バイクの走行距離が5万キロに近づいたなら、決断の時です。
- 値段がつくうちに乗り換えるか
- 最期まで看取るか

なぜ、5万キロなの?
何が起きるの?
そんな疑問を解消します。
5万キロ超えてから後悔しないために、決心しておくとをすすめます。
あなたとバイクの絆が試されます。
バイクは走行距離5万キロを超えると、買取価格がガタ落ち
車は、『10年10万キロ』で減価償却が終わり下取り値段が付かなくなります。
同じように、バイクは『10年5万キロ』で査定価格は激減する。
もちろん、排気量や人気車種によって前後します。
これを超えると、ガクン!と査定価格が落ちてほぼ0円。
あなたのバイクがこの距離に近づいたなら、ダラダラ5万キロを超える前に考えよう。
- 値段が付くうちに乗り換えるか
- 最期まで看取るか
メンテをしっかり行えば、20年でも乗り続けることは可能です。
けれど1万円のバイクを20万円掛けてメンテするのか?
その覚悟があるかどうかを、5万キロ手前で考えよう。

走行距離5万キロのバイクをメンテするか下取りするか
あなたのバイクの市場価値を知ろう
あなたのバイクの市場価値を知ってますか?
中古バイクのサイトを見ると、あなたと同じバイクが売られてます。
しかし、全く同じ中古車は存在しません。
- 走行距離
- 年数
- 外観の状態
- タイヤのミゾ
- エンジン状態 などなど
同程度の年数・走行距離の同じ型式のバイクがあったなら
売価の約半分が買取価格です。
残り半分が業者のメンテ費用や利益です。
50万円で売られてたら、25万円前後があなたのバイクの買取価格です。
新車価格を100とした時の走行距・年数による値落ちイメージ。

新車価格を100とした時の年数による値落ちイメージです。

走行距離と年数の、どちらか安い方が買取価格になると思えば間違い無い。
もちろん、排気量やそのバイクの人気で前後します。
排気量が大きいレトロモデルの値落ちは小さい
一般に排気量が大きい方が耐久性があるので、値落ちが小さい。
- 125cc以下は、5年2万キロ
- 250cc以下は、10年3万キロ
- 250cc以上は、10年5万キロ
大排気量は低回転で走ことが多いので、
低排気量よりエンジンを酷使しないのも関係します。
同じ理屈で、排気量が同じならスポーツモデルの方が値落ちが大きい。
レトロモデルの方が、値落ちが小さくなりがちです。

なぜ5万キロなのか
5万キロまでは、オイル・ブレーキパッドなどの消耗品交換だけで乗り続けられる。
しかし、5万キロが近づくとバイク各部の劣化が目立ってきます。
目につきやすい劣化はこの4つ。
- サスペンションのオーバーホール
- ブレーキの引きずり
- ゴム部品のヒビ割れ
- ベアリング劣化
バイクの分解が必要な『重メンテ』なので、費用も、2、3万円では済まない。
このタイミングでタイヤ交換が重なると、財布が軽くなる!軽くなる!
あなたは、メンテしますか?
サスペンションのオーバーホール
段差を乗り越えた時に、『ボヨヨーン!』といつまでも振動が収まらなくなったら、
サブペンションのオーバーホールが必要です。
サスペンションオイルやダンパーが劣化してる。

ブレーキの引きずり
ブレーキを掛けた後にブレーキレバーの戻りが悪かったり、
ブレーキを掛けてないのにディスクプレートの『ザー!』と引きずる量が増えたなら
ブレーキのオーバーホールが必要です。
ブレーキワイヤーの固着や曲がりクセ、ブレーキピストンの劣化を直さねば。
ゴム部品のヒビ割れ
サスペンションのダストシールやベアリングのシールなどが経年変化でひび割れて来たら、交換が必要です。
シールの役目を果たしてないので、水や異物が入り込んでしまう。
ベアリングの劣化
バイクの取り回しで押し歩くと、妙に重くないですか?
ホイールのベアリングがダメになりかけてるかもしれない。
メンテスタンドでリアホイールを浮かせて、手で回してみよう。
ゴリゴリして空転しないなら、交換するしかない。

5万キロ超えそうなら、買取査定がおすすめ
自分のバイクの市場価値を知ってますか?
5万キロ超えそうならば、一度買取査定をしてみるのがおすすめです。
自分のバイクの市場価値を知った上で、メンテして乗り続けるかの判断をしたい。
たとえば、この場合に重メンテしますか?
- バイクの買取査定価格が5万円
- バイクの重メンテ費用が10万円
一般的には、重メンテ費用がバイクの買取査定価格を上回ると、バイクの寿命です。
よほど思い入れがあるバイクでも、バイクの価値以上のメンテはしない。
あなたとバイクの思い出は、プライスレスだけれど
次に踏み出すときかも知れない
不人気な車種の場合は、5年5万キロでほぼ査定価格はなくなってしまう。
査定価格がつく間に次に行くか、乗り潰すまで乗るのか?
いずれにしても、今のバイクの市場価値が解らないと話にならない。
バイクの査定
バイク市場価格を知るには2種類の方法があります。
- バイクショップで下取り査定
- 『バイク王』のようなバイク買取店で査定
下取り査定は高値が付きづらいので、バイク買取店で査定がおすすめです。
その理由はここに詳しい
⇒バイクを高く売る方法!失敗しない相場の調べ方・売る時期の決め方
買取業者に査定してもらう
セールス対応に慣れてるなら、無料一括査定で複数買取業社に依頼がおすすめです。
一番高値が出るのは、やはり競合させたときです。
そこまでするのが面倒ならば
買取業者として実績があり、誠実な対応が期待できる業者3社のいずれかに連絡しよう。
バイク王
・業界No.1の200万台以上の買い取り実績
・No.1だからスケールメリットで高価買取が出来る
・ 無料お試し査定が出来る
バイクランド
・現金買取なので、急いで売りたいときは便利
・注力車種は査定額アップなので、車種によっては高く売れる
・無料オンライン査定が出来る
バイクワン
・各種キャンペーンの対象に合えば査定額アップ
・オンライン自動査定で上限/平均買取価格がすぐわかる
バイクの走行距離が5万キロを超えそうなら まとめ
バイクは『10年5万キロ』で査定価格は激減する。
時分のバイクが5万キロ超えそうなら決断の時です。
- 値段が付くうちに乗り換えるか
- 最期まで看取るか
一般的なバイクの寿命は、
メンテ費用がバイクの買取査定価格を上回ったときです。
寿命を判断するためには、バイクの価値を知らなければ始まりません。
一括査定なら
「バイク比較.com」バイク買取一括査定見積り
個別の査定なら
新しいバイクと次のステージに行くか?
今のバイクとの絆を深めるか?
正解など無い。
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