バイクウエアを着て、ヘルメットを持ってバイク置き場に向かいます。
バイクが無い!
切られたワイヤーロックだけが、転がっている。
人間、想定外のことが起きると、思考停止します。

ワタシハダレ?
ココハドコ?
何がいけなかったのか?
どうすればよかったのか?
そんな疑問を解消します。
いたずら目的のガキへの盗難対策
- 盗難されたバイクは無傷では戻らない
- パーツ単位の盗難も多い
- バイクカバーは必須
- カギは地球ロック含め複数が有効
- 光とアラーム音で撃退も有効
転売目的のプロ集団への盗難対策
- バイクのレンタルボックス保管
- バイクの盗難保険加入
こんな内容を知って、スッキリしよう。
膝から崩れ落ちる前に、やるべきことをしておこう。
バイクを盗もうとする2種類の人間

バイクを盗もうとする人間には、2種類の人間が居ます。
- いたずら目的、乗り回す目的のガキ
- 転売目的のプロ集団
それぞれ、対策方法が異なります。
1. いたずら目的、乗り回す目的のガキ
自分で乗り回す目的のガキは、盗みやすいバイクを盗む。
撃退するには、

盗むのは面倒そうだ
こう思わせればいい。
防犯対策がなされている、面倒そうなバイクだと思わせることが出来れば勝ちです。
2.転売目的のプロ集団

一方、後者の窃盗プロ集団は、高価なバイクを狙って狩っていく。
太いカギでも一瞬で切断できる特殊工具を持って、トラック・ワンボックスに乗ってやって来る。
アッという間に、カギを切って車に積んで持って行く。
バイクの業者を装って、整備服を着ているかもしれない。
絶対破れないカギは無い
鉾と盾の逸話を持ち出すまでも無く、世の中に絶対は有りません。
絶対のカギが無いとしたら、どうすればいいのか?
視点を変える必要が有ります。
1. いたずら目的のガキへの盗難対策

盗難の多くは、自宅に駐車しているときに被害に遭ってます。
いつも同じ場所にバイクがあるのを近所のガキに知られると、狙われます。
- 盗難されたバイクは無傷では戻らない
- パーツ単位の盗難も多い
- バイクカバーは必須の盗難対策
- カギは地球ロック含め複数が有効
- 光とアラーム音で撃退も有効
最初に言っておくけど、バイクの防犯登録しても意味は無いからね。
バイクの防犯登録しても意味はない

バイクを買うと防犯登録をススメられるけれど、
免許更新時の安全協会への勧誘みたいなものです
言われるまま、加入してますか?
ショップのサービスなら、良いけれど
防犯の役に立たないし、盗まれたときの保障もありまでん。
バイクに無意味なステッカーなど、張りたくない!
防犯登録については、ココ!
1.盗難されたバイクは無傷では戻らない

いたずら目的で盗まれたバイクは、後日発見されることも多い。
ガソリンが無くなって
コケて
そのまま放置。
無傷で発見されることはまず有りません。
ナンチャッテ全塗装されてたり
証拠隠滅のために、燃やされたり
河原に落とされ捨てられてたり。
犯人が未成年だと、犯人の名前さえ教えて貰えないこともある
犯人の親もそれなりの人だと、盗まれた人は救われない!
2.パーツ単位の盗難も多い

バイクは車のようにボディに覆われて無く、部品がむき出しなので
パーツ単位の盗難も多い。
人気のスリップオンマフラーだったり、サスペンションだったり。
ナンバープレートも盗む対象です。
ネジで止まっているだけなので、特殊ねじに変えるのが有効。
もし、ナンバープレートを盗まれてしまったら、面倒だけど再発行の手続きが必要です。
3.バイクカバーは必須

まずは、目に付けられないようにバイクカバーは必須です。
- バイクの機種を特定されないように、カバーを掛ける
- バイクの存在が目だたないように、カバーを掛ける
とにかく、目を付けられないようにすることが肝心。
可能なら、通りから見られない場所にカバーを掛けてひっそりと保管しよう。
バイクカバーは、人気があって売れているものがおすすめ
バイクカバーは、こだわりが無ければ、長いものには巻かれた方が良い。
見た目だけじゃ解らないからね!
もちろん、風雨からバイクを守る意味もあります。
直射日光にさらされたり、雨にさらされると、
アッという間に退色してサビだらけ!
集合住宅での駐車方法のコツは、ココ
4.カギは地球ロック含め複数が有効

2つ以上のカギを付けて、面倒なバイクだと思わせる。
- 持って行かれないように、固定物に繋ぎとめる
- ディスクロックなど、破壊し難いカギを追加
いたずら目的の人間は面倒そうなバイク、防犯対策がされているバイクは避けます。
盗むのに手こずって、通報されるのを恐れてる。
見た目でインパクトのある太いワイヤーで固定物に繋ぎとめるのが有効です。
皆がどんなロックを選んでいるか、知っておいた方がいい。
ネガは、自分が出かけるときにカギを幾つも外すのが手間なこと。
バイクカバーを取って、カギを幾つも外すのは面倒です。
なんでこんなことと思うけど、消えてなくなるよりはマシと思おう。
最強のカギは、ココにある
5.光とアラーム音で撃退も有効

カギと共に、触れると『ピーピー』警告音が鳴り響くのは有効です。
泥棒は目立つのを恐れてます。
アラーム
頻繁に鳴り響くと近所迷惑なので、安物のアラームは考え物だけどね。
電子工作が得意なら、自分でアラームを工作する方法もある。
同じ意味で、センサーライトで人が近づくと照明で照らすのも有効。
光
人に反応してライトを付けるのは、効果的。
集合住宅に設置するのは難しいので、管理会社に依頼しよう。
ハイテク
GPSをバイクに仕込んでおくのも今風の防犯ですね。
泥棒を撃退するのではなく、追跡し確保!
もちろん自分だけで確保しようなんて思わないでね!
PCXは狙われてます。
PCXは、クラスの販売台数1,2位を争う人気のバイクです。
人気が有るのはうれしいけれど、
同時に盗難件数も1,2を争っている。
転売目的のプロ集団への盗難対策

転売目的のプロ集団に狙われたら、逃げられない。
幾ら立派なカギをつけても、破壊できないカギは無い。
本気の人間を止めるのはムリです。
万一、現場を見付けても自分で解決しようとせずに直ぐに警察を呼ぼう。
逆上したら何をするか解りません。
命あっての物種!
まずは自分を守ろう。バイクは二の次。
本気の窃盗団からバイクを守る方法は2つ
- レンタルボックスに隠す
- 盗難保険に入る
1.バイクのレンタルボックス保管

バイクを屋外に置かず、コンテナに格納する
大事なバイクなら、屋外に放置せずガレージに収納して存在を隠すのがいい。
目を付けられないのが、最大の防御方法です。
しかし、自宅ガレージにバイクを収納できるなんて恵まれた人はマレです。
ならば、レンタルボックスを借りてバイクを収納してしまおう。
月極レンタル料は必要だけれど、
- 防犯グッズを幾つも買うこと
- バイクカバーを買うこと
- 台風の備え
こんなことを含めて考えると、費用の差は大きくない。
バイクをコンテナの中に入れてしまえば、まず盗難の心配はない。
安心を買うと思えば、納得できる。
2.バイクの盗難保険加入

バイクを盗難されることは防げないけれど、
盗難保険で痛手を埋めることは出来ます。
最近は100万円以上もする高価なバイクも珍しく有りません。
容易に持ち運べる高価なバイクを、屋外に放置するなら
盗難保険は、必要なリスクヘッジかもしれない。
新車購入時に高価なプランを勧められることが多い盗難保険。
しかし、後から必要な金額だけ加入することも出来ます。
100万のバイクのローン部分60万だけ保険に入ることも可能!
盗まれたバイクのローンを払い続けるのは、辛すぎるからね。
バイク盗難対策まとめ7選 まとめ

バイクを盗まれたくないのなら、それなりの手を尽くしておこう。
それでも、絶対はあり得ない。
最後は、保険で痛手を埋めるしか有りません。
自分の大事にしているものを傷つけられたら、どんな気持ちになるか考えられないバイク泥棒!
自分の幸運を信じてるだけでは、救われません。
出来ることは、キッチリしておこう!
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