バイクの良さの1つは、『行動が自由』なこと。
- 気になる路地を見つけたら、チュウチョなく寄り道
- キレイな風景を見つけたら、その場でUターン
どんなバイクにも乗れるという『選択の自由』も、ぜひ手に入れたい。

大型二輪免許を取って自由を手にしたい
どこで取るのがおすすめ?
そんな悩みを解消します。
大型二輪(MT)免許を取る3つの方法
- 運転免許試験場で一発試験
- 教習所に通う
- 合宿免許で短期間で取る
それぞれのメリットデメリットを知って、自分に合う取得方法を見つけよう。
大型二輪免許を持てば、排気量コンプレックスなんて吹き飛びます。
自信をもって、自分に合った排気量に乗れるようになる
これが大型二輪の一番のメリット!
大型二輪免許を取る方法3選!値段と難易度の比較

大型二輪免許は、誰でも取得できる訳じゃない。
年齢制限があります。
- 普通二輪は16歳以上
- 大型二輪は18歳以上
無免許の人でも18歳になれば、いきなり大型二輪免許を取れます
大型二輪の条件は、年齢だけ
いきなり大型二輪については、賛否両論。
詳しくは、ここ。
大型二輪を取る方法は3つ。
- 運転免許試験場で一発試験
- 教習所に通う
- 合宿免許で短期間で取る
1.運転免許試験場で一発試験

免許の種類を増やして、教習所を潤そうという意図。
既得権益を、ないがしろにする悪行です。
そう簡単に合格させられない。
教習所に通わず直接、運転免許試験場に行く方法です。
その場で技量を認めてもらい、免許を貰います。
一発試験のデメリット
心が折れるまでチャレンジしても、ダメかもしれない
教習所であれば、数時間のオーバーは有るかもしれません。
しかし、大体何回通えば免許が取れるか目安が付きます。
けれど、1発試験は何回チャレンジしても永遠にダメな事もあります。目安は有りません。
試験は平日しか行ってませんので、試験の度に会社や学校を休む必要が有ります。
試験に落ちても、何がイケなかったかアドバイスは有りません。〇か✖かだけです。
一発試験のメリット
教習所に行く時間と費用が不要なのがメリット
一発で免許が取れれば1日で免許を手に出来ます。
- 一発試験の費用は6,100円(受験料2,600円、試験車使用料1,450円、免許証交付料2,050円)
- 不合格の場合は、受験するたびに 受験料 と 試験車使用料 の計4,050円が必要です
- 合格したら、 別途取得時講習受講料(大自二16,650円)が必要
よって、1発で合格したとしたら、1日・22,750円で大型二輪運転免許を手に出来ます 。
試験場での技能試験はかなり狭き門です。
しかし、10回で合格したとしても、教習所に行くより安く取得できます。
4,050×10+2,050+16,650=59,200円です。
自分で技能練習する環境を作れる人や、メンタルの強い人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
2.教習所に通う

仕事・学校帰りに通えるのがメリット
しかし、値段が高いのがデメリット
近所の教習所に通うのが、一番普通なやり方。
卒業まで、1~2ヶ月程度。
自動二輪免許を持っているなら、学科無し・技能教習12時間で大型二輪免許が買える。
県別の免許取得費用の概算です。
保持免許 | 無し | 自動車 | 普通二輪(MT) |
札幌 | 33万 | 23万 | 12万 |
福島 | 30万 | 21万 | 12万 |
東京 | 31万 | 21万 | 11万 |
名古屋 | 35万 | 25万 | 13万 |
京都 | 18万 | 14万 | 7万 |
大阪 | 17万 | 12万 | 6万 |
広島 | 30万 | 23万 | 12万 |
徳島 | 30万 | 22万 | 11万 |
福岡 | 28万 | 19万 | 10万 |
鹿児島 | 30万 | 22万 | 12万 |
那覇 | 26万 | 18万 | 10万 |
教習所やキャンペーンなどで前後するので、近隣の教習所をチェックすべきだけど
京都・大阪は、他県より10万円ほど安い。
- 京都大阪は学生が多い街なので薄利多売になっている?
- 教習所の数が他県より多い?
東京も安くなる気がするけど、東京は土地が高いから安くならない?
いずれにしても、京都・大阪近郊の方は羨ましい。
他県の教習所に通っても何の問題もありません。
京都・大阪に行って免許取得も良い。
ならば、いっそ合宿免許という考え方も有ります。
まとまった休みが取れるのであれば、賢い選択の可能性が高い。
3.合宿免許で短期間で取る

合宿免許のデメリット
- 1週間程度のまとまった休みが必要
合宿免許のメリット
- 安い:教習所に通う値段で宿泊費と3食まで賄える
- 早い:自動二輪免許保持なら1週間で大型二輪免許が取れる
- 付加価値:観光ついでに免許取得
友達が増える
合宿免許は、教習所の近くに宿泊しながら集中して免許を取ります。
合宿免許費用の例が下表になります。
自動車免許あり | 普通二輪免許あり | |
A教習所 | 20万 | 11万 |
B教習所 | 24万 | 13万 |
C教習所 | 22万 | 11万 |
※費用には宿泊費・3食が含まれています。
自動車免許の合宿免許といえば、通うより5万~10万程度安いのが相場です。
しかし大型二輪の合宿免許は、自動車免許ほど安くは有りません。
おおよそ、教習所に通うのと同じくらいの費用が掛かります。
これは、大型二輪免許の応募者が少ないため4輪ほど効率が良くないからです。
それでも、教習所に通う値段で宿泊費と3食まで賄えてしまいます。
タダで観光できると思えば、安い。
合宿免許が安い理由
宿泊しながら短期間で免許取得する合宿免許は、なぜ安いのでしょうか?
安く出来る理由はこの3つです。
- スケジュールを立てやすい
教習所がヒマな平日昼間の時間帯に合宿生を組み込んで、効率あげてます 。
指導員に空きが出ないようにスケジュールを組めばコストを抑えられます。 - 田舎だから
合宿免許は田舎にあります。
教習所の維持費、宿泊施設の維持費・食費ともに安く抑えられます。 - 回転が速い
1日に午前・午後複数回教習をこなせるので通いの半分程度の日程で卒業です。
回転が速いので、入学金などの収入も多いのです。
合宿免許の調べ方


合宿免許を行っている教習所を紹介するサイトです。
もちろん、無料。
- 好みの場所の教習所にあるか?
- いくらか?
近所の教習所の価格と比べてみると、おもしろい。
バイクの排気量で何が変わるのか?大型が偉いのか?

バイクの排気量で変わるのは、乗り味です
好みの問題で、優劣ではありません
大は小を兼ねないし、小も大を兼ねません
乗り味は、言い換えるなら得意分野の違いです。
排気量ごとにバイクの得意分野があります。
- 250cc以下
軽さ、車検の無い自由、維持費の安さ - 400cc
日本の道に丁度良い - 400cc超
存在感、所有欲を満たす
一度、大型を体験するのもいい
- 軽さを生かして路地裏や脇道を楽しむ小排気量車
- パワーと重量から来る安定感で長距離を楽しむ大排気量車
どちらがエライ、という事はありません。
バイクの楽しさを知ったら、大排気量の乗り味も知りたくなるのは当然です。

バイクは、軽さ、気軽さが命
大型バイクを経験して初めて分かります。
大型から帰ってくると、小排気量の良さを再認識するに違いない。
免許の種類は、多すぎない?

免許の種類 | 概要 | 取得条件 |
原動機付自転車免許 | 50cc以下 | 16歳以上 |
小型限定普通二輪免許 AT小型限定普通二輪免許 | 125cc以下 | 16歳以上 |
普通二輪免許 AT限定普通二輪免許 | 400cc以下 | 16歳以上 |
大型二輪免許 AT限定大型二輪免許 | 無制限 | 18歳以上 |
普通免許 AT限定普通免許 | 最大積載量2トン未満 | 18歳以上 |
準中型免許 | 最大積載量4.5トン未満 | 18歳以上 |
中型免許 | 最大積載量6.5トン未満 | 20歳以上 普通免許以上を2年以上 |
大型免許 | 最大積載量6.5トン以上 | 21歳以上 普通免許以上を3年以上 |
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- 二輪免許が7種類に、四輪免許が5種類
- 年齢制限が16~21歳
- 運転経験不問から3年以上
- AT限定免許が有ったり無かったり
これだけの免許が必要な理由
取得条件が違う理由
この2つを論理的に説明できる人は居るのでしょうか?
大人の事情?

意味あるの?
きっと、『大型車はパワーがあるので、危険が危ない』とか、言うのだろう。
根拠になるデータを是非、開示して欲しい!
示してもらわないと、何の根拠も無い雰囲気だけの区分と思われても仕方ない。
免許の数が多いほど、教習所に通う回数が多くなる
大人の事情としか思えない
大型二輪免許を取る方法3選 まとめ

大型二輪の取得方法
- 一発試験
一番速く・安く免許を取れるポテンシャル有り
メンタルが強くないと無理かも - 教習所
普通の選択 - 合宿免許
1週間まとめて学校・仕事を休む必要がある
観光・友達作りを兼ねられる
行ってみたい土地に、合宿免許があればラッキーかもしれない。
車・バイクの免許取るなら【合宿免許受付センター】
バイクの排気量で変わるのは、乗り味です
大は小を兼ねないし、小も大を兼ねません
大型二輪免許を手にして大型バイクに乗り換える人は多い。
けれど、125ccに戻ってくる人も多い。
大型二輪から小排気量に帰ってくると、良さが本当に良く分かります。
デカけりゃエライ訳じゃない。
けれど、
排気量コンプレックスを解消するために、大型二輪を取っておくのも良い。
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