最近のバイクは、良く出来てます。
視線を向けるだけで、キレイなクロソイド曲線を描くし
乗りっ放しにしても、滅多に壊れ無い。
でも、だからと言って最新のバイクしか選択肢が無い訳じゃない。
なぜなら、ビンテージバイクがあるからです。
ビンテージバイクに乗って、
すごいね～！
最近のホンダは全然壊れないんだって？
つぶやいてみませんか？
ちょっと、口の端に笑みを漂わせるのが、コツです。
エンスーのすすめ！
エンスージアストは、紳士と同意語です
こんな、駄文に目くじら立てる訳が無いですよね
エンスーな人
現代英語では「熱心に楽しむこと、熱心に興味をもつこと、積極的な肯定」の意味を持つ。今日の日本語では単に「エンスージアスト」もしくはその略称の「エンスー」といった場合、「カーエンスー」（カーマニア）など自家用車などのモビリティを所有し、熱心な人を指すことが多い。
by Wikipedia
ヤマハ発動機ではオートバイに情熱を注ぐ人との説明をしている。
Wikiでは、車好き・バイク好きのことを『エンスー』としています。
けれど、一般的にはもっと狭義な印象がします。
絶版となって久しい欧州車を愛する人が、『エンスー』
『欧州車』というのがキモで、日本車・アメ車は守備範囲外。
日本に『エンスー』という言葉を広めたのは、バブル期の自動車雑誌「NAVI」。
景気の悪化とともに、休刊となったけれど、当時の香りは、『エンスー養成講座』で味わえます。
ビンテージバイクのエンスーな人
車に続き、2001年にバイクの『NAVI』として、『MOTO NAVI』が発刊されました。
元々は車の『NAVI』と同じ出版社で作られてましたが、変遷の後、2017年に休刊。
『MOTO NAVI』は、電子書籍化されてるので、容易に手に入ります
車の『NAVI』と同じく、一般的なバイク雑誌とは一線を引いた雑誌です。
今読んでも面白い
スペックを語るのではなく、『バイクのあるライフスタイル』を提案してます。
バイク用品のカタログとなってしまった、最近のバイク雑誌の100万倍は楽しめる。
掲載されてる写真１つ取っても、志を感じます。
ぜひ読んでみて欲しい。
なぜ、エンスーなのか
ロレックスの手巻きを身に着けながら
CASIO・CITIZENのソーラー電波時計を褒める
基本的なエンスーのスタンスです。
口の端に笑みを漂わせるのを忘れないで！
新しければいいのか？
新しいモノは押し並べて、便利で簡単で安い。
時計そのものの機能を求めるなら、こんなソーラー電波時計に行き着きます。
時刻合わせも、電池交換も要らない。
それでいて、この値段。
これ以上、何が必要なの？
こんな人は『エンスー』にはなれません。
ホンダのバイクは壊れない
最近のバイクは、滅多に壊れない。
ホンダのバイクは特に丈夫な印象です。
- 壊れない
- 十分な動力性能
- 燃費が良い
- 安い
- 125ccで税金が無い
- 車検も無い
これ以上、何が必要なのか？
電波 ソーラーと同じ構図です
PCXのような世界戦略車はアジアを含め、世界中の過酷な環境で走ります。
だから、メンテされない前提で設計されてるしね。
オイルフィルターが無いのも、そのため。
壊れないのは、楽しい？
- 高価だから、買う
- 壊れるから、買う
壊れないバイクに満足できますか？
PCXを買ったなら、バイク選びに後悔はありません。
出掛けるときに、
エンジン掛かるかな？
そんな心配は、微塵も無い。
エンスーバイクなら
一方、『エンスー』なバイクを買ったなら、
まず、エンジンが掛からない
修理に時間がかかり、お金も掛かる
毎朝、ハラハラ、ドキドキが味わえる
手を掛けないと、機嫌を損ねて目覚めてくれない。
安いオイルには見向きもしない。
女優のようなバイク。
けなげに尽してくれるPCXと暮らすのと、どちらが楽しいと思いますか？
ビンテージバイクの楽しみ方
何のために、バイクに乗るのか？
移動手段ではないはず
通勤通学でバイクに乗るならホンダがおすすめ。
だけど、休日に気分転換で乗るのなら、別の選択をする人が居てもおかしくない。
Alfa Romero 4C Spider 33 Stradale Tributo
Alfa Romero 4C Spider 33 Stradale Tributo
先日、日本での受注が終了した最後の『4C Spider』。
これほど美しい車は、例がありません。
ホンダに、こんな車を作れるのか？
ホンダにはNSXが有る！
こう言われそうだけど、全然別のジャンルだと思いませんか？
NSXには、ソーラー電波時計の匂いがします
NSXを貶してる訳じゃありません。
方向性の違いです。
レストアの世界も深い
ビンテージBMW
壊れる危うさがあるからこそ、愛でられるということ。
日本でビンテージバイクというと、Z1、Z2の名前が挙がりがち。
だけど、やはりビンテージは欧州車。
BMWの水平対向に限るという人は少なくない。
ビンテージバイク BMW R26
- 1955年～1960年
- 250cc
- 15ps
自分より先輩のBMWに乗れば、何が見えるのか？
ビンテージバイク BMW R1000RS
- 1976～1984年
- 980cc
- 70ps
フレーム固定フルカウルを採用した最初のバイク。
このバイクから、現代のバイクは始まりました。
空冷OHV2気筒を見下ろしながら
バイクの歴史を背負うBMWに乗れば、何が見えるのか？
ビンテージだけに視野を狭めるのは、辞めた方が良い
BMWのビンテージバイクに乗り、最新のホンダをほめる！まとめ
道具としてバイクを選ぶのは、最新のホンダのどれにするか、と同意語です。
- CASIOやCITIZENのソーラー電波時計
- ワークマンのハイテク素材
いずれも、賢い選択です。
しかし、違う価値観があるのも確か。
向こう側を覗いてみませんか？
例えば、ランプの精が現れて、
『どんなバイクでも、お望みのままに！』
あなたは、どんなバイクを選びますか？
学生のときに、バイトして初めて買った原付を選ぶのもイイ
あのバイク以上に楽しいバイクは有りましたか？
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