バイク用のグローブをどう選んでますか?
- ブランドや見た目ですか?
- セールで安くなってれば、OKですか?
用途に合ったグローブを選ぶと、よりバイクが楽しくなります。
![](https://pcxgo.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
用途に合ったグローブって、何?
どうやって選べばいいの?
そんな疑問を解消します。
グローブの機能は2つ
- 安全性
- 操作性
バイクの乗り方で、安全性と操作性のバランスが変わる
乗り方別、おすすめの春夏グローブ
- スポーツライド
- ショートツーリング
- ロングツーリング
- オフトード・街乗り
こんな内容を知って、スッキリしよう。
ブランドや値段も大事だけれど、バイクの乗り方に合ったグローブを選ぶと幸せになれる。
バイク春夏グローブの選び方4選
![バイクグローブに求められる2つの機能](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2021/08/globe-2_R-1.jpg)
プロテクタ:あり | プロテクタ:なし | |
革 | 操作性:△ 安全性:◎ スポーツライド |
操作性:〇 安全性:△ ショートツーリング |
テキスタイル | 操作性:△ 安全性:〇 ロングツーリング |
操作性:◎ 安全性:△ オフロード、街乗り |
グローブの2つ機能、安全性・操作性には、相反する部分があります。
- プロテクターでガチガチに固めたグローブは、安全だけど細かい操作がしにくい
- プロテクターの無い薄いグローブは、手への情報量が豊富だが、事故のダメージは大きい
安全性と操作性は両立が難しい。
2つの機能のバランスで、選び方は4つ
- スポーツライド向けグローブ
- ショートツーリング向けグローブ
- ロングツーリング向けグローブ
- オフトード・街乗り向けグローブ
1.安全性
![安全性](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2022/09/safe_R.jpg)
手を守る
- バイクで走行中の飛び石、虫アタックから手を守る
- 転倒してに路面に叩きつけられたり、擦りおろされないように手を守る
- 日焼けから手を守る
いろんな安全性があるけれど、外乱から手を守る機能がグローブの主目的です。
2.操作性
![操作性](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/12/bike-accident-5_R.jpg)
意思を伝える
- レバーやグリップがすべらず、思い通りの操作が正確にできる
- 力を入れて持つ必要が無くなり、疲れにくくなる
- 汗を吸収し、手を快適に保つ
人の手には、1mm以下の段差も見逃さない繊細さがあります。
その繊細さを損なわないように、操作を妨げないのもグローブの役目です。
安全性と操作性、2つの比重で適合する用途が決まります。
1.スポーツライド向けグローブ
![スポーツライド向けグローブ](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/03/motorcycle-gloves-2_R.jpg)
安全性と操作性の高いレベルでのバランスが求められる
次々と現れるコーナーをリズミカルにバンクして抜けるのは、バイクの醍醐味です。
時には、サーキットでバイクの限界性能を試してみたくもなります。
これは、リッターバイクだけの特権ではありません。
小排気量で高回転を維持したまま、軽さを生かして大型を追い回すのも楽しい。
そんなスポーツライド適したグローブの要件は
安全性を最優先にしつつ、手に馴染む素材でストレスを感じさせないこと。
おすすめは、本革でプロテクターのついたグローブ
転倒落車した場合、ダメージを受けやすいのは、肉のクッションが薄い部分です。
肩、ひじ、ひざ、手の甲などは、皮膚のすぐ下が骨なので強打すると骨折し易い。
安全重視なら、プロテクターの付いた引き裂きに強い本革グローブを選ぼう。
RSタイチ GP-X レーシンググローブ
各所にプロテクタが装備されて、サーキットでも使用できる安全なグローブです。
手の甲のカーボンプロテクターはフローティング構造になってます。
レバー操作に影響しないよう操作性にも考慮されてます。
アルパインスターズ SP-5
外側部分は着地部分にパッドを備えて補強。
掌部分に人間工学に基づくストレッチインサートで握り易い。
人差し指の指先部分はタッチパネル対応。
死角が無い。
デイトナ バイク グローブ ハードプロテクター ゴートスキン 76964
ツーリングでのスポーツライドなら、ゴツ過ぎないデイトナ!
ナックルガードで守られているけれど、柔らかなヤギ革で良く手に馴染むから操作性もいい。
それでいて安心価格なので、売れるのも当然ですね。
ネガは、ツーリング先でカブり易いことくらい。
2.ショートツーリング向けグローブ
![ショートツーリング向けグローブ](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/03/motorcycle-gloves-3_R.jpg)
ショートツーリングに求められるのは、安全性と操作性のバランスです。
安全をおろそかには出来ないけれど、操作性の良いグローブでバイクを意のままに繰りたい。
おすすめは、本革のプロテクター無し
ショートツーリングであれば、雨の心配も少ないので本革が使えます。
引き裂きに強い本革で安全性を確保し、プロテクタを略します。
そんな操作性の良いグローブがショートツーリングにふさわしい。
JRP 30周年記念モデル ピケ縫い JPS
春夏グローブでイチ押しは、JRP のピケ縫い
値段は高いが使えば納得します
日本の心づかいは素晴らしい。
愛用品と言う言葉がふさわしい品です。
JRPは、香川県のバイクグローブ専門店、Made in Japanです。
メーカーブランド力は今一つだけど、知ってる人は知っている。
日本製ならではの細部まで丁寧な作り込みと、牛革とは思えない柔らかな手触りのグローブです。
ピケ縫いとは、縫い目が表側にでる縫い方です。
縫い合わの凸が外側なので、肌にごろつきを感じません。外観も指がスマートに見えます。
JRP サマーメッシュグローブ
真夏でも、革が欠かせないならサマーメッシュ。
カラーバリエーションも多く、個性を主張しやすい。
JRPなので、使い心地に心配いらない。
デイトナ パンチングメッシュ HBG-129
リーズナブルなプロテクタ無し革グローブなら、デイトナ。
スタンダードな牛のパンチングメッシュは、普段使いに使い倒せます。
スマホ対応なので、グローブしたままナビ設定が出来るのも嬉しい。
セール品のグローブにそそられますか?
安くなるには理由があります。
3.ロングツーリング向けグローブ
![ロングツーリング向けグローブ](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/03/summer-gloves4_R.jpg)
ロングツーリングの定義はさまざまです。
盆休みの2,3日ツーリングだって、年に1度ならロングツーリングです。
雨天でも走ることになるので、本革よりテキスタイルがふさわしい。
おすすめは、テキスタイルでプロテクター付き
寒い時期ならレイングローブでも、夏ならテキスタイルで乗り切れます。
プロテクタで補強したテキスタイルがロングツーリングにふさわしい。
コミネ プロテクト メッシュ グローブ
- スマートフォン操作可能
- プロテクタ内蔵なのでゴテゴテしてない
- シンプルで使い易い色使い
- メッシュの通気性
CoolMaxと合成合成皮革で雨やムレに強い。
グローブをしたままスマホのタッチでルート確認が出来ます。
ロングツーリングには使い易いし、コミネのコスパは素晴らしい。
コミネ 3D プロテクト メッシュ グローブ GK-163
甲部と掌に通気性抜群の3Dメッシュ。
拳には目立たない内蔵型プロテクター。
プロテクション機能と快適性を追求したメッシュグローブです。
4.オフロード、街乗り向けグローブ
![オフロード、街乗り向けグローブ](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/03/summer-gloves3_R.jpg)
オフロードや街乗りでは、それほどスピードは出ません。
操作性に振ったカジュアルなグローブがふさわしい。
けれども、素手で乗るのは安全性・操作性ともにゼロなのでやめよう。
おすすめは、テキスタイルのプロテクター無し
スピードは出ませんが、細かく機敏に動く機会が多くなります。
操作性の良いグローブで、思い通り手足のようにバイクを扱えると気持ちイイ。
モータウン ハッピーレーシンググローブ
コスパが良いワークマンのグローブやメカニックグローブも強敵です。
けれどど、街乗りに合うポップな色づかいと名前の「ハッピー」でこちらの勝ち。
もちろん、グリップが良く、通気性も良いので操作性もハッピーです。
街乗りなら、カラフルで普段使いし易い値段のものを選ぼう。
オオニール マトリックスグローブ
発色が良く、デザイン性高いオニール。
こんなグローブにしたら、休日が待ちきれない。
グローブのサイズ選びなら、ココ
夏ジャケットなら、ココ
ナビ用スマホホルダーは、ココ
春夏バイクグローブの選び方 まとめ
![春夏バイクグローブの選び方 まとめ](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2021/08/globe-1_R.jpg)
セール品で安いからという理由で選ぶのはやめよう。
用途に合った、安全性と機能性のバランスのいいグローブを選びたい
- スポーツライド向け
安全性優先で選ぶ
本革のプロテクタ付き - ショートツーリング向け
安全性と操作性のバランスで選ぶ
本革が最適
おすすめは本革JRP のピケ縫い - ロングツーリング向け
安全性と操作性のバランスで選ぶ
全天候なテキスタイルのプロテクタ付き - オフロード、街乗り
操作性優先で選ぶ
カジュアルなテキスタイル
スマホ対応手袋から好みが見つかればベストだが、種類が少ない
スマホ未対応に手袋に小細工するより、タッチペンをストラップで常備がおすすめ
バイクに跨り、お気に入りのグローブをはめれば、気分が盛り上がります。
愛用品と言う言葉がふさわしいグローブを手に入れたい。
バイクがもっと楽しくなる。
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