大型二輪(MT)免許があれば、どんなバイクにも乗れます。
バイク好きには、自由を求める人が多い。
どんなバイクにも乗れるという自由に憧れます。

大型二輪免許が欲しいけれど
取得費用が高いから迷う!
そんな悩みを解消します。
大型二輪免許を早く・安く取る方法をご紹介します。
1度大型バイクに乗ってみると、排気量コンプレックスが無くなりPCXの良さを再認識するかも。
大型二輪免許を取る方法
大型二輪免許の違い
大型二輪免許と普通二輪免許の違いは、たったこれだけです。
普通二輪 | 大型二輪 | |
排気量 | 400cc未満 | 400cc以上 |
取得年齢 | 満16歳以上 | 満18歳以上 |
4輪の場合は重量や積載量で大/中/普通免許に分かれますが、2輪は排気量で大/普通二輪免許に分かれます。
大/普通二輪免許 ともにAT限定免許とAT・MTとも可能な免許に分かれます。
4輪、2輪ともにここまで細分化する必要性は感じられません。
免許の数が多いほど、自動車学校に通う回数が多くなるので大人の事情でしょう。
納得できないならば、自分が選挙に出るなりして、変えるしかありません 。
規則であればその中で最も自分に合った方法を選び、大型二輪免許証を手に入れよう。
大型二輪免許証 を手に入れるには3つの方法があります。
- 運転免許試験場で一発試験
- 自動車学校に通う
- 合宿免許で短期間で取る
1.運転免許試験場で一発試験
自動車学校に通わず直接、運転免許試験場に行く方法です。
その場で技量を認めてもらい、免許証を貰います。
せっかく免許証の種類を増やして、
自動車学校を潤そうとしている意図をないがしろにする輩の業です。
一発試験のデメリット
自動車学校であれば、数時間のオーバーは有るかもしれませんが、大体何回通えば免許が取れるか目安が付きます。
しかし、1発試験は何回チャレンジしても永遠にダメな事もあります。目安は有りません。
試験は平日しか行ってませんので、試験の度に会社や学校を休む必要が有ります。
試験に落ちても、何がイケなかったかアドバイスは有りません。〇か✖かだけです。
一発試験のメリット
自動車学校に行く時間と費用が不要な事です。
一発で免許が取れれば1日で免許を手に出来ます。
- 一発試験の費用は6,100円(受験料2,600円、試験車使用料1,450円、免許証交付料2,050円)
- 不合格の場合は、受験するたびに 受験料 と 試験車使用料 の計4,050円が必要です
- 合格したら、 別途取得時講習受講料(大自二16,650円)が必要
よって、1発で合格したとしたら、1日・22,750円で大型二輪運転免許を手に出来ます 。
試験場での技能試験はかなり狭き門です。
しかし、10回で合格したとしても、教習所に行くより安く取得できます。
4,050×10+2,050+16,650=59,200円です。
自分で技能練習する環境を作れる人や、メンタルの強い人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
2.自動車学校に通う
近所の自動車学校に通います。
自動二輪免許を持っているなら、学科無し・技能教習12時間です。
卒業試験を合わせても1~2ヶ月で大型二輪を手にする事が出来ます。
免許取得費用の概算が下表です。自動車学校やキャンペーンなどで前後します。
しかし、京都・大阪だけが異常に安い。
どちらも学生が多い街なので薄利多売になっているのか、自動車学校間の競争が激しいのでしょうか。
であれば、東京も安いはずですが土地が高いから?
保持免許 | 無し | 自動車 | 普通二輪(MT) |
札幌 | 33万 | 23万 | 12万 |
福島 | 30万 | 21万 | 12万 |
東京 | 31万 | 21万 | 11万 |
名古屋 | 35万 | 25万 | 13万 |
京都 | 18万 | 14万 | 7万 |
大阪 | 17万 | 12万 | 6万 |
広島 | 30万 | 23万 | 12万 |
徳島 | 30万 | 22万 | 11万 |
福岡 | 28万 | 19万 | 10万 |
鹿児島 | 30万 | 22万 | 12万 |
那覇 | 26万 | 18万 | 10万 |
いずれにしても、京都・大阪近郊の方は羨ましい。免許が無い人なら他県より10万円以上安い。
他県の自動車学校に通っても何の問題もありません。
差額で京都・大阪に旅行を兼ねての免許取得が出来そうです。
ならば、いっそ合宿免許という考え方も有ります。
まとまった休みが取れるのであれば、賢い選択の可能性が高い。

3.合宿免許で短期間で取る
合宿免許は、自動車学校の近くに宿泊しながら集中して免許を取ります。
合宿免許費用の例が下表になります。
保持免許 | 自動車 | 普通二輪(MT) |
A自動車学校 | 20万 | 11万 |
B自動車学校 | 24万 | 13万 |
C自動車学校 | 22万 | 11万 |
※費用には宿泊費・3食が含まれています。
自動車免許の合宿免許といえば、通うより5万~10万程度安いのが相場です。
しかし大型二輪の合宿免許は、自動車免許ほど安くは有りません。
おおよそ、自動車学校に通うのと同じくらいの費用が掛かります。
これは、大型二輪免許の応募者が少ないため4輪ほど効率が良くないからです。
それでも、自動車学校に通う値段で宿泊費と3食まで賄えてしまいます。
合宿免許のデメリット
- 1週間程度のまとまった休みが必要
合宿免許のメリット
- 安い:自動車学校に通う値段で宿泊費と3食まで賄える
- 早い:自動二輪免許保持なら1週間で大型二輪免許が取れる
- 付加価値:観光ついでに免許取得
友達が増える
合宿免許が安い理由
宿泊しながら短期間で免許取得する合宿免許は、なぜ安いのでしょうか?
安く出来る理由はこの3つです。
- スケジュールを立てやすい
自動車学校がヒマな平日昼間の時間帯に合宿生を組み込んで、効率あげてます 。
指導員に空きが出ないようにスケジュールを組めばコストを抑えられます。 - 田舎だから
合宿免許は田舎にあります。
自動車学校の維持費、宿泊施設の維持費・食費ともに安く抑えられます。 - 回転が速い
1日に午前・午後複数回教習をこなせるので通いの半分程度の日程で卒業です。
回転が速いので、入学金などの収入も多いのです。
合宿免許を行っている自動車学校を紹介するサイトです。
好みの場所の自動車学校の値段を調べるのに使えます。
車・バイクの免許取るなら【合宿免許受付センター】

排気量で何が変わるのか
バイクの排気量で変わるのは、乗り味です
好みの問題で、優劣ではありません
大は小を兼ねないし、小も大を兼ねません
乗り味は、言い換えるなら得意分野の違いです。
一般的には、排気量ごとにバイクの得意分野があります。
- 250cc以下
軽さ、車検の無い自由、維持費の安さ - 400cc
日本の道に丁度良い - 400cc超
存在感、所有欲を満たす
軽さを生かして路地裏や脇道を楽しむ小排気量車。
パワーと重量から来る安定感で長距離を楽しむ大排気量車。
どちらがどう、という事はありません。
しかし、せっかくバイクの楽しさを知ったのだから、大排気量の乗り味も知りたくなるのは当然です。

バイクは、軽さ、気軽さが命
大型バイクに行って初めて分かります。
大型から帰ってくると、PCXの良さを再認識します。

大型二輪免許を取るなら一発?合宿? まとめ
大型二輪の取得方法
- 一発試験
一番速く・安く免許を取れるポテンシャル有り
メンタルが強く無いと無理かも - 自動車学校
普通の選択 - 合宿免許
1週間まとめて学校・仕事を休む必要がある
観光・友達作りを兼ねられる
合宿免許を行っている自動車学校を紹介するサイト
車・バイクの免許取るなら【合宿免許受付センター】
バイクの排気量で変わるのは、乗り味です
大は小を兼ねないし、小も大を兼ねません
大型二輪免許を手にして大型バイクに乗り換える人は多い。
けれど、125ccに戻ってくる人も多い。
大型二輪からPCXに帰ってくると、PCXの良さが本当に良く分かります。
排気量コンプレックスを解消するには、大型二輪を取っておくのも良い。
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