10年以上続いた自転車のロードバイクブームの終焉が見えて来ました。
一部のコアなファンはいるけれど、ブームはピークを過ぎた感がある。

ロードバイクは
なぜ日本に日本に根付かなかったの?
そんな疑問を解消します。
かつて80年代バイクブームが去ったのと同じ流れを自転車ブームも辿りました。
これを反面教師として、
80年代のバイクブームを再燃させるために何が出来るか?
- バイクを爽やかイケメンの乗り物に変える
- ライダーの顔の素材の差は、清潔感で補う
バイク好きの力をいまこそ結集しよう!
とかね!
バイクブームを再燃させる方法
自転車ブームの次に、バイクブームを再燃させるためには、
【流行に敏感な若者の間で話題になる】
このムーブメントを仕掛けなければいけません。
そのキモは、バイクのイメージを変えることです。
従来のバイクのイメージは、不良の乗り物です。
これを、爽やかイケメンの乗り物に変えるのです。
まずブームを起こそう。
ブームを起こしてから、いかに終焉を先延ばしするか、考えればいい。

ブームの発生~終焉のパターン
- 流行に敏感な若者の間で話題になる
- フォロワーが参入し、ブームが起きる
- 差別化のため、機材が高性能化し高価格となる
- 一部のマニアのみが高価格な機材を手に入れ幅を利かせる
- 初心者はマニアにバカにされ、離れていく
- 初心者の参入が減り、マニアはより先鋭化する
- 市場規模が減り、メーカーや小売り店が業務縮小
- そして誰もいなくなった
自転車ロードバイクのブーム
バイクで峠に行くと、
ピチピチウエアに身を包んだ、意識高い系が
ロードバイクの傍らで、訳の分からないサプリメントを食べてます。

オートバイは楽でいいですねー
自転車は、機材にお金掛けても
エンジンは自分だからね
ハハ!
なぜか、上から目線です。
エンジンは自分と言いながら、
傍らの自転車には『COLNAGO』とロゴが入っており
プロ用の機材なのは素人目にも明らかです。
こんな、ロードレーサーを最近急に見掛けなくなりました。

ロードバイクの終焉
自転車ブームは、20年前にマウンテンバイクの流行で始まりました。
その後、世界最高峰の自転車レースツール・ド・フランスでアームストロングが7連勝したこともあり、ブームはロードバイクに移りました。
健康志向、ダイエットブームの波に乗りアッという間にロードバイクが増殖しました。
休日のサイクリングロードや峠道には、派手なピチピチウエアを着たロードバイク好きが溢れたのです。
そんなロードバイクもブーム終焉を迎えてます。
ロードバイクが日本に根付かなかった理由は3つあります。
1.女性受けしなかった
ピチピチウエアは、女性には受け入れられませんでした。
体の線が丸わかりのウエアをノーパンで着るのは、男でも抵抗が有ります。
よほど体形に自信があっても、日本女性に受け入れられるはずが有りません。
女性の参入が無いと男も離れていくのは良く有ることです。

2.機材が先鋭化しすぎた
ツール・ド・フランスでプロが使う自転車はハイテクのカタマリです。
最先端のカーボンを最先端のCADで最適な強度で組み立てた自転車は100万円を裕に超えます。
オタクしかついてけません。
機材スポーツは、必ず機材ヒエラルキーが起きます。
より、高価な自転車に乗っているヤツが偉い。
普通の人は、嫌気がさします。

自転車の世界は、プロがレースで使っている機材が100万円で買えます。
バイクで考えるなら、MotoGPを走っているワークスマシンが300万円程度で買えることになります。
こう考えると、プロが使う自転車が欲しくなる気持ちも解ります
MotoGPを走っているバイクが買えるなら飛びつきます。
3.インフラが無かった
日本の道路は車中心に作られており、自転車との共存を考えてません。
狭くて混雑した日本の道路は、余裕をもって自転車を追い越しにくい。
自転車をギリギリかすめて追い越すことになります。
車側はイラつくし、自転車側は恐怖。
車にビクビクしながら自転車に乗っても楽しくない。
嫌気がさします。

バイクブームを起こすには
バイクのイメージは、
- 週末アウトローのコスプレ
- ヤンチャな若者の遊び道具
- 不良の乗るもの
これを変えるのが最優先事項です。
袖なしGジャンにワッペンを一杯付けている場合ではありません。
爽やかイケメンの乗り物に変えるのです。
- 爽やかイケメンが乗ってる
- 女性が増える
- 女性が増えれば、男が増える
- ブームが来る
完璧です。
’80年代のバイクブームが再燃することに間違い有りません。

高望みはしない
いきなり結論になりますが
福山雅治さんならば、袖なしGジャンを着ても『爽やかイケメン』です。
素材の差は何ともなりません。
そこは、努力で埋めるしか有りません。
- 清潔感のあるウエアで差を埋める
- 清潔感のある身のこなしで差を埋める

清潔感のあるウエアで差を埋める
コスプレおやじやバイクオタクは、素材で勝負出来ません。
ならば、清潔感で差を埋めよう。

小汚い!、脂っぽい!
いきなりオシャレをしようとすると、逆効果です。
『オシャレって何?』
解るはずがありません。
何をどうすれば良いかわからずに誰かの真似をすると、痛いだけです
シンプルさ、清潔感だけを目指そう

良く解らないファッションブランドの高価な服は要りません。
無地でタイトでシンプル。
色はモノトーンか、くすんだ薄い色。
清潔感なら、この取り合わせしかありません。
誰でも、それなりに見えます。
白のTシャツ
- ロゴやプリント柄の入ったTシャツ
- 色のついたTシャツ
これらは、まとめてウエスにして有効活用しよう。
無地の白Tシャツがあれば、他に何も要りません。
すべての始まりで終わりです。
真っ白で肌触りの良いTシャツは、顔色を明るく見せてくれます。
ド定番のヘインズです。

スキニージーンズ
ダブダブのルーズフィットジーンズは投げ捨てよう。
タイトなデニムには軽快感があります。
コットン100%の素材感は捨てがたいけれど、
ストレッチ素材がおすすめです。バイクでも突っ張らないので楽です。
ヴィンテージ加工やダメージ加工でラフな雰囲気を出すのもイイ。
ド定番のLEVI’S 501スキニーストレッチです。
パーカー
ジップアップが便利だけれど、プルオーバーのパーカーの方がスッキリします。
ファッションに、「便利」という判断基準はありません。
ベージュ、グレーなどの薄い色の無地でボリューム感のあるパーカーが鉄板です。
細身なスキニージーンズにボリュームのあるトップスは、体形もカバー出来ます。
ド定番のChampion。

清潔感のある身のこなしで差を埋める
服装をこざっぱり清潔にしても、本人がイケてないとぶち壊しです。
人の第一印象は、最初の5秒で決まると言われています。
5秒間の判断材料は、見た目50%、話す声40%です。
『なんかニヤニヤしていて怖い』
『ブツブツ何を言ってるのか聴き取れない』
こんな第一印象を持たれないために、気を付けることは2つだけです。
身だしなみ
- 背筋をピンと伸ばし、胸を張る
- 笑顔
- 脂ぎったテカリは厳禁。洗顔してウェットは常備
- 髪は清潔感があり、短髪がBEST
- ひげの剃り残しが無い
- ツメがキレイ
とにかく、背筋と笑顔です。
キョロキョロせずに、落ち着いて相手の目を見よう。
あいさつ
大きな声で、ゆっくり『こんにちは!』と言う。
もちろん、口角を上げて歯を見せながら笑顔。
2,3歩近寄って、挨拶が終わった頃には第一印象は決まってます。
ダメな空気を感じたら、ゴリ押しせずに引き下がろう。

バイクブームを再燃させるために出来ること まとめ
バイクは、薄汚くてアウトローなイメージを持たれてます。
これをブチ壊さないと、バイクブームは再燃しません。
全て、バイク好きのこれからに掛かっています。
袖なしGジャンは思い出としてしまい込んで
この1つ1つにバイクの明日が掛かっているのです。
⇒ バイクのカゼ・花粉症対策!フルフェイスヘルメットで使えるマスク
⇒ ツーリング先で歩ける、おすすめバイクシューズ
⇒ 親・嫁・彼女がバイクを反対する理由!それを説得する方法