ホンダは、125ccクラスを完全制覇する気ですね。
同一カテゴリーに13車種。
- グロム
- モンキー125
- スーパーカブ C125、110
- クロスカブ110
- ハンターカブ CT125
- Dio110
- リード125
- PCX、HV、EV
- CB125R
- ベンリィ110
![](https://pcxgo.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
多すぎて選べない!
どれにすればいいの?
そんな疑問を解消します。
- それぞれのバイクの特徴
- タイプ別おすすめな125ccバイク
- なぜ、ホンダは125ccに大量投下するのか?
こんな内容を知って、スッキリしよう。
125ccを選ぶということは、
『ホンダのどれにするか?』
と、同意語かもしれない。
ホンダ125cc原2の選び方!バイクの特徴と、タイプ別おすすめ
![ホンダ125cc原2の選び方!バイクの特徴と、買うと幸せになれる人](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2020/08/half-hel-1_R.jpg)
125cc・原2は、車で言えば軽自動車です。
ホンダの軽自動車は、Nシーズ4種とS660の5車種。
ブームが去ったと評判のバイクに、車の2倍、13車種も投下するのはなぜなのだろう?
それぞれのバイクの特徴と想定ユーザーを見れば、ホンダの戦略が見えてくる。
1.グロム
![グロム](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2021/04/grom_1R.jpg)
『スポーツバイク』
手の内で遊べるスポーツバイクが欲しい人に
フレーム・エンジンの主要パーツをモンキー125と共用しているけれど、2車は全く違う。
倒立フォークとモノショックのグロムは『スポーツバイク』です。
モンキーと比べると、ホイールベースも延ばされてます。
このため、スポーツバイクのフォームが自然に取れる。
新開発の5速マニュアルを駆使して走れば、気分は高ぶるに違いない。
見た目とは裏腹に、しっかりスポーツしてます。
2.モンキー125
![モンキー125](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2021/04/monky125_R.jpg)
『レジャーバイク』
1/1のオモチャとしてイジリたい人に
2018年に50ccから125ccに生まれ変わったモンキー125。
125cc化で大きくはなったけど、大柄な人が乗るとサーカスなのは変わらない。
見ての通り、1人乗り専用でタンデムは不可。
大荷物を積むスペースも無いので、ツーリングも厳しい。
だけど、街中をクルクル軽快に走り回りたい人には、持って来い。
アフターパーツも豊富なので、50ccモンキーを弄ってた人も裏切らない。
3.スーパーカブ C125、110、プロ
![スーパーカブ C125、110](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2021/04/super-cub_R.jpg)
『基本』
ホンダの良心を知りたい人に
スーパーカブを見ない日は有りません。
働くバイクとして、その信頼性から世界中で愛され続けてます。
バイクの代名詞がスーパーカブ。
大きなレッグシールドとチェーンカバー。
通勤通学、ロングツーリングなら、間違いのない選択。
4.クロスカブ110
![クロスカブ110](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2021/04/cross-cub_R.jpg)
『アクティブ』
通勤通学だけじゃ物足りない人に
一回り太いタイヤとレッグシールドの無いシンプルな外装。
スーパーカブより一回り大柄なクロスカブは、走るステージを選びません。
平日は街乗り、休日はちょっと探検。
そんな使い方をしたいなら、コレ。
5.ハンターカブ CT125
![ハンターカブ CT125](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2021/04/hunter-cub_R.jpg)
『カブの最終形態』
クロスカブじゃ物足りない人に
カブをオフロード風味にアレンジしたのが、クロスカブだけど
飽き足らずに、アップマフラー、前後ディスクブレーキで武装。
ドーピングして、その先に行ってしまったのがハンターカブ。
クロスカブでは撤退するしかない行き止まり、その先を知りたいのならコレ。
6.Dio110
![Dio110](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2021/04/dio110_R.jpg)
『安くて高燃費』
足替わりだけど50ccの規制は面倒な人に
- WMTCモード値 54.9km/L
- 最高出力 6.4[8.7]/7,500 kW[PS]/rpm
- 25万円以下で買える価格
- スマートキー
この値段でスマートキー標準装備、そして110ccならではの低燃費。
コスパで選べば、コレ。
7.リード125
![リード125](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2021/04/lead_R.jpg)
『通勤快速』
通勤途中で買い出しする人に
- WMTCモード値 50.0km/L
- 最高出力 8.3[11]/8,500 kW[PS]/rpm
- 37Lの巨大なラゲッジボックス
- スマートキー
フラットフロアで37Lの収納スペース、そして125ccのパワフルエンジン。
ホンダの通勤快速なら、コレ。
8.PCX、HV、EV
![PCX、HV、EV](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2021/04/PCX_R.jpg)
『上級志向』
便利なスクーターじゃ飽き足らない人に
125cc売り上げトップ。
大柄なボディにワンクラス上の装備。
ラインナップには、ハイブリッドやEVもある。
125ccにプラスアルファを望むなら、コレ。
9.CB125R
『フルサイズ』
フルサイズスポーツバイクが欲しい人に
![CB125R](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2021/04/cb125r_R.jpg)
17インチタイヤのスポーツバイク。
125ccで最も高価なバイク、50万円近い。
価格だけ見れば割高に見えるけど、装備を考えれば納得。
- 多機能メーター
- 6速変速
- 前後ディスクブレーキ
峠の下りで大型バイクを追い詰めたいなら、コレ。
10.ベンリィ110、プロ
![ベンリィ110](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2021/04/benry_R.jpg)
『配達スペシャル』
働くバイクが欲しい人に
新聞、牛乳、ピザ。
なんでもOKの宅配バイク。
でっかいクーラーボックスを載せて、釣り仕様にするのもいい。
あなたなら、大型リアデッキに何を載せる?
お気に入りのバイクは見つかったでしょうか?
125cc免許なら、ココ。
なぜ、ホンダは125ccに大量投下するのか?
![なぜ、ホンダは125ccに大量投下するのか?](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2021/04/Bomber2_R.jpg)
なぜ、これほど多くの125ccバイクを日本市場に投入しているのだろう?
考えられる理由は3つ。
- 125cc人気
- 日本経済の衰退
- EV化への布石
1.125cc人気
![125cc人気](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2021/04/daisuu_R.jpg)
日本自動車工業会の『2019年度二輪車市場動向調査について』によると
2019年に買われたバイクの(20+10+4)=34%が、1125ccクラス(原2)です。
125ccは、購入者が多い人気のクラスです。
そして年々、125ccは増加傾向です。
原因は、2つ。
- 50ccが実質使い物にならなくなった
- 日本の貧困化
1.50ccの終焉
- 電動アシスト自転車の追い上げ
- 環境性能対応のため、高価で走らなくなった
- 30km/h制限・2段階右折
- 世界的に50ccの需要は無い
これらにより、50ccはオワコン。
従来の50ccの需要が、125ccにシフトしてきてます。
2.日本の貧困化
もう1つの原因が日本の貧困化。
日本独自規格なのは、50ccだけじゃなくて400ccも。
2.日本経済の衰退
![日本経済の衰退](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2021/04/zero_R.jpg)
日本はリーマンショック以降、成長が止まって『失われた20年』と言われてます。
他国は順調に成長しているので、相対的に日本経済は貧困化している。
かつて、日本を支えた巨大企業の身売り話も珍しくありません。
給料は増えず、物価は上がる
結果的に、車を維持できなくなり125ccにシフト
安くて燃費がいい125ccへの需要が高まってます。
125ccスクーターで通勤する光景は、日本でも珍しくない。
![](https://pcxgo.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
売れている排気量だから、
ホンダは注力している?
もちろん、それも理由の1つ。
125ccの維持費なら、ココ
3.EV化への布石
![](https://pcxgo.com/wp-content/uploads/2021/04/ev-bike_R.jpg)
それでも、125ccに13車種は、普通じゃない。
同一カテゴリーに13車種も投入すれば、ターゲットが被りそうなものです。
しかし、上手く住み分けてます。
これが偶然のはずが無い。
綿密なマーケティングで、125ccを完全制覇しに来てます。
ホンダは125ccを完全制覇する気満々
もうすぐそこまで来ているバイクのEV化。
EVバイクは125ccクラスから始まるに決まってる。
大型バイクのEV化も有るだろうけれど、充電がブレークスルーするまでは125ccクラスが主流。
この市場を狙ってます。
今の内に、このクラスを焼け野原にしておく気に違いない!
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