PCXは125ccを代表する優等生バイクです。
燃費は良いし、安価だし、収納力もあり、乗り心地も良い。乗りっ放しにしても急に動かなくなってしまうことも少ない。
だからと言って、ノーメンテで乗り続けられる訳じゃない。
適切にメンテしてこそ、長くバイクの喜びをもたらしてくれます。

どんなメンテを、どんなタイミングですればいいの?
こんな内容を知って、スッキリしよう。
乗りっ放しは論外だけど、交換周期が早すぎてももったいない。それに自分でやれば節約になるので、一般ユーザーでも出来る簡単なメンテは自分でしたい。
メンテ周期と方法のまとめです。一読して、自分でもやれそうならチャレンジしてみよう。
ちょっとこれはハードル高いかな?
そう思ったメンテ項目はショップに任せよう。無理に自分でやって壊してしまっては元も子もないからね。
まあ、そうやって壊すのもバイク趣味の醍醐味と笑い飛ばしてしまうのもアリ!
PCX(JF81,JK05)メンテナンスまとめ【乗りっ放しにしないで】

PCXのメンテナンスと言っても、難易度はさまざま。
自分でやるには難易度の高いタイヤ交換・ベアリング交換から、比較的容易な消耗品の交換まである。どこまで自分でやるかは、その作業の工程を見てから決めればいい。
基本的に特殊工具を使う作業はショップに任せるスタンスで、一般的な工具で可能な消耗品交換のメンテナンスを挙げています。
必要なメンテナンスは8項目
| 項目 | 交換周期 | 内容 |
|---|---|---|
| エンジンオイル | 3,000~6,000km | PCXのオイル交換 バイクのエンジンオイルを選ぶ方法 グレートと交換費用の差 PCX『OIL CHANGE』表示の消し方 エンジンオイル量の確認タイミング |
| オイルフィルター | 無し | PCX・NMAXにオイルフィルターが無い理由 |
| ギアオイル | 2年または 6,000km | PCXギアオイルの交換方法 |
| ブレーキフルード | 2年毎 | バイクのブレーキフルード交換方法 |
| 点火プラグ | 5,000~10,000km (NGK MotoDXプラグ) | バイク点火プラグの交換時期と交換する手順 |
| 冷却水 | 2年または 20,000km | バイク冷却水(クーラント)のメンテ方法 |
| エアフィルター | 2年または 20,000km | PCXエアフィルター・クリーナーの交換時期 |
| バッテリー | 2~5年 | PCXのバッテリー交換時期 |
交換周期は、経験値によるもの・公知なもの・PCXのマニュアルに指定が有るものの混在です。ただ、一般的な値より短かめ周期を記載してます。
PCXを始めとする125ccは、高回転を多用したり保管環境が良くないことが多いためです。安全マージンを多めに見てます。コスパ優先であれば攻めるのもありだけど、自訴責任でね。
エンジンオイル

エンジンオイルさえ小まめに変えていれば、大事件は起きない
メンテ無精でも、エンジンオイル交換だけは忘れないで!
PCXのマニュアルにはエンジンオイル交換は、『6,000kmまたは1年毎』とあります。
- 短距離での使用が多い
- 高回転を多用する
でもこんな使い方が多いならエンジンオイルを酷使しているので、早めの3,000Kmで交換したい。
問題はどのエンジンオイルを選ぶのか?
マニュアル指定のProHonda SCOOTERで安心を得るのか?ちょっといいオイルを試すのか?激安品にチャレンジしてみるのか。
そして、エンジンオイルを交換したら、忘れずに次回『OIL CHANGE』表示までの距離をリセットしておこう。





オイルフィルター

PCXにオイルフィルターはありません
交換不要
一般的にはエンジンオイル交換2回に1回はオイルフィルター交換。それが常識になっている。
けれどPCXにはオイルフィルターが有りません。
無いので交換不要です。楽ですね。
なぜ、オイルフィルターが無くても大丈夫なのかを知りたいのなら、ココ。

ギアオイル (トランスミッションオイル)

PCXのギアオイル(トランスミッションオイル)は交換時0.12L
エンジンオイルの残りでOK
スクーターは後輪の駆動を伝えるギアボックス内に、潤滑・冷却を行うためギアオイルが入ってます。
エンジンオイルほど頻繁な交換は要らないけど、ノーメンテな訳じゃない。2年または6,000km毎に交換しよう。
オイルはエンジンオイルでOKです。だからエンジンオイル交換2回に1回、余ったエンジンオイル使ってギアオイル交換するのがおすすめ。
エンジンオイルは交換するとエンジンが静かで軽やかに回り、効果が解りやすい。けれど、ギアオイルは交換効果を体感するのはムリ。だけど、交換しなくて良いわけじゃないからね!

ブレーキフルード

JK05以降のPCXは、前後ディスクブレーキになったので、前後ブレーキフルード交換が必要です
油圧ブレーキのオイル(ブレーキフルード)は、空気中の水分を含みやすい。長いこと交換しないとブレーキを掛けた時に水分が熱で気化してブレーキが利き難くなることが有る。
いざというときにブレーキが効かないと大惨事なので、2年毎には交換しよう。ただ、これも交換した効果を体感するのはまず無理。逆に体感したくないですよね。
ブレーキフルードは、塗装に着くと塗装が剥がれてきてしまう。間違っても交換メンテ時にたらさないように注意しよう。

点火プラグ

エンジンが冷えている時、エンジンの掛かりが悪かったら点火プラグかバッテリーが怪しい
掛かりが悪いくらいなら良いけれど、出先で突然死されると面倒なので、5,000~10,000kmで定期的に点火プラグ交換しておきたい。
交換周期に幅が有るのは、PCXの使い方で点火プラグの寿命が大きく変わるから。高回転多用する乗り方であれば、同じ距離でも点火プラグの点火回数が多い。倍の回転数なら2倍です。
自分の乗り方で、交換頻度は調節しよう。

冷却水

PCXは水冷エンジン
冷却水が入っているからね
冷却水として入れるクーラントの性能が良くなったので、昔ほど交換頻度に気を遣わくなっても良くなりました。
でも、交換ぜす放置すると量が足りなくなってたりして、ある日突然オーバーヒートしてエンジンに大ダメージとなるので交換を忘れないで。
冷却水も交換した効果が解り難い。メンテのし甲斐が無いともいえる。けど忘れないで。

エアフィルター

新鮮な空気が無いと、ガソリンは燃えない
エンジンオイル・点火プラグが機能していても、新鮮な空気が十分に無ければエンジンは仕事をしません。
空気の良い郊外をツーリングするのがメインなのか、排気ガスで汚れた市街地の通勤渋滞がメインなのか?それにより当然エアフィルターの汚れ方も変わってきます。
2年または20,000km周期で交換すれば、エアフィルターが詰まってエンジンが空気不足になることはまず無い。交換時に汚れが少なければ、次回の交換を微調節すればいい。

バッテリー

スターターを押しても、シーン
出先や朝の出勤時にバッテリーが上がってると詰む
エンジンスターターを押すと、直ぐにエンジンが掛かりますか?エンジンの掛かりが涌くなってませんか?夜に信号待ちで止まると、ヘッドライトが暗くなりアクセルを回すと明るくなりませんか?
どちらもバッテリーが消耗してきたサインです。
バッテリーもPCXの使い方で寿命は大きく変わります。
毎週のようにPCXに30分以上乗って、バッテリーの満充電が続くような使い方なら4,5年バッテリーが持つかもしれない。一方、チョイ乗りが多かったり、中華製の激安バッテリーを選ぶと短命で終わる可能性が高い。交換して半年で突然死することもある。
自分の運を信じてみる?

PCX(JF81,JK05)メンテナンスまとめ の まとめ

PCXは燃費が良くて、力強くて、荷物も積めて、壊れにくい。125ccを代表する優等生バイクです。
だけど、乗りっ放しで優等生が続くわけじゃない。乗りっ放しで放置してるとサビが広がり、塗装のツヤが無くなり、輝きが失せてしまいます。
そして久々に乗ろうとすると動かない。
せっかく手に入れたPCXなのだから、必要な時期に必要なメンテを行って大事に乗り続けたい。
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