今年の夏は、何かが起きそうな予感!
去年までは予感だけで何も起きなかったけれど
今年こそ、熱い夏にしたい。
しかし、
真夏の日差しはバイクに容赦なく降り注ぎ、汗が噴き出る。
バイクの上で汗をダラダラ流し、脂ぎっていては何も起きません。

爽やかなライダーになるには、どうすれば良いの?
そんな疑問を解決します。
爽やかに、夏をバイクで駆け抜ける方法をご紹介します。
秋には、リア充の仲間入り。
夏に爽やかなツーリングをする方法
爽やかなライダーになる方法は、この3つを実行するだけ。
- 涼しい時間帯に
- 涼しい格好で
- 涼しい場所に行く
難しい話は何も無い。

ツーリングの準備は前日までに
怠惰な朝の風景
休日の朝起きて、

いい天気だ!
どこかツーリングに行こう!
朝ご飯を食べながら、テレビの天気予報を見てツーリングに行こうと思いつく。
スマホを取り出して、地図を開き何処へ行こうか考える。
『絶景ロード、ツーリング、おすすめ』
こんなキーワードでググったりします。
そうこうしていると、もうお昼。
エアコンの効いた部屋から出るのが億劫になってくる。


疲れがたまってるから、
今日はゆっくりしよう!
こんな休日を過ごしてませんか?
前日にツーリング準備
夏のツーリングは、早朝出発が鉄則です。
涼しい内に移動して、涼しい場所にたどり着くために
週末の天気をチェックして、天気が良さそうなら前日までに準備は終わらせておこう。
夏のツーリングの行先は高地・水辺がおすすめ
Google Mapで『名勝、史跡』などを打ち込めば、たくさんの候補がでてきます。
あまりメジャーじゃなくて、標高の高い場所がおすすめ。
『高原、滝』などで検索して、気になる場所をマイマップに保存しておこう。
後は、高速道路の有無を選択すれば良いだけ。
日帰りツーリングなら、ラフなルートで十分。
バイクの準備
真夏はバイクにも厳しい季節です。
渋滞にハマってしまうと、ラジエーターファンが金切声を上げて回り続け、ドライヤーのように熱風を吹きかけて来ます。
無駄な摩擦で熱くならないように各部に注油して、消耗品のチェックをしておこう。
- エンジンオイル
- クーラント
- タイヤ空気圧
- ブレーキパット
最後にシートバックに携帯品をセットして完了。
- 携帯工具
- レインウエア
- フクピカ
- パンク修理キット
- ガムテープ
などをお好みで。
携帯品にレインウエアが有ると使い回しが効く
高原は、思ったより寒いことがあります
メッシュジャケットでは震え上がるかもしれない
そんな時にレインウエアがあると、ウインドブレーカー替わりに羽織れます

ツーリング当日は、繊細に大胆に
1.涼しい時間帯に
11時前には目的地の涼しい『高原、滝』に到着できるよう、
出発時間を逆算しよう
夏の朝は早い。
5時には明るくなります。この時間なら、さすがに涼しい。
涼しいうちに街を抜けだして高地を目指そう。
2.涼しい格好で
- 夏でも革ジャンの人は、ガンバってください
- 夏は袖なしGジャンの人は、日焼けに気を付けて
- 夏は半袖短パンの人は、駆け足の人生を楽しんで
それ以外の人は、メッシュジャケットしかあり得ません。
コンプレッションの上にメッシュジャケットを羽織れば、走っている限り汗とは無縁です。
汗を素早く吸い取ってメッシュからの風で蒸発させれば、肌はサラサラを維持できる。
メッシュジャケット選びなら>>>こちらへ
メッシュシューズ選びなら>>>こちらへ
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3.涼しい場所へ
ナビの目的地は、昨日チョイスしておいた『高原、滝』。
忘れ物が無いかチェックしたら、さあ出発です。
ひょっとすると、
今日がターニングポイントになるかもしれません。

ツーリングで注意すること
1.早朝は飛び出しに注意
早朝は誰も居ないと思って、路地から飛び出してくる新聞配達員は多い。
ジョギングの人もいます。
早朝といえども、街中で暴走するのは止めよう。
渋滞を回避して、早く景色の良い郊外に出たいのは解るけど
焦らない、焦らない。
2.高速道路や郊外に抜けたら、自由行動
早朝に出発して街中脱出に成功し、涼しいうちに高速道路や郊外にたどり着けたなら、
目的地の涼しい『高原、滝』に急いでも良いし、寄り道三昧でもOK。
自由こそ、バイクの醍醐味です。
3.脱水症状に注意
脱水症状
バイクで気持ち良く走っていると、知らぬ間に脱水症状になることがあります。
頭がボーーッとして、反応が遅れるのでとっても危険
走行風で汗が乾くので気付きにくいけれど、汗を一杯かいてます
汗と共に必要なミネラルが失われてます
意識して、こまめに休憩して水分補給しよう。
冷たい炭酸飲料に行きがちだけど、ポカリなどのスポーツ飲料がおすすめ。
汗で失ったミネラルを補給できます。
バイクの熱中症対策なら>>>こちらへ
郊外の水分補給は難しい
街中なら、何処にでもコンビニがあって冷たい飲料が手に入る。
けれど、郊外にコンビニは少ない。
熱中症対策を考えるなら、1,2時間毎に大量の水分を飲むより30分毎に少量づつ飲む方が有効です。
マイボトルを持って行こう
自販機を頼るよりマイボトルを持って行こう。
飲料を買うお金も、『塵も積もれば』パーツが買えたりします。
マイボトルに氷を一杯入れて持て行けば、どこでも冷たい飲料でノドを潤せます。
自販機のペットボトルだと、飲み残しを半分残しておいたとしても、生ぬるくなってしまい飲みにくい。
マイボトルなら、そんな飲み方でも冷たいまま飲めます。
マイボトルを飲み干してしまっても、コンビニで氷を補充したり自販機の飲料を移し替えれば冷温を保持できます。
結露でバッグの中が汚れないのも好ましい。
マイボトルの選び方なら>>>こちらへ

4.スマホの熱暴走に注意
スマホをナビとしてバイクにマウントしているならば、夏に高温でシステムダウンする姿は見慣れた風景になってるかと思います。
なるべく風に当てたりしても、効果はいま一つ。
音だけナビ
スマホが発熱するのは、直射日光もあるけれど、充電と画面表示による自己発熱の影響もあります。
スマホの画面を決してポケットの中に入れてしまい、音だけのナビにするのもアリ。
バイクで走っている時に、スマホ画面を見ている余裕は有りません。郊外の一本道なら、分岐さえ判れば良いので音声案内だけでも十分だったりします。
ナビを消して、迷子を楽しむ
いっそナビを消してしまおう。
日本国内なら、迷子になってもひどい事にはなりません。
戦闘区域に迷い込んだりはしない。


この風景には見覚えがある
いつの間にか振出しに戻ってりまった!
取りあえずご飯にしよう
偶然入った定食屋が、ビックリするほど旨かったりします。
お腹が膨れる頃には、スマホも常温に戻ってるはず。
THIS IS BIKE!
5.目的地に着いたら、つかめ
暑くなる前、せめて午前11時には目的地の標高の高い『高原、滝』に到着しよう。
高度が 100 メートル上がると 0.6 ℃寒くなります。
例えば、絶景ロードで知られる長野県美ヶ原は2,000m前後なので12℃低い。真夏でも20℃前後なのでヒンヤリするほどです。メッシュジャケットだけでは寒いくらいです。
こんな高地に着いたらバイクを降りて、後は自由行動。
観光も良いし、名物を食しても、足湯や温泉もいい。
ゆっくり高原を満喫しよう。
温泉に入って汗を流せば、
高原の風が気持ちイイ。
『爽やかなライダー』の完成です
この先の展開で、助言できることは何も有りません。
熱い夏になるかどうかは、あなたしだい。
つかめ!
この絵は、フランチェスコ・サルヴィアーティが描いたギリシャ神話の『カイロス』です。
カイロスというよりは、『前髪しかないチャンスの神様』として有名です。
拝んでおこう。

絵の全体像は(重いページです)>>>こちらから
カイロスの風貌の特徴として、頭髪が挙げられる。後代での彼の彫像は、前髪は長いが後頭部が禿げた美少年として表されており、「チャンスの神は前髪しかない」とは「好機はすぐに捉えなければ後から捉えることは出来ない」という意味だが、この諺はこの神に由来するものであると思われる。また、両足には翼が付いているとも言われている。
Wikipedia を引用
真夏のバイクツーリングを爽やかにする3つの方法と5つの注意点
真夏のバイクツーリングを爽やかにするには!
3つの方法
- 涼しい時間帯に
- 涼しい格好で
- 涼しい場所に行く
5つの注意点
- 早朝は飛び出しに注意
- 高速道路や郊外に抜けたら、自由行動
- 脱水症状に注意
- スマホの熱暴走に注意
- 目的地に着いたら、つかめ
熱い夏になるかどうかでは無く、熱い夏に『する』のです。
人種や性別などの宿命は変えられないけれど、運命は行動で変えられます。
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思うようにいかなくても、夏はまだ終わらない
勇気ある撤退時の注意点は2つだけ
- 夏でも夜は冷えるので、レインウエを羽織ろう
- 夏の夜は虫アタックが多いので、口を開けて走らない