朝から雨ならバイクツーリングは諦めるけれど、
朝は晴れてても、突然降ってくることもある。
雨雲レーダーをスマホでチェックしてても、ダメな時はダメだ。
ゲリラ豪雨に出会ったらもう最悪。

突然の雨に出会ったら
どうすればいいの?
そんな疑問を解消します。
雨に降られても、打つ手はあります。
知っていれば、色んな手段が取れるし、
苦労したツーリングほど、記憶に残る笑い話になる。
ツーリング中に雨に降られたときの選択肢
運悪く雨に降られてしまったら、選択肢は3つある。
- 一過性の雨なら一時退避か逃げる
- ツーリング中止し、バイクを預ける
- 走り方を変えて目的地を目指す
第一に考えるのは
勇気ある撤退
撤退がムリなら走り方を変えよう。
どれを選ぶにしろバイクを降りた後、雨に濡れたバイクを放置しないで。

雨の日になったら、勇気ある撤退か、継続か
ツーリング中の雨に備えて、どれくらいの装備を携帯してますか?
- レインウエア
- ブーツカバー
- レイングローブ
- 撥水グッズ
これくらい持っているのなら、雨が多少降っても問題無い。
持って無い日に限って雨が降る。
濡れたらマズい革ジャンだったり
寒い時期だとしたら
撤退の優先順が高くなる。
雨が一過性なら一時避難か逃亡
天気予報や雨雲の動きから、雨が一過性だとしたら
一時避難でやりすごすか、雨雲が無い方向へハンドル向けて逃げる。
逃げ切れないと思ったら、早めに避難場所を確保しよう。
屋根がある場所を素早く探し、避難行動に移るべし。
郊外の大型スーパーへ避難
イオンなどは、立体駐車場の一階がバイク・自転車置き場になってる率が高い。
濡れないし、フードコートは有るし、トイレもある。
一番に探すべき施設です。
高架下
濡れないのが最優先なので、鉄道や高速道路の高架下は良い物件。
公園の東屋なんてのも、ねらい目。
バーナーを持ってるなら、コーヒー休憩に持ち込もう。
雨を見ながらのカップラーメンも旨いに決まってる。

雨が上がりそうにないなら、見捨てる判断も
天気が下り坂で、雨が止みそうにないのなら決断の時です。
- バイクを捨てて帰り、後日回収
- 濡れるの上等で開き直る
バイクを捨てて帰り、後日回収
心が折れてしまったのなら、バイクは捨てて電車で帰ろう。
後日、引き取りにくればいい。
かといって、道端に置いて帰る訳にもいかない。
地元のヤンチャの餌食になってしまう。
- 郊外の駅前『自転車預かり処』
- イオンの駐輪場
- 個人商店
隠しておくより、人目のある場所の方が安心です。
雨では無いが、タイヤがバーストして立ち往生したことがあります
バイクのロードサービスなんて無かった頃、バイクショップに頼むには遅すぎる時間だった
仕方なく数km押し歩いて見付けた定食屋で、一晩預かって貰いました
快諾してくれたおばちゃんはもう居ないけれど、今でも立ち寄る旨い店です
走り方を変えて目的地を目指す
雨でも走ると決めたなら、雨の走り方に変えて目的地を目指そう。
夏なら、濡れても笑い飛ばしてしまえばいい。
こんな日に出かけた自分の不運を嘆くより、笑い飛ばそう。
濡れたらマズい革ジャンも、雨をたっぷり含んで重くなってしまえば開き直れる。
どれでも、好きなのを使おう
『なんくるないさ~』
『ケセラセラ』
『マンマミーア』
『オーキードーキー』
ヘルメットの中で、この言葉を何回も繰り返していると不思議とハイになれる。
『急の付く運転は止めましょう』なんてのは、子供じゃないから言わないけれど、考えて走ろう。
アンダーパスで水没したバイクとしてテレビに出たく無いなら、
自分で考えて自分が良いと思う方法で走ろう。
スリップと視界確保に気をつければ無事にたどり着けるはずです。
スリップはタイヤだけじゃなくて、止まるときの足つきもね!
痛い思いをしないと覚えられない人は、いつか行ってしまう。
雨降りを走り切った後のメンテ
バイクはもちろん雨でも走れるように作られてるけれど
雨の中を走るとバイクの調子が悪くなり易い。
もし、調子が悪くなって来たら、こんなことを疑おう。
調子が悪くなり易い場所
プラグコードのリーク
プラグコードの隙間に雨が入り込んでリークし、点火が上手く出来なくなることがある
キャブに水
最近の燃料噴射は良いけれど、キャブ車は雨が入り込んで調子悪くなり易い
エアフィルタの詰まり
汚れたエアフィルターのまま雨を走ると、汚れが湿気を含み空気を通さなくなる。
空気が来ないと、ガソリンが燃やせないのでエンジンも動きようがない
到着後のメンテ
何とか目的地にたどり着いたら、放置せずにねぎらってやろう。
一晩でサビるのはチェーンぐらいだけれど
濡れたまま放置すると汚れが固着してしまう。
本格的な洗車は後日としても、メッキパーツなどの雨粒は拭き取っておこう。
フクピカ
濡れたままバイクカバーを掛けると、中がムレてサビ易くなります。
バイクをサクッと拭いてからバイクカバーを掛けよう。
こんなときはフクピカが便利。
軽く水分を抜いた後にフクピカで拭けば、
汚れが取れワックス効果でサビにくくもなる。
15分も有れば、応急処置は完了。
フクピカ効果についてはこちら
バイクの洗車はフクピカのみ!水なしのバイク洗車手順
バイクで雨の日に気を付けること まとめ
バイクツーリング中に雨が降ってきたら、選択肢は3つ。
- ツーリング中止し引き返す、目的地を変える
雨が一過性なら一時退避して様子を見る
豪雨が止みそうにないなら、バイクを預けて撤退もアリ - ツーリング中止し、バイクを預ける
豪雨が止みそうにないなら、バイクを預けて撤退 - 走り方を変えて目的地を目指す
スリップと視界確保に気をつけて走ろう
ガッツリ濡れてしまえば、怖いものなし
ツーリングから帰ったら、バイクの水分をふき取ってフクピカで磨く。
濡れたままバイクカバーを掛けるとサビるのでやめよう。
最後に熱いシャワーで無事に帰った自分をほめてやろう。
苦労したツーリングほど記憶に残るものです。
コケずに家に帰った人が一番バイクが上手い人。
併せて読みたい
PCXの雨対策まとめ!雨の日も安心なバイクとライダーおすすめ装備
バイクのレインウエアは最強を目指さず、コスパ・コンパクトで選ぶ!
バイクの洗車はフクピカのみ!水なしのバイク洗車手順
バイク保険の安さ比較!チューリッヒ、アクサ、三井ダイレクト
バイクの盗難保険を比較したら、おすすめはZuttoRideClubだった