バイクにとって、軽さは絶対正義です。
軽くて取り回しがいいと、気負わずに乗れる。

今日はツーリングにいくぞ!
そんな風に意気込まなくても、軽く

チョット時間が取れたので、出かけてみよう!
そんな普段使いが出来ます。
125ccバイクが気になっているのに踏み出せないのなら
- おすすめ125ccマニュアルバイク
- 125ccバイクの実力
- 125cc免許、維持費にどれくらい掛かるのか
- 保険は任意とファミリバイク特約どっちが得か
こんなことがスッキリします。
125ccマニュアルバイクには、バイクの楽しさの本質が詰まってます。
125ccマニュアルバイクのメリット
- 125ccマニュアルバイクのおすすめ6選
- 運転免許が2~3日で取れる
- 下道を走るのに十分な動力性能
- 125ccは軽い
- 125ccは保険が安い
- 125ccは燃費・維持費が安い
大きなバイクは必要ない、
初心者だからまずはコスパの良い125ccで。
125ccを選ぶ理由はいろいろだけれど、
バイクの楽しさを知るにはベストな排気量です。
ヤマハが125ccマニュアルバイクにMT-15で参戦するうわさもあるし、
カワサキがZ125の新型を投入するうわさもある。
今、人気の125ccマニュアルバイクについて、紹介します。

125ccマニュアルバイクのおすすめ6選
チョット前までは、125ccはスクーターしか無かった。
125ccマニュアルバイクは並行輸入しか無く、
補償の意味で手が出し辛い存在だった。
しかし、最近は日本で正規発売される125ccバイクが増えて来ました。
125ccマニュアルバイクには、バイクの楽しさが凝縮されてます。
いきなり、あこがれのリッターバイクでデビューも良いけれど、
125ccでバイクの楽しさを知ってからでも遅くない。
HONDA CB125R

- 車両重量 127kg
- 最高出力 13PS/10000rpm
- シート高 815mm
- 6速リターン
- 燃料タンク10L
- 倒立フォーク
- IMU付きABSはラジアルマウント
- 前後ディスク
- LEDヘッドライト
- WMTCモード値 47.2km/L
- 456,500円
正統派フルサイズバイク。
CBは125ccでもCBです。
作り込みが他の125ccとは別次元。
ナンバープレートを見ないと、250ccとしか思えません。
170cm以上の人が乗っても何の窮屈感も無い。
豪華装備で、125ccのエクスキューズが何もない。
もちろん、125ccなのである程度の回転数を維持しないと加速しない。
コーナー立ち上がりでギアを間違えると、アッという間に失速します。
それが良い。
排気量があればアクセルを開けて誤魔化せるけど、そうはいかない。
逆に、ギアの選択が決まった時の快感はアドレナリン出まくり。
バイクの性能に頼った走りが身につく前に、
このバイクでバイクの楽しさを知って欲しい。
メリハリつけてスパッと切れ込む。
ギアを合わせて、全開で立ち上がる。
ここにこそバイクの本質があります。
リッターバイクでそんなことをしたら、公道では命が持ちません。
また、排気量に任せてダラダラ走るのは後からいくらでもできる。
SUZUKI GSXR125

- 装備重量 134kg
- 最高出力 15PS/10,000rpm
- シート高 785mm
- 6速リターン
- 燃料タンク11L
- 前後ABSディスク
- LEDヘッドライト
- WMTCモード値 45.1km/L
- 393,800円
フルカウルが好みなら、GSXR125。
125ccで15PSを叩きだすエンジンは11,500rpmのリミットまで簡単に回りきる。
しかし、125ccなので手の内のスピードとしてそれを甘受できる。
たまりません。
公道で1万回転が使えるバイクは、楽しいに決まってる。
CB125Rほどの豪華感はないけれど、MotoGPレプリカカラーが映えます。
燃料タンクも11L有るので500km給油せずに走れてしまう航続距離も魅力。
ブン回す楽しさならこのバイク。
HONDA MONKY125

- 車両重量 105kg
- 最高出力 9.4PS/7,000rpm
- シート高 775mm
- 4速リターン
- 燃料タンク5.6L
- 倒立フォーク
- 前後ディスク
- LEDヘッドライト
- 12インチタイヤ
- WMTCモード値 67.1km/L
- 407,000円
125ccになって帰って来たMONKY。
サイズアップして普通に乗れるようになったけれど、MONKYなのはそのまま。
もちろん、走行性能をうんぬんするバイクでは無い。
この世界観を楽しめるか否か。
60km/h程度を上限にトコトコ流して走るのには最適です。
乗り心地や足つきは抜群だし、癒し系なのでご近所のウケもいい。
GROM

- 車両重量 104kg
- 最高出力 9.8PS/7,000rpm
- シート高 760mm
- 4速リターン
- 燃料タンク5.7L
- 倒立フォーク
- 前後ディスク
- LEDヘッドライト
- 12インチタイヤ
- WMTCモード値 67.1km/L
- 363,000円
Monky125の登場でチョット影が薄くなってしまったけれど、
125ccスポーツはグロムで間違いない。
CB125Rは、CBを楽しむバイク
Monky125は、癒されるバイク
GROMは、スポーツバイク
棲み分けが出来てます
CB125Rより一回り小さくて軽いので、コーナリングのアプローチは選び放題。
パワーが無い分、さらにギアの選び方やブレーキポイント、荷重にシビアです。
このバイクなら、バイクのノウハウを教わるのに打って付け。
これをスムースに走らせられるようになれば、もう初心者とは言わせない。
SUZUKI GSXS125

- 360,800円
GSXR125のネイキッド版。
基本スペックはフルカウルと同じです。
街乗りが多いなら、こちらの方が扱い易いかもしれない。
カウルが無い分、お値打ちだけれどGSXR125の外観インパクトは無いので気をつけよう。
KAWASAKI Z125 PRO

- 車両重量 102kg
- 最高出力 9.7PS/8,000rpm
- シート高 780mm
- 4速リターン
- 燃料タンク7.4L
- 倒立フォーク
- 前後ディスク
- 12インチタイヤ
- WMTCモード値 54.2km/L
- 352,000円
KAWASAKIのZ125 PROは、GROM対抗のバイク。
GROMより若干非力なのが難点だけれど、GROMの近未来的な外観に馴染めないなら
オーソドックスな12インチバイクとして選択肢になる。
125ccの運転免許は2~3日で取れる
125ccマニュアルバイクに乗るためには、小型二輪免許が必要です。
AT限定免許は、ギアチェンジの有無で切り分けでは無い。
クラッチレバーの有無で切り分けられます。
このため、スーパーカブ125は小型AT免許で乗れます。
自動遠心式クラッチなので、クラッチレバーが無い。
このため、AT免許でOKなのです。
教習時間と概算費用。
4輪免許有り | 学科 | 技能 | 概算費用 | 日数 |
小型二輪 AT | 1 | 8 | 8万円 | 2 |
小型二輪 MT | 1 | 10 | 9万円 | 3 |
4輪免許無し | 学科 | 技能 | 概算費用 | 日数 |
小型二輪 AT | 26 | 9 | 16万円 | 2week |
小型二輪 MT | 26 | 12 | 18万円 | 2week |

学科は一日何時間でも受講可能だけれど。技能は第1段階 3時限/日、第2段階 4時限/日と決められてます。
このため、自動車免許を持っていれば、
- 125ccAT免許なら最短2日
- 125ccMT免許なら最短3日
で免許取得できます。
400ccまで乗れる普通二輪免許だと、技能時限が増えるので費用も10万円オーバー。
当然、日数もされに応じて増えます。
最初は125cc免許でバイクを味見して、
気に入ったら上の免許を目指した方がムダが無い
自分に合うか解らないものに10万円以上払うのは勇気がいります。
まずは125cc免許で試してみよう。
下道を走るのに十分な動力性能
125ccバイクは、最高速は100km/hに届くか届かないかくらい。
80km/h位までは普通に加速するので、下道では十分な動力性能です。
当然、50ccのような30km/h制限や2段階右折も無いので交通の流れをリードすることも出来る。
夜中のバイパスなど流れが速い道ではチョット気後れするけれど、
急な上り坂を加速して一気に登るのは難しいけど
普段使いには何の問題も無い。
むしろ、使い切る楽しさがあります。
例えばリッターバイクを買ったとしても、全開加速を味わえるのはほんの3,4秒です。
3,4秒で100km/hを軽く超えてしまうので、その先を見る場面が無い。
その点125ccバイクなら、アクセル全開にして

イッケー!
手の中で使い切る楽しさは、病みつきになる。
125ccマニュアルバイクは軽い
125ccマニュアルバイクは12インチ車で100kg,
フルサイズでも130kg。
バイクにとって、軽さは絶対正義です。
軽ければ、良い事は幾らでも出てくる。
- 加速が良い
- ブレーキが良く利く
- 立ちゴケの心配がない
- 取り回しが良い

軽ければ、125ccの小さなエンジンでもバイクを一気に80km/hまで加速できる。
軽ければ、ブレーキが遅れても、一気にスピードを落とせる
軽ければ、バランスを崩しても立て直すのはカンタン
軽ければ、自転車感覚の押し歩きで、倒す心配も無い。
なにより、大きなバイクにありがちな、
乗り出すまでの面倒さが無い。気負いが無い。
125ccは保険が安い
125ccの任意保険は、家族が車を持っていれば2種類の選択がある。
- 車の保険にファミリーバイク特約を付加する
- チューリッヒなどのバイク任意保険に入る
ファミリーバイク特約
メリットは、安いことと、125cc以下なら何台でもOKなこと。
自損事故タイプと人身障害タイプがあり、ともに対人・対物は保障されます。
違いは自分の補償です。
自損事故タイプは、相手が居ない事故だけを補償し、治療費は上限(例えば100万円)が設定されてます。
上限を超えてもそこで打ち切りです。
掛け金は、7千円/月程度。
人身傷害タイプは、相手が居る事故も補償され、治療費全額が補償される。
掛け金は、13,000円/月程度。
デメリットは、ロードサービスが無いこと。
車のロードサービスはバイクで使えません。
街乗りだけなら心配ないけれど、ツーリングに使うなら、別途ロードサービスに加入した方が安全です。
日本自動車連盟(JAF) 例えばJAFなら4,000円/年でロードサービスが受けられる。

バイク任意保険
バイク単独の任意保険に入る方法もある。
メリットは、ファミリーバイク特約と比較して
- 手厚い補償
- ロードサービスある
- 年々等級が上がって安くなる
デメリットは、25歳以下だと保険料が10万円を超えがちなこと。
若い人は事故の確率が高いので保険料も高額です。
25歳未満だったり、2,3年限定でバイクに乗るなら、ファミリーバイク特約の方がトク!
最初はファミリーバイク特約に入り、バイクが気に入って続けたくなったり、排気量アップしたくなったら、任意保険に切り替えるのが良いかもしれない。
そのころに25歳以上になってると保険料も安い。
125ccは燃費・維持費が安い
125ccの燃費は50km/L前後。
リッターバイクは20km以下なので、2.5倍以上走ります。
月に1,000km走っても、1,000/50*100円=2,000円程度のガソリン代。
自賠責と軽自動車税で約1万円。
タイヤも安く、オイルの量も少ないので消耗品で1万円。
合わせて年間、22,000円+任意保険で済みます。
大型バイクは10万円/年 程度必要なので125ccのコスパは高い。

おすすめ125ccマニュアルバイク6選!125ccはメリットが一杯 まとめ
- 125ccマニュアルバイクのおすすめ6選
- 運転免許が2~3日で取れる
- 下道を走るのに十分な動力性能
- 125ccは軽い
- 125ccは保険が安い
- 125ccは燃費・維持費が安い
今後、バイクは趣味性の高いリッターバイクとシティコミューターに2分されていくとみられてます。
125ccマニュアルバイクは、いずれ電動バイクに置き換わっていく運命です。
バイク本来の、軽くて・振り回せて・エンジンを回し切る喜びを味わえるのは、後わずかかもしれません。
125ccマニュアルバイクを、初心者用と切って捨てるのは勿体ない
バイクの楽しさの本質が詰まった125ccバイクは
ベテランでも楽しいに違いない
今のうちに、1台確保しておくというのも、良いかもしれない。
お宝になるか?
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