない傷
コンパウンドでなぞれば綺麗になる可能性大 - ツメに軽く引っ掛かる傷
コンパウンドで根気よく磨く - 段差の目立つ地金まで見えている傷
手動では限界がある
錆には耐熱塗装
こんな内容を知って、スッキリしよう。
傷も味だけれど、出来れば綺麗に直したい。
マフラーのガリ傷の治し方を知ってれば、過剰に神経質にならずに済みます。
バイクは、使ってなんぼだからね!
1.ツメに引っかからない程度の傷

手のツメで傷をなぞっても引っ掛からいのであれば、軽い擦り傷か相手の塗装が移っているだけです。
コンパウンドで軽く拭けば、消えるはずです。
力を入れて磨くと磨き傷が付いて逆効果です。
軽く、様子を見ながら作業して下さい。
効果が見えると、モットモットになりがちです。
時々は2,3歩バイクから離れて、全体を見て下さい。
間近で凝視しているので傷が気になりますが、2,3歩離れるとどう見えますか?
やり過ぎは逆効果になるので注意しましょう。
コンパウンドは、メタルコンパウンドやピカールが使い易く評判も高い。
2.ツメに軽く引っ掛かる傷

ツメに引っかかる傷も、消し方は引っ掛からない傷と同じ方法です。
コンパウンドで磨きます。
しかし、引っ掛かるレベルの傷はそう簡単には消えません。
手動で磨いていてもキリが無いので電動工具が欲しくなるかもしれません。
しかし、例え電動工具を入手したとしても全く無傷の元通りにはならない事を忘れないで下さい。
電動工具も安くは有りません。
売れてる工具なら、失敗も少ない。
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目立たなければ良しとするのが出来ないのであれば、
マフラー交換かマフラーカバーで隠すしか有りません。
どこまで傷が消えれば納得できるかは、バイクの持ち主にしか決められません。
- 傷は味。思い出。使えば傷つくのは当たり前。
- 小傷でも許せない。交換する。
どちらが正解、と言う事は有りません。
3.段差の目立つ地金まで見えている傷

深い傷が地金まで達している場合は、マフラーに凹みが出来ていたりします。
無傷に戻すのはムリです。
ぱっと見気付かないようにする傷直しにも時間とお金が掛かります。
まず、方針を決める!
判断基準は、
費用効果でもいいし、思い出の量でもいい。
- 傷を治す
- マフラーカバーで傷を隠す
- マフラー交換する
1.傷を直すなら

電動工具が無いと始まりません。
グラインダー等で大まかにならし、やすりの番手を徐々に上げて傷を消していきます。
時間がかかる作業です。
納得できる外見になるまで行いますが、やり過ぎて穴を開けないように注意してください。
黒色で塗る
地金が鉄の場合は、最期に錆止め塗装をしておきます。
黒色の場合はマットブラックです。
マフラーなので耐熱タイプを選びます。
広範囲の場合はマフラーを外してスプレー塗装になります。
マットブラックなら塗装の粗も出にくい。
けれど、元通りに塗るのは困難です。塗り直した感は出ます。
シルバーで塗る
メッキマフラーの場合は、凸凹を直した後に銀色の耐熱塗装します。
再メッキが良いのですが、自分でメッキするのはムリです。業者に依頼するとマフラーを買えるコストになります。このため、再メッキは現実的ではありません。銀色塗装で誤魔化します。
塗装は、素人とプロの差がハッキリわかります。
缶スプレーで元通りになるはずが有りません。
かえって目立ってしまう事もあります。
タッチアップで収まる傷なら、その方が目立ちません。
パテ修正→プラサフ→仕上げ なんて無理です。
2.マフラーカバーで傷を隠すなら
マフラーで火傷しないようにマフラーカバーが付いているマフラーがあります。
マフラーカバーの傷は、マフラーカバーは安価な場合が多いので傷直しせずに交換した方が早い。
マフラーカバーが傷付いたけれど、マフラー自体は無傷の場合はラッキーです。
安価なマフラーカバー交換で元通りに戻ります。
マフラーカバーで留まらずにマフラー自体も傷ついた場合は、
そこそこ直すレベルに留め、より大型のマフラーカバーに変更する事で傷を隠す方法も有ります。
車種専用の社外大型マフラーならポン付けして終わりです。
汎用のマフラーカバーに替える場合や、
元々マフラーカバーが付いていないマフラーにマフラーカバーで傷隠しする場合は、
このようなマフラーカバーを使います。
汎用マフラーカバーは金属バンドで止めています。
マフラーに直にバンドをするとマフラーカバーに熱が伝わりマフラーカバーが熱くなる。
断熱材を挟むとマフラーカバーは熱くならないので、忘れずに挟もう。
3.マフラー交換する
マフラーに凹みが有ったり、穴が開くような傷の場合は直すよりマフラー交換の方が早い。
違うマフラーを試してみるいい機会かもしれません。
失敗しないバイクマフラーの傷消し方法 まとめ

- ツメに引っかからない傷
コンパウンドでなぞれば綺麗になる可能性大 - ツメに軽く引っ掛かる傷
コンパウンドで根気よく磨く
電動工具が有れば早い - 段差の目立つ地金まで見えている傷
手動では限界があるのでマフラー交換も視野に入れる
マフラーカバーで傷隠しする方法もある
鉄マフラーには耐熱塗装でタッチアップペイント
スプレー塗装は却って目立つかも
マフラーは目立つパーツです。
磨き上げられたメッキマフラーはとても美しい光を放ちます。
傷つけないように安全運転するのは当然ですが、
傷ついた時には傷の深さに応じて傷消しをしよう。
錆が発生する前に対処しないと面倒な事になります。
傷つけた当初は気になって仕方ありません。
後悔の念も大きいと思います。
けれど時間と共にある程度の傷は許せるようになります。
焦って直そうとすると却って目立ってしまう。
慌てない慌てない。
やりすぎ厳禁。
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