若い頃にバイトをして初めて買った原付バイク。
無敵になった気がしましたね。
いつもバイクと一緒だったけれど、就職、結婚でバイクを降ります。
夢中で働いて、やっと余裕が出てくるのが50代。
もう1度、無敵になりたい！
どんなバイクが良いのだろう？
そんな疑問を解消します。
リターンライダーのバイク選びのコツは２つ
- 身の丈に合ったバイクを選ぶ
- 体を鍛える
こんな内容を知って、スッキリしよう。
60,70歳になってもバイクを楽しんでいる人も多い。
彼らの仲間入りするためには、どうすれば良いのか？
リターンライダーがバイクを選ぶコツ
2020年に都内で起きた二輪車乗車中の交通死亡事故の統計データです。
年齢別に集計すると50代が一番多い。
単独事故が多いので、他人の責任にも出来ない。
50代の絶対数が多いことも理由の１つだけど
気持ちに体がついて来なくなる年齢なのもの理由の１つ
反射神経、筋力ともに20代とは違う
- 身の丈に合ったバイクに乗る
- 体を鍛える
両方とも、簡単そうで難しい。
１．身の丈に合ったバイクに乗る
リターンライダーの大型バイク率は高い。
かつて憧れだっあ大型バイクも今なら手に入る。
大型バイクに乗りたい気持ちは、痛いほど解ります。
せっかく大型バイクの免許を取ったのだから、一度は大型に乗ってみよう。
経験しないと解らないことはあります。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
ビスマルク
こんな言葉を気にしたら負け。
経験してみないと、解らないことは多い。
まず、飛び込んでみよう
泳ぎ方はそれから考えればいい
大型バイクを経験して満足したら
身の丈に合った、等身大のバイクは楽しい
一度大型バイクにのれば、満足するはずです。
若い頃のリベンジが果せたら、振り返ってみよう。
- 大型バイクの強烈な加速は楽しい
- 大型バイクを捻じ伏せてコーナリングするのは楽しい
- 大型バイクは見栄え良くて所有感もある
- 大型バイクは道の駅でも注目される
大型バイクは楽しい。
けれど
- せかすバイクに、おっかなびっくり乗ってませんか？
- バイクに乗せて貰ってるだけでは、ないですか？
- バイクに乗った後は、ぐったりしませんか？
そんな乗り方はダサい！
重くてパワーのあるバイクも楽しいけれど、身の丈に合ったバイクも楽しい。
身の丈に合ったバイク
他人と比べてマウントを取る歳でもない
自分は自分です。他人は他人。
知人者智、自知者明。勝人者有力、自勝者強。
知足者富、強行者有志。
不失其所者久。 死而不亡者壽。
老子
『知足者富』、俗に言う『足るを知る』。
間違った使われ方をされやすい言葉です。
『身の程をわきまえろ』の意味ではありません。
『自分の持っているものに満足しよう』
他人からどう見られるかなんて気にせずに、今あるものに感謝する心です。
バイクの大きさとバイクの楽しさは、比例しません。
気持ちは『あの頃』のままでも、体はついて来ません。
今ある体に感謝しつつ、今の自分にふさわしいバイクがあるはずです。
HONDA ＧＢ３５０
昔ながらのトラディショナルな空冷単気筒。
懐かしさがこみ上げるに違いない。
都会でも、郊外でも、どんな風景にも馴染む無敵バイクです。
HONDA ＣＲＦ２５０Ｌ
2台目になり軽量化、ローダウン化されたCRF250L。
アシストスリッパークラッチを得てたこともアリ、セローの空いた穴を埋めました。
何処へでも行ける無敵なバイク。
HONDA ＰＣＸ１６０
アイドルストップ、燃費、収納力でこのクラスをぶっちぎってます。
大型バイクとは真逆な方向で、最初に買ったバイクを思い出す。
125ccの価格と250ccの利便性を併せ持った、無敵バイク。
社会的責任として、バイク保険は必ず。
２．体を鍛える
バイクに乗っていれば、コケることもある。
立ちゴケならば、バイクがチョット傷つく程度なので気にしない。
リターンライダーならば、バイクの傷は思い出に変わることを知っている。
けれど、
倒れたバイクを起こせないなら、もう終わり。
体力の衰え
- スポーツ庁の調査結果があります。
※『平成30年度体力・運動能力調査結果の概要及び報告書について』 - バイク購入平均年齢は54.7歳というデータもあります。
※日本自動車工業会「2019年度二輪車市場動向調査について」
２つを合わせると、リターンライダー55歳は
- 筋力（立ち幅跳び）は、ピークから25%落ちてる
- 持久力（往復持久走）は、ピークから60%落ちている
なのに、気持ちだけ『あの頃』のまま
バイクの死亡事故
バイクの死亡事故をライダーの年齢で見ると、50代が最も多い。
※ 警視庁 二輪車の交通死亡事故統計を引用
３つのバランスが取れていないと事故になる。
- 『あの頃』のままの気持ち
- 衰えた体力
- パワーアップしたバイク
カズ
バイクに乗る体力の衰え
バイクは自転車と違って漕がなくてもイイ。
体力なんて不要！
そう思われがちですが、実際はメチャメチャ体力を使います。
- バイクをニーグリップ
- お腹に力を込めて、ライディングポジション維持
- 走行風に耐えて上体維持
- コーナリングで、体をねじる
ツーリングで半日バイクに乗ると、
お昼ごはん休憩で降りたときに足がもつれたりもする。
バイクでの対策なら
体を鍛える
バイクには、持久力と瞬発力の両方が必要です。
ジョギング・自転車といった持久力運動だけでもダメだし
筋トレのような瞬発力だけでもダメ。
適度な間隔で適度な負荷を筋肉に与え、超回復を促す必要が有ります。
もちろん、筋肉の成長には栄養と休息も欠かせない。
- カロリー管理と筋肉の材料プロテインの摂取
- 適度な間隔で適度な負荷を各部に与える
- 十分な睡眠
この３つをバランス良く回していく必要が有ります。
なるほど、
わかった！
こんなことが簡単に出来るなら、
今の体形にはなってません。
自己管理は困難
普通は、こうなります。
頑張る
→成果が出ずにもっと頑張る
→疲れる
→挫折
→暴飲暴食
成果が出れば頑張れるけれど、
成果が出ないとモチベーションが続かない。
ダイエット・筋トレの情報は溢れているけれど
自分の体に合ってないと成果は出ません。
ジムに通うと成果が出やすく、継続できる
やはり、プロのインストラクターにメニューを作ってもらうと成果がでるのが早い。
『適度な間隔で適度な負荷』がプロには解るからです。
効果的な食事メニューをアドバイスして貰えばもっと加速する。
同じ悩みを持つ人が頑張っているのを目の当たりにすれば、モチベーションも沸く。
言葉をかけ合って乗り越えることも出来る。
良い方向に回り出すと、もう止まらない。
成果が目に見えると、続けられます。
ジムに通うネガは有りません。
あるとすれば、仕事が忙しくて時間が無いとか、残業が多くてムリ、などの言い訳だけです。
言い訳ばかりの生活は、そろそろ止めよう。
やる方法を考えよう。
リターンライダーのバイク選び！ まとめ
バイクは楽しい。
いい趣味に巡り合えたと感じるのであれば、生涯現役でいたい。
バイクライフを続けるコツは２つ。
- 体を鍛える
自己流は続かない。
ジムに入り、プロの指導を受けるのがおすすめ
⇒ バイクウエアがダサいのは、中身の問題！【ファッションがダメな理由】 - 身の丈に合ったバイクに乗る
足るを知ろう
他人と比べるのは、疲れます。
自分と比べて、自己最高なら言うことなし！
