革グローブ・革ジャンの縮まない水洗い方法!洗剤でサッパリ清潔に!

バイクのグローブが臭って来たらアパレル

バイクには、革が似合う!

テキスタイルもいいけれど、使い込むほどに輝く革には独特の魅力があります。

だけど、革グローブ・革ジャンが汗を吸うとジットリしてしまう。


そのまま、クロゼットの中に突っ込んでませんか?

次に取り出した時、強烈にイヤな臭いがして目にしみませんか?

本革グローブの臭い取りは、どうすればいいの?

革は洗えないよね。

そんな疑問を解消します。

  • においの元は、雑菌
  • 革製品は、洗える
  • 洗剤は中性洗剤
  • ぬるま湯にドブ漬けで手揉み洗い
  • 乾ききる前にオイルを入れるのがコツ
  • 3日は干して、乾燥させよう

こんな内容を知って、スッキリしよう。

嫌な臭いがするグローブをはめて、ツーリングに行くの?

革グローブ・革ジャン が匂う原因と3つの対策

革グローブ・革ジャン が匂う原因と3つの対策

嫌なニオイの原因と対策

臭いの原因は、雑菌の繁殖です

汗で湿っている + 皮脂 = 雑菌の大好物

軽い臭いならファブリーズで誤魔化せますが、

目にしみるくらい臭うなら、対策方法は3つです。

  1. 寿命として捨てる

    新しいグローブの口実になる
  2. 目をつむって、そのまま使う

    臭うグローブに手を通すのは勇気が要ります
  3. 水洗いする

もちろん、水洗いしよう

革は洗える

革は洗える

革は自分で洗えないというのは思い込みです。

水洗いによって、脱色、縮み、シワになる可能性があるのは確かです。

けれど、注意点だけ守れば、意外とうまく洗えます。

水洗いで革は劣化します。けれど雑菌が繁殖しても革は劣化します。

ダメ元で洗う気持ちなら、

意外とさっぱりきれいに洗えて驚きます。

洗濯ネットに入れて、洗濯機の手洗いモードで洗うこともできるけど

上級者むけ

手洗いの方が、型崩れの心配が無いのでおすすめです


洗濯機で洗うなら、

色落ちするので、他の洗濯ものと一緒には洗わないようにして

脱水はしない方が良い


水洗いの前に、カビ取りするなら、ココ

革グローブ・革ジャンの洗い方は、6ステップ

革グローブ・革ジャンの洗い方は、6ステップ

革グローブ・革ジャンは、手洗いがおすすめ。

段取りを間違えなければ、縮んだり脱色することはありません。

  1. 洗濯剤を準備
  2. ぬるま湯に洗剤で漬け置き
  3. 手揉み洗い
  4. すすぎ
  5. 天日干し
  6. 生乾きでオイルアップ
  7. 3日は天日干しで完全乾燥

この6ステップで革をサッパリしよう。

1.準備するもの


本革グローブを洗う材料は、3つだけ

  1. 洗面器
  2. 洗剤
  3. 惜しくないタオル・スポンジ

洗剤は、革用、中性洗剤、除菌洗剤のどれ?

革専用品でなくても、洗えます。

  • 初心者は、革用の洗剤『サドルソープ』がおすすめ
    保湿成分が入ってるので、ゴワゴワになり難い

  • 中級者は、おしゃれ着洗剤がおすすめ
    中性洗剤なので、革を痛めにくい

  • 上級者は、台所用除菌洗剤
    除菌パワーで雑菌を根こそぎ
    台所用は口に入れるものを洗うので、
    洗濯用ほどキツイ成分が入って無い

おしゃれ着洗剤は、中性洗剤。

通常の洗剤はアルカリ性。

アルカリ性の通常洗剤の方が、洗浄力は強いけど、生地や着色への攻撃力も高い。

革を痛めないように、おしゃれ着用の中性洗剤がいい。


しかし、ガッツリ除菌するのも、アリ!

2.ぬるま湯に洗剤を入れて、漬け置き

可能なら、裏返してから漬け込む

無理なら内部にお湯が入るように口を広げておく

洗面器にぬるま湯を入れて、台所用洗剤を少し入れてかき混ぜます。

そこに、 30分程度革グローブや革ジャンを漬け置きします。

3.手で揉み洗い

手で揉み洗い

グローブなら、ぬるま湯の中で手にはめます。

  • お湯に浸したタオルでグローブをこすって洗います
  • 両手を合わせるようにして、指の股の部分をしっかり洗います

革ジャンなら、スポンジやタオルで軽くこすり洗い。

いずれも、ゴシゴシすると銀面を痛めるので、気を付けて!

4.すすぎ

洗剤の成分が残っていると革が痛む

しっかり泡が出なくなるまですすぐ

十分洗い終わったら、流水ですすぎます。

ぬめりが無くなり、泡がでなくなるまでシッカリ洗剤を洗い流そう。

縫い目や入り組んだ部分もシッカリと

5.天日干し

天日干し

革がひび割れないように、ゆっくり陰干しが推奨されてますが

のんびり部屋干ししてると、また雑菌が繁殖して臭ってきます

真夏で無ければ、直射日光でも構わない

雑菌が繁殖する前に乾かそう


ただ、放置してカリカリに乾いてしまわないようにね

洗い終わったら、軽く軽く絞ります

強く絞ると型崩れすので、水が滴らない程度でOK!

グローブや革ジャンの形を整えてから天日に干そう。

グローブ

内部に風が入り早く乾くように、指先を上にして釣るすのがおすすめ。

革ジャン

型崩れしないように、平置きがおすすめ。

専用品もあるけれど、バスタオルの上に広げてもいい。

6.生乾きでオイルを注入

生乾きでオイルを注入

完全に乾いて干からびると、本当に革が割れてしまいます

革が縮んでしまい、修復不可能

革を縮ませないコツは、生乾きでオイルアップ


半日~1日経って生乾きになったら、洗って抜けてしまった油分を足そう。


オイルに何を使うかは、人それぞれこだわりがあります。

メジャーなのは、この3つ。

  1. ミンクオイル
  2. ラパナー
  3. マスタングペースト

3種類とも使ってみました。


おすすめは、マスタングペースト

馬油100%のマスタングペーストは、革の奥深くまでスッと浸透します

手ですり込むように塗り込もう。

直ぐに浸透して、柔らかくフィットするようになります

輝きも自然で好ましい

ミンクオイル

ミンクオイルと「ろう」が主成分です。
乾くまで独特な石油臭さが、気になることも。

ラパナー

「ろう」と植物性ホホバオイルが主成分です
塗ると水をはじくので、防水としては1番。
しかし、塗った後のテカりも1番なので、マットな雰囲気が好みなら合わない。

マスタングペースト

馬油100%

手に取っただけで溶け出し、塗ると革に「スーッ」と染み込みます

塗った後の輝きも自然です

革も自然な柔らかさになる。

7.3日は天日干し

3日は天日干し

天日干しとオイル塗りを繰り返し、最低3日は干そう。

完全に乾いて臭いが無くなったら完成です。

水洗いによって、多少縮んでいるかもしれないけど、使ううちに手に馴染んで元に戻ります。


革の魅力なら、ココ

革グローブ・革ジャンの縮まない水洗い方法 まとめ

革グローブ・革ジャンの縮まない水洗い方法 まとめ

革を続かませないコツは、生乾きでオイルを入れること

乾燥させてしまったら、投げ捨てるしかない


革が臭ってきたら、水洗いしてさっぱりしよう。

革は水にさらさない方が良いけれど、洗えない訳では有りません。

洗い方に注意が必要なだけです。

さっぱりした革グローブ・革ジャンで、ツーリングを楽しもう。

また、1つバイクが好きになる。

併せて読みたい

タイトルとURLをコピーしました