週末の朝、雨が降ってたらバイクはあきらめられる。
けれど、青空で風が強かったら、どうしますか?
誰でも、強い横風で怖い思いをしたことはあります。

どうすれば、横風を気にせず走れるの?
風に負けないコツは?
そんな疑問を解消します。
横風に対抗するコツ7選
- 下道に避難する
- 速度を落とす
- ニーグリップ
- ギアを落として、駆動力を増す
- リアブレーキを引きずる
- 上体を伏せる
- 風上にバンクして走る
横風に弱いバイク
軽量フルカウルは、影響されやすい
横風に注意する場所
信号待ち
トンネル出口
陸橋
こんな内容を知って、スッキリしよう。
横風は、経験やコツで、吸収できる部分もあります。
けれど、甘く見ると事故になる可能性も含んでます。
『勇気ある撤退』を常に視野に入れておこう。
横風でバイク事故にあわないコツ7選


吹き流しが
- 水平:風速10m以上、勇気ある撤退を
- 45°:風速5m以上、横風に警戒態勢を
道路わきで時々見かける吹き流しは、角度で風の強さがわかります。
一定の速度で吹いてるなら、まだしも風速10mの突風が来ると、かなり厳しい。
『横風でバイク事故に遭わないコツ7選』を総動員して、戦えるかどうか。
- 下道に避難する
- 速度を落とす
- ニーグリップ
- ギアを落として、駆動力を増す
- リアブレーキを引きずる
- 上体を伏せる
- 風上にバンクして走る
1.下道に避難する

| 高速道路の風速 | 交通規制 | 情報表示板 |
| 瞬間風速10m未満 | - | 「横風・走行注意」 |
| 瞬間風速10~15m未満 | 最高速度80km/h | 「強風・速度落せ」 「80キロ規制」 |
| 瞬間風速15~20m未満 | 最高速度50km/h 二輪車通行止め |
「強風・速度落せ」 「50キロ規制」 |
| 瞬間風速20m以上 | 通行止め | 「強風・通行止」 「ここで出よ」 |
高速自動車国道等における異常気象等発生時の交通規制要領の制定について 北海道警察を引用
高速道路は、風速15mを超えると二輪車通行禁止。
吹き流しが90°なら風速10m以上なので、今すぐに下道へ避難しよう。
命ある内に、撤退!
風速15m以上の『二輪車通行止め』
これを目にしたことがあるのは、向こう側の人だけ

風速10mで既に台風並みです。右からの10mの風が、急に左からに変わって来ることもある。
バランスを崩したり、並走車にぶつかって事故になるのは時間の問題。
2.速度を落とす

横風が酷くなってきたら、速度を落として次のサービスエリアまで凌こごう。
80km/hで危険だと感じたら、70km/h、60km/hと下げるしかない。
横風でバランスを崩すと、横にスライドする。
速度が早ければ、スライドする距離が大きくなるのは当然です。隣の車線にはみ出す前に復帰できるよう、スピードは抑えよう。
しかし、急減速すると追突される可能性もある。
『急』はダメ、ゆっくり減速!
けれど、
どうしようもない場合は、なるべく路肩に寄ってハザード!
後続車を先に行かせてプレッシャーを受けないようにしよう
怖いなら無理しないで!
カッコなんてどうでもいい
避難あるのみ
急に横風が強くなってしまい、速度を落としても震えが止まらなこともある。
そんな時は、とにかくバイクを降りて避難しよう。
心臓をつかまれるような思いがして、苦しいのは良くわかります。怖くてどうしようもなければ、バイクを路肩に止めてガードレールの外側に避難しよう。
ムリをする必要なんて無い。
レッカーサービスを呼べばいいだけ。
何の問題もありません。

3.ニーグリップ

横風があっても、バイクは真っすぐ走るようにできてます
ライダーが邪魔してるだけ
横風に煽られて、ハンドルにしがみ付いてしまう。
そうすると、バイクが真っ直ぐ走ろうとするのを阻害してしまい、車線をはみ出します。
鬼のようなニーグリップで上半身をフリーにしよう。
タンクを潰すつぶすつもりで挟めばOK!
『ニーグリップすると、バイクの揺れが体に伝わってしまう!股の間でバイクを自由に遊ばせよう』
こういう教え方をする方もみえます。
けれど、その域に達するのはかなり難しい。
セルフステア
横風が吹くと、無意識に風上に倒れこんでるはず。
そうすると、セルフステアにより倒れこんだ方に曲がろうとする。セルフステアにより、風とバランスが取れて真っ直ぐ走れます。
けれど、怖くてハンドルにしがみ付いてしまうと、セルフステアが利かず、風に流されてしまう。
怖いなら無理しないで!
頭では理解していても、手の力を抜いてセルフステアに任せるのは難しい
恐怖が先に立っているのなら、ムリはしない方が良い
素直に路肩に寄って徐行か、停車したい
4.ギアを落として、駆動力を増す

ギアを1つ落として高回転で走ろう
真っ直ぐ走る力が強くなる
ギアを落として走ると、高回転になり蹴り出す力が増える。
結果的に、外乱に強くなります。
もちろん、ギアを落とすことで、風が気に成らなくなる訳じゃない。『チョット』楽になるだけ。
スピードを落とすのが最優先です。
5.リアブレーキを引きずる

トンネル出口などの危険地帯では
リアブレーキを引きずるように使うのもアリ
バイクが安定します
リアブレーキを掛けると、後輪が沈み込みます。
リアタイヤが路面に押し付けられるので、バイクが安定します。
(※バイクのサス構成によっては違って感じることもある)
燃費とブレーキパッドの消耗には目をつぶるしかない。
要領は、教習所の一本橋と同じですね。
なぜ、後輪が沈み込むのか?
リアブレーキを掛けると、後輪が沈み込む理由は2つ。
- ブレーキキャリバーの反作用
リアブレーキを掛けると、ブレーキキャリバーに大きな力が掛かります。
スイングアームを路面に押し付ける方向なので、リアタイヤが押し付けられる
- スクワットトルクの作用
リアブレーキを掛けると、路面との摩擦でリアタイヤが後ろに引っ張られます
スイングアームを伸ばそうとする方向なので、リアタイヤが押し付けられる
6.上体を伏せる

上体を伏せて、
- 投影面積を減らし
- 重心を下げる
帆船と同じように、風を受ける上体を伏せて折りたためば、風をはらまずに済みます。
タンクに伏せてバイクと一体化しよう。
重心も低くなるので、外乱の影響を受けにくくなる。もちろん、風が気になら無くなる訳じゃない。
『チョット』楽になるだけ。
スピードを落とすのが最優先です。
このリュックはちょっと気になる

7.風上にバンクして走る

後ろから見ていると、斜めにバンクしながら真っ直ぐ走ってる
不思議な光景です
横風を受けると、無意識にやっているはず。
横風の強さは一定でないし、逆方向から吹くこともあるので油断はできない。
ニーグリップをガッチリ固めて、上半身でバンク角を調整しよう。
手はハンドルに添えるだけ。
怖いなら無理しないで!
ベテランなら無意識にやってるはずです
でも、慣れないと恐怖が先に立ってしまう
風の強さは一定じゃ無いので、バンク角をそれに合わせて調節するのは難しい
無理だと思ったら、素直に路肩に寄せて徐行か停車
タンデムは楽しいけど、風の強い日はちょっとね。

急な横風が襲って来る、危険な場所3選

- 信号待ち
- トンネル出口
- 橋
危険な場所では、あらかじめ『横風に対抗するコツ7選』を2、3個は仕込んでおこう。
備えあれば、ってね!
1.信号待ち

足つきの悪いバイクで油断してると
コテン!
横風で、アッと思った時には、既に限界傾きを超えているかも。
風が強い日は、信号待ちで止まる場合も注意が必要です。
- 吹きっさらしの場所
- 路面の傾きがある場所
- 疲れてるとき
こんな時は、普段よりおしりをずらす量を増やしシッカリ足裏を付けて停車した方がいい。
2.トンネル出口

トンネル内の快適さに怠けてると
出口でひどい目に合う
特に山間部のトンネル出口は、陸橋になっているので最悪です。
風が吹きっさらしで、瞬間的に1車線ワープしたりする。
出口が近づいたら、横風に対抗するコツを思い出して!隣の車と並走しないよう、タイミングをずらすのおすすめ。
万一、風に流されてもぶつからないようにするためです。
突風以外にも、トンネルの怖さはあります。

3.橋(アクアライン・瀬戸大橋・伊勢湾岸道)

風が強い日は、
橋に入る前に撤退を選ぶ勇気も必要
海辺の橋も風が強いけど、山間部の橋も谷で風が集まるので辛い。
長い橋が分かっているときには、一旦、パーキングエリアで一息入れよう。
橋の上で強風にもてあそばれ、進退きわまると悲惨です。
3大難関の橋
なんとかは、なりません。
- アクアライン
- 瀬戸大橋
- 伊勢湾岸道
いずれも日本を代表する美しい橋です。
けれど、この3つの橋は強風でも有名。トラウマになってしまった人もいます。
必ず、道路状況をチェックしてから出かけよう。
風に遊ばれても、バイクが楽しい理由はココ

横風と相性が悪いバイク(車重・フルカウル・足つき)

軽いのは、バイクの絶対正義だけど
横風だけは別です
- 軽いバイク
- フルカウルバイク
- 足つきが悪いバイク
この3つが当てはまるなら、風の強い日の遠出は慎重にした方がいい。
こと、横風に関しては重くて重心の低いバイクが有利です。300kg近い大型クルーザーならば、外乱の影響を受けにくい。
逆に、250ccフルカウルバイクは不利な局面ですね。PCX150などのフルカウル150ccバイクは、言うまでもない。
大型バイクが欲しくなる。

横風でバイク事故にあわないコツ7選! まとめ

横風に揺さぶられて怖い思いをすると、トラウマになってしまいます。
元の感覚に戻すには、長い時間が必要になる場合もある。
可能であれば、広くて安全な場所で風に煽られたときの感触を掴んでおきたい。
- 無理はしないこと
- 根性の問題では無いこと
- 撤退は恥ずかしいことではないこと
忘れないで!
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