【タイプ別おすすめ】ホンダは125ccを完全制覇!【13車種の理由】 | PCXでGO!
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125ccと150ccバイク知識

【タイプ別おすすめ】ホンダは125ccを完全制覇!【13車種の理由】

125ccと150cc

ホンダは、125ccクラスを完全制覇する気ですね。

同一カテゴリーに13車種。

  1. グロム
  2. モンキー125
  3. スーパーカブ C125、110
  4. クロスカブ110
  5. ハンターカブ CT125
  6. Dio110
  7. リード125
  8. PCX、HV、EV
  9. CB125R
  10. ベンリィ110

多すぎて選べない!


どれにすればいいの?

そんな疑問を解消します。

  1. それぞれのバイクの特徴
  2. タイプ別おすすめな125ccバイク
  3. なぜ、ホンダは125ccに大量投下するのか?

こんな内容を知って、スッキリしよう。

125ccを選ぶということは、

ホンダのどれにするか?

と、同意語かもしれない。

ホンダ125cc原2の選び方!バイクの特徴と、タイプ別おすすめ

ホンダ125cc原2の選び方!バイクの特徴と、買うと幸せになれる人

125cc・原2は、車で言えば軽自動車です。

ホンダの軽自動車は、Nシーズ4種とS660の5車種。

ブームが去ったと評判のバイクに、車の2倍、13車種も投下するのはなぜなのだろう?

それぞれのバイクの特徴と想定ユーザーを見れば、ホンダの戦略が見えてくる。

1.グロム

グロム

『スポーツバイク』

手の内で遊べるスポーツバイクが欲しい人に

フレーム・エンジンの主要パーツをモンキー125と共用しているけれど、2車は全く違う。

倒立フォークとモノショックのグロムは『スポーツバイク』です。

モンキーと比べると、ホイールベースも延ばされてます。

このため、スポーツバイクのフォームが自然に取れる。

新開発の5速マニュアルを駆使して走れば、気分は高ぶるに違いない。

見た目とは裏腹に、しっかりスポーツしてます。

2.モンキー125

モンキー125

『レジャーバイク』

1/1のオモチャとしてイジリたい人に

2018年に50ccから125ccに生まれ変わったモンキー125。

125cc化で大きくはなったけど、大柄な人が乗るとサーカスなのは変わらない。

見ての通り、1人乗り専用でタンデムは不可。

大荷物を積むスペースも無いので、ツーリングも厳しい。

だけど、街中をクルクル軽快走り回りたい人には、持って来い。

アフターパーツも豊富なので、50ccモンキーを弄ってた人も裏切らない。

3.スーパーカブ C125、110、プロ

スーパーカブ C125、110

『基本』

ホンダの良心を知りたい人に

スーパーカブを見ない日は有りません。

働くバイクとして、その信頼性から世界中で愛され続けてます。

バイクの代名詞がスーパーカブ。

大きなレッグシールドとチェーンカバー。

通勤通学、ロングツーリングなら、間違いのない選択。

4.クロスカブ110

クロスカブ110

『アクティブ』

通勤通学だけじゃ物足りない人に

一回り太いタイヤとレッグシールドの無いシンプルな外装。

スーパーカブより一回り大柄なクロスカブは、走るステージを選びません。

平日は街乗り、休日はちょっと探検。

そんな使い方をしたいなら、コレ。

5.ハンターカブ CT125

ハンターカブ CT125

『カブの最終形態』

クロスカブじゃ物足りない人に

カブをオフロード風味にアレンジしたのが、クロスカブだけど

飽き足らずに、アップマフラー、前後ディスクブレーキで武装。

ドーピングして、その先に行ってしまったのがハンターカブ。

クロスカブでは撤退するしかない行き止まり、その先を知りたいのならコレ。

6.Dio110

Dio110

『安くて高燃費』

足替わりだけど50ccの規制は面倒な人に

  • WMTCモード値 54.9km/L
  • 最高出力 6.4[8.7]/7,500 kW[PS]/rpm
  • 25万円以下で買える価格
  • スマートキー

この値段でスマートキー標準装備、そして110ccならではの低燃費。

コスパで選べば、コレ。

7.リード125

リード125

『通勤快速』

通勤途中で買い出しする人に

  • WMTCモード値 50.0km/L
  • 最高出力 8.3[11]/8,500 kW[PS]/rpm
  • 37Lの巨大なラゲッジボックス
  • スマートキー

フラットフロアで37Lの収納スペース、そして125ccのパワフルエンジン。

ホンダの通勤快速なら、コレ。

8.PCX、HV、EV

PCX、HV、EV

『上級志向』

便利なスクーターじゃ飽き足らない人に

125cc売り上げトップ。

大柄なボディにワンクラス上の装備。

ラインナップには、ハイブリッドやEVもある。

125ccにプラスアルファを望むなら、コレ。

9.CB125R

『フルサイズ』

フルサイズスポーツバイクが欲しい人に

CB125R

17インチタイヤのスポーツバイク。

125ccで最も高価なバイク、50万円近い。

価格だけ見れば割高に見えるけど、装備を考えれば納得。

  • 多機能メーター
  • 6速変速
  • 前後ディスクブレーキ

峠の下りで大型バイクを追い詰めたいなら、コレ。

10.ベンリィ110、プロ

ベンリィ110

『配達スペシャル』

働くバイクが欲しい人に

新聞、牛乳、ピザ。

なんでもOKの宅配バイク。

でっかいクーラーボックスを載せて、釣り仕様にするのもいい。

あなたなら、大型リアデッキに何を載せる?


お気に入りのバイクは見つかったでしょうか?

125cc免許なら、ココ。


なぜ、ホンダは125ccに大量投下するのか?

なぜ、ホンダは125ccに大量投下するのか?

なぜ、これほど多くの125ccバイクを日本市場に投入しているのだろう?

考えられる理由は3つ。

  1. 125cc人気
  2. 日本経済の衰退
  3. EV化への布石

1.125cc人気

125cc人気
photo by 日本自動車工業会

日本自動車工業会の『2019年度二輪車市場動向調査について』によると

2019年に買われたバイクの(20+10+4)=34%が、1125ccクラス(原2)です。

125ccは、購入者が多い人気のクラスです。

そして年々、125ccは増加傾向です。

原因は、2つ

  1. 50ccが実質使い物にならなくなった
  2. 日本の貧困化

1.50ccの終焉

  • 電動アシスト自転車の追い上げ
  • 環境性能対応のため、高価で走らなくなった
  • 30km/h制限・2段階右折
  • 世界的に50ccの需要は無い

これらにより、50ccはオワコン。

従来の50ccの需要が、125ccにシフトしてきてます。

2.日本の貧困化

もう1つの原因が日本の貧困化。


日本独自規格なのは、50ccだけじゃなくて400ccも。

2.日本経済の衰退

日本経済の衰退

日本はリーマンショック以降、成長が止まって『失われた20年』と言われてます。

他国は順調に成長しているので、相対的に日本経済は貧困化している。

かつて、日本を支えた巨大企業の身売り話も珍しくありません。

給料は増えず、物価は上がる

結果的に、車を維持できなくなり125ccにシフト

安くて燃費がいい125ccへの需要が高まってます。

125ccスクーターで通勤する光景は、日本でも珍しくない。

売れている排気量だから、

ホンダは注力している?

もちろん、それも理由の1つ。


125ccの維持費なら、ココ

3.EV化への布石

それでも、125ccに13車種は、普通じゃない。

同一カテゴリーに13車種も投入すれば、ターゲットが被りそうなものです。                                                                                                                                                                                                                                        

しかし、上手く住み分けてます。

これが偶然のはずが無い。

綿密なマーケティングで、125ccを完全制覇しに来てます。

ホンダは125ccを完全制覇する気満々

もうすぐそこまで来ているバイクのEV化。

EVバイクは125ccクラスから始まるに決まってる。

大型バイクのEV化も有るだろうけれど、充電がブレークスルーするまでは125ccクラスが主流。

この市場を狙ってます。

今の内に、このクラスを焼け野原にしておく気に違いない!


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