Amazonの10インチ タブレット『fire HD 10』に
- 外付けキーボード
- マウス
を足せば、なんちゃってノートPCの出来上がりです。
合わせて2万円の投資。
この金額で普通に使えるノートPCになるので、笑えます。
Fire HD 10で作る格安ノートの使用感
Fire HDタブレットは、Amazonの販促グッズ扱いです
スペックからは有り得ない値段です
これを使ってAmazonで買い物してくれればOKなのでしょう
Fire HDで儲ける気は無し
3Dゲーム・動画編集しないなら普通に使えます。
Fire HD には、7インチと10インチの2種類あります。
漫画や電子書籍リーダーといて使うなら軽くて小さい7インチですが
映画を見たり、Web徘徊するなら10インチが使い易い。
これにBluetoothキーボードを付けると、なんちゃってノートPCの出来上がり。
FireHD+キーボードで何が出来るのか
これを持って出かけると新しい発想が出てくる。
10万のPCは敷居が高いけれど、2万なら試せます。
まさか、動画編集をガッツリやらせようとしてる人は居ないはず。
そんな人は、10倍以上の値段ですが『MacBook Pro』を買った方が幸せになれます。
『Fire HD 10+キーボード』で狙うのは
出先や移動中にする軽作業です。
- プレゼン資料のチェックをして、文言の微修正
- 参考文献を電子書籍でチェックして権威付けに引用
- ブログやSNSの更新
- 映画を見て休憩
この程度の作業なら、10万前後のノートPCを買う必要無し。
文字入力しないならキーボードは不要ですが
入力するならキーボードが無いと話にならない。
画面キーボードで100文字以上を打つ気にはなりません。
+5,000円でキーボードを付けると幸せになれます。

独自OS
Fire HDは、Androidベースの独自OSです。
けれど、Google Playを入れる方法がwebで簡単に見つかります。(自己責任)
そうすれば、Google Playの広大なアプリが使えるので、独自OSのデメリットは無くなります。
厳格な家庭で育った人には勧められませんが、amazonのマーケットにはキラーアプリが無かったりします。自己責任で考えよう。
ノートPCとの勝負
家電量販店の一流PC
家電量販店で売っているノートPCは、マイクロソフトとかNECでしょうか。
どれも10万以上なので話になりません。
油田でも掘り当てたら考えよう。
直販モデル
DELL、Lenovo、hpなど直販モデルはグッと身近になるけれど
使えるスペックだと5,6万から。
Fire HDはもう1クラス下に居ます。

中華モデル
値段なら中華です。
日本にも発送してくれる中華通販サイトで個人輸入が最も安く買えます。
HUAWEI、Lenovoというグローバルメーカーから
Teclast、Lhmzniyなどの中華ローカルメーカまで選び放題。
中国語Windowsで言葉の壁は有りますが、そこは何とでもなります。
(日本語Windowsに切替できないモデルも有るので、調べてからチャレンジ!)
1年保証は諦めるとして、初期不良はカタコト英語のやり取りで何とかなります。
中華通販サイトはメジャーなので大丈夫ですが、怪しいいとこもあるのでそこはリサーチとお勉強代として乗り切ってください。
そんな中華サイトでも、15,000円以下のタブレットはまず見かけません。
Fire HDを買った方が早い。
型落ちの使えないスペックのPCがたまに出ます
騙されないで!
昔、Renovoのタブレットを個人輸入した事があります。
Lenovoでは無いと気付いたのは、届いてからでした。

Fire HD 10で作る格安ノートの構成
新Fire HD 10
2019年末に登場した第3世代の10インチAmazonのタブレットが
新しいFire HD 10 です。
スペックが大幅に改善されて半額という
訳の分からない事になってます。
旧FireHD10 | 新FireHD10 | |
価格 | ¥29,980 | ¥15,980(32G) |
ディスプレイ | 10.1インチ | ← |
解像度 | 1280*800 | 1920*1200 |
CPU | 1.5GHz 4コア | 2.0GHz 8コア |
ストレージ | 16GB/32GB | 32GB/64GB |
バッテリー | 8時間 | 12時間 |
重量 | 432g | 504g |
バッテリーが増えたためか、重くなったのが唯一の弱点です。
と言っても+70g。
暴飲暴食をした後の体重計の方が、増量はデカい。
バッテリー12時間なので、東京ー大阪を2往復出来るかも。
処理能力
いろんなサイトでベンチマークをしてますが
大体、iPad 10.2インチ34,800円(税別)と同じくらいの能力と言う結果です。
遅くてイラつくというのは皆無で、サクサク動きますが、
Apple特有のヌルっとした動きは有りません。
- 半分以下の値段で、出来ることはほぼ同じを取るか
- 倍の値段だけど、ステイタスは倍以上を取るか
見た目も大事な性能なので、悩ましいところです。
カラー
黒・青・白の3色があります。
カラーを選べるようにもなったので、白を選ぶと、一見 iPad?
外部I/F
- MicroSD (Max512GB)
- 電源SW
- ボリューム
- USB-C (充電を兼ねる)
- イヤホン、マイク
カメラも付いてるけれど、使わないですよね。
下部の左右側面にスピーカーの穴が有るので、ステレオだと思われます。
音は出ます。音質に期待する人は居ないですよね。

Alexa
アレクサも一緒についてきます。

アレクサ
〇〇〇の首都は?
さすがに賢くて物知りです。
最初は真面目な質問をしてみますが、直ぐに飽きます。
『幸せはどこに有る?』
『人間の条件は?』
『イケてるかな?』
その内に飽きて、出先で反応しないようにアレクサを封印するまでがルーティーン。
容量
32Gと64Gの2種類。
差額が4,000円。
普通に使う分には32Gで十分です。
動画や電子書籍を大量に持ち歩く場合は、64Gでは無く
32G+128G MicroSD を買った方が幸せになれます。
キーボード
10インチ用のカバー付きBluetoothキーボード。

開いた状態で支えになる足が出せるのでノートPCらしい角度で固定出来ます。
角度は2段階になってるので、好みの角度に調節できます。
足とカバーの留め具の部分には磁石が内蔵されていて、『ピタッ』とくっつきぶらぶらしないのがイイ。
内側はベロア調。外側は革調。調なのは言うまでもない。
高級感は無いが、安っぽくも無くシッカリしている。

タブレットの固定
四隅を留め具に引っ掛けるだけだけです。
しかし、留め具にゴムでテンションが掛かっており、ぶん回しても外れて吹っ飛ぶ感じは全くありません。
留め具にシリコンカバーが付いており、タブレットが傷つかないようになっているのは芸が細かい。
この2つを買って、手持ちのマウスと合わせれば今日からモバイル可能です。
英語キーボード
英語キーボードなので、半角キーは有りません。
Ctrl+Shift (Google日本語入力)など、切り替え方を覚える必要はあるけれどすぐ慣れます。
キートップに平仮名が無いと、さっぱりしていて見た目は良い。

タッチパッド
『一応、付いている』というレベルで反応・精度ともに良くない。
- キーボードでガッツリ入力する時は、マウスが必須
- Webを眺めてるときは、画面タッチの方が早い
つまり、使い道が無い。
キーボード入力中に触れると、イラッとするので
タッチパッドOFF設定した方が幸せになれます。
見た目をノートPCぽくするだけのアイテムです。
Bluetoothマウス USBマウス
普通は、Bluetoothのマウスを合せます。
お気に入りのUSBマウスを使いたい場合は、USBアダプタを使えば可能です。
外出先でも、自宅と同じマウスが使えます。
モバイルには全く不向きですが、
このトラックボールマウスは人をダメにします。
通常、平らな場所でマウスを手首で動かしていると思います。
このマウスは、それが親指の動きで完結します。
マウスを動かす必要が無いので、平らな場所が無くても使える。
便利すぎて笑えます。手放せなくなります。中毒性があります。
取扱危険。
こんな大きなマウスを外出先にも持ち歩くバカを生み出します。
Fire HD 10にキーボード・マウスを足してandroid化 まとめ
- 映像編集するなら、MacBook Proを買おう
- 見た目という性能が重要なら、iPadを買おう
- お金持ちは、メジャーメーカーのPCを買おう
- チャレンジャーは中華PCを個人輸入しよう
どれにも当てはまらないなら、Fire HD 10+キーボードは、選択肢になります。
資料のチェック・修正、Web徘徊、映画鑑賞なら適任です。
このスペックでこの値段はありえない。
AmazonがFire HDを販促グッズとしてばら撒くなら、使ってやろう。
Amazonの無料体験で本や映画もタダ。
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