朝、バイクツーリングに出掛けようと
バイクウエアを着て、ヘルメットを持ってバイク置き場に向かいます。
無い!
切られたワイヤーロックだけが、転がっている。
人間、想定外のことが起きると、思考停止します。

ワタシハダレ?
ココハドコ?
何がいけなかったのか?
どう売ればよかったのか?
そんな疑問を解消します。
絶対盗まれな方法はありません
しかし、盗まれ難くすることは出来る
- カギは複数つけて面倒だと思わせる
- 音と光で撃退する
- 盗難保険に入る
- レンタルボックスに入れる
こんな内容を知って、スッキリしよう。
膝から崩れ落ちないために、やるべきことをしておこう。
バイクを盗難防止する『絶対の』方法は無い
バイクを盗もうとする人間には、2種類の人間が居ます。
- いたずら目的、乗り回す目的のガキ
- 転売目的のプロ集団
前者の、自分で乗り回す目的の人間は、盗みやすいバイクを盗む。
撃退するには、

盗むのは面倒そうだ
こう思わせればいい。
防犯対策がなされている、面倒そうなバイクだと思わせることが出来れば勝ちです。
一方、後者の窃盗プロ集団は、高価なバイクを狙って狩っていく。
太いカギでも一瞬で切断できる特殊工具を持って、車に乗ってやって来る。
アッという間に、カギを切って車に積んで持って行く。
バイクの業者を装って整備服を着ているかもしれない。
鉾と盾の逸話を持ち出すまでも無く、世の中に絶対は有りません。
絶対のカギが無いとしたら、どうすればいいのか?
視点を変える必要も有る。
いたずら目的、乗り回す目的の盗難防止方法

盗難の多くは、自宅に駐車しているときに被害に遭ってます。
朝起きて、出かけようとしたら
無い!
PCXは狙われてます。
PCXは、クラスの販売台数1,2位を争う人気のバイクです。
人気が有るのはうれしいけれど、
同時に盗難件数も1,2を争っている。
バイクの防犯登録しても意味はない
バイクを買うと防犯登録をススメられるけれど、
防犯の役に立たないし、盗まれたときの保障もありまでん。
免許更新時の安全協会加入のススメみたいなものです。
⇒ まだ、バイクの防犯登録をしてるの?【目的は?義務なの?料金は?】
盗難されたバイクは無傷では戻らない

いたずら目的で盗まれたバイクは、後日発見されることも多い。
ガソリンが無くなって
コケて
そのまま放置。
無傷で発見されることはまず有りません。
ナンチャッテ全塗装だったり、
河原に落とされ捨てられてたり。
そして、犯人が未成年だと、犯人の名前さえ教えて貰えないことも。
⇒ 『盗んだバイクで走り出す』は止められないし、犯人逮捕と補償は別!
パーツ単位の盗難も多い
バイクは車のようにボディに覆われて無く、部品がむき出しなので
パーツ単位の盗難も多い。
人気のスリップオンマフラーだったり、サスペンションだったり。
ナンバープレートも盗む対象です。
ネジで止まっているだけなので、特殊ねじに変えるのが有効。
⇒ バイクナンバープレート盗難防止!【特殊ねじ、フレーム・ホルダー】
もし、盗まれてしまったら面倒だけど再発行の手続きが必要です。
⇒ ナンバープレートを変更する方法!【紛失・盗難・破損で再発行】
バイクカバーは必須の盗難防止策

まずは、目に付けられないようにバイクカバーは必須です。
- バイクの機種を特定されないように、カバーを掛ける
- バイクの存在が目だたないように、カバーを掛ける
とにかく、目を付けられないようにすることが肝心。
可能なら、通りから見られない場所にカバーを掛けてひっそりと保管しよう。
もちろん、風雨からバイクを守る意味もあります。
直射日光にさらされたり、雨にさらされると、
アッという間に退色してサビだらけ!
カギは地球ロック含め複数が有効

2つ以上のカギを付けて、面倒なバイクだと思わせる。
- 持って行かれないように、固定物に繋ぎとめる
- ディスクロックなど、破壊し難いカギを追加
いたずら目的の人間は面倒そうなバイク、防犯対策がされているバイクは避けます。
盗むのに手こずって、通報されるのを恐れてる。
見た目でインパクトのある太いワイヤーで固定物に繋ぎとめるのが有効です。
⇒ 最強のおすすめバイクロックまとめ3選!なぜ、盗難対策しないの?
ネガは、自分が出かけるときにカギを幾つも外すのが手間なこと。
バイクカバーを取って、カギを幾つも外すのは面倒です。
なんで、こんなことと思うけど、消えてなくなるよりはマシと思おう。
光とアラーム音で撃退も有効

カギと共に、触れると『ピーピー』警告音が鳴り響くのは有効です。
泥棒は目立つのを恐れてます。
アラーム
頻繁に鳴り響くと近所迷惑なので、安物のアラームは考え物だけどね。
⇒ バイクのディスクロックはABUS傾斜センサーアラーム付きがおすすめ!
⇒ PCXがスマートキーになって純正アラームの取り付けは微妙になった!
電子工作が得意なら、自分でアラームを工作する方法もある。
⇒ 【節約して防犯対策】バイクセキュリティを自作で追加する方法2選!
同じ意味で、センサーライトで人が近づくと照明で照らすのも有効。
光
ハイテク
GPSや『ココセコム』を仕込んでおくのも今風の防犯ですね。
⇒ PCX盗難対策!カバー・カギ・アラーム・GPS・盗難保険が防止5選
泥棒を撃退するのではなく、追跡し確保!
もちろん自分だけで確保しようなんて思わないでね!

転売目的のプロ集団の盗難防止方法
転売目的のプロ集団に狙われたら、逃げられない。
幾ら立派なカギをつけても、破壊できないカギは無い。
本気の人間を止めるのはムリです。
万一、現場を見付けても自分で解決しようとせずに直ぐに警察を呼ぼう。
逆上したら何をするか解りません。
命あっての物種!
まずは自分を守ろう。バイクは二の次。
本気の窃盗団からバイクを守る方法は2つ
- レンタルボックスに隠す
- 盗難保険に入る
バイクのレンタルボックス保管

バイクを屋外に置いて置かない。
高価なバイクなら、屋外に放置せずガレージに収納して存在を隠すしかない。
目を付けられないのが、最大の防御方法です。
しかし、自宅ガレージにバイクを収納できるなんて恵まれた人はマレです。
ならば、レンタルボックスを借りてバイクを収納してしまおう。
月極レンタル料は必要だけれど、
- 防犯グッズを幾つも買うこと
- バイクカバーを買うこと
- 台風の備え
こんなことを含めて考えると、費用の差は大きくない。
バイクをコンテナの中に入れてしまえば、まず盗難の心配はない。
安心を買うと思えば、納得できる。
⇒ 賃貸のコンテナ・ガレージがバイクの保管におすすめな3つの理由!
⇒ 集合住宅でのバイクの悩み5選!全てトランクルームで解決できる!
⇒ アパートにバイク置き場がない!月極4タイプの相場と防犯対策まとめ
バイクの盗難保険加入

バイクを盗難されることは防げないけれど、
盗難保険で痛手を埋めることは出来ます。
最近は100万円以上もする高価なバイクも珍しく有りません。
容易に持ち運べる高価なバイクを、屋外に放置するなら
盗難保険は、必要なリスクヘッジかもしれない。
新車購入時に高価なプランを勧められる盗難保険ですが
後から、必要な金額だけ加入することも出来ます。
⇒ バイクの盗難保険を比較したら、おすすめはZuttoRideClubだった
100万のバイクのローン部分60万だけ保険に入ることも可能!
バイク盗難防止まとめ4選 まとめ
- カギは複数つけて面倒だと思わせる
- 音と光で撃退する
- 盗難保険に入る
- レンタルボックスに入れる
バイクを盗まれたくないのなら、それなりの手を尽くしておこう。
それでも、絶対はあり得ない。
最後は、保険で痛手を埋めるしか有りません。
自分の大事にしているものを傷つけられたら、どんな気持ちになるか考えられないバイク泥棒!
他人の大事にしているものを盗もうとする輩には、八熱地獄が待っている。