ヤマハNMAX155はモデルチェンジして2020年モデルに変わりました。
インドネシアでは既に販売が始まっています。日本モデルも近く変わる見込みです。
NMAX155は、2018年モデルのPCX150を超えたのでしょうか。
比較しました。
2020 NMAX155と2018 PCX15 比較結果
2020年日本のNMAXはカラーの変更だけでインドネシアの新NMAXは来ない。
NMAXファンは残念だけれど、来年以降に期待するしかない。
以降は、モデルチェンジしたインドネシアのNMAXとPCXの比較です。
モデルチェンジしたインドネシアのNMAXの話
2019年までは、NMAX155とPCX150は棲み分けが出来ていました。
- 燃費・快適装備で選べばPCX
- 力強さ・ABSで選べばNMAX
2020年モデルでNMAX155はアイドルストップ・キーレスを手に入れてPCX150に追い付きました。
しかし、NMAXには、PCXに無い新しい提案が欲しかった。
2020 NMAX155と2018 PCX15 比較詳細
PCXとNMAX主要諸元 の比較
詳細なデータは、末尾のappendixに挙げてます。
PCXは、燃費とタンク容量のアドバンテージを維持
- PCXは、NMAXより0.9Lタンクが大きい
- PCXは、燃費が良いので0.9Lと合わせて高速距離が長い
- PCXは、14インチタイヤなので安定している。NMAXは13インチ
NMAXは、快適装備で追いつきパワフルはそのまま
- キーレス、アイドルストップ、アクセサリーソケットが付いた
- NMAXは、PCXより最高出力が0.3kw高くなった
- NMAXは、後輪もディスクブレーキでスポーティ
- NMAXは、トラクションコントロールで雨スリップに強い
PCXとNMAX 装備の比較
NMAXは装備が追加されPCXと同等になりました。
さらにスマホとBluetooth接続 してバイクに電話やメッセージの通知が表示されます。
しかし、それほど役立つとは思えません。
しかも、NAMXのアクセサリーソケットは相変わらずシガーソケットです。
そろそろUSBにして欲しいところです。
PCX | NMAX | |
シート下収納(L) | 28 | 先代の24Lから大きな違いは無さそう |
フロントインナーボックス(ml) | フタ付き アクセサリーソケット付き | 右側のみフタ有り |
キー | キーレス | キーレス |
アイドルストップ | 有り | 有り |
スマートフォン連携 | 無し | スマホとBluetooth接続
|
PCXとNMAX 外観の比較
PCXは滑らかな曲線が多く、エレガントなイメージです。
NMAXは先代の直線基調から曲線が増えましたが力強いイメージは継続してます。
好き好きなので優劣は付けられませんが、PCXの方が派手なのは相変わらず。
PCXは、日本HONDAを引用
NMAXは、インドネシアHONDAを引用
PCX | NMAX |
![]() | ![]() |
![]() | ウインカーはLEDではなさそう |
![]() | リア周りはLED化されました |
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
![]() | アクセサリーソケットが付きました |
![]() | キーレスが付きました |
インドネシアのNMAX155カラー
- マットカラーが3色 黒・青・赤
- ツヤ有りが1色 白
アジアではマットカラーの人気が高いようで、NMAXに限らずPCXもマットカラー設定が多い。
私のPCXもベトナムのマットブラックにカウル全交換してます。




2020年NMAX155は2018年PCX150を超えたのか まとめ
2020年モデルNMAX155は2018年PCX150に追いついきました。
互角には成ったけれど、PCXを突き放すには至ってません。
せっかくスマホ Bluetooth接続をするのなら、
「Android Auto」「Apple CarPlay」を見せて欲しかった。
早くEV PCX 、EV NMAXが見たい。
2020年モデルNMAX155追加仕様はあるが、エンジンはチューニング変更のみ。
主な変化点:
- キーレス
- アイドルストップ
- アクセサリーソケット
- トラクションコントロール
- ヘッドライト、テールの意匠変更
- スマホとBluetooth接続
Appendix 1 主要諸元 の比較詳細 (PCX150とNMAX155)
2020年NMAX155の変化点が赤色です。
ホンダ PCX150 | ヤマハ NMAX155 | |
全長(mm) | 1,925 | 1,935←1955 |
全幅(mm) | 745 | 740 |
全高(mm) | 1,105 | 1,160 ←1115 |
軸距(mm) | 1,315 | 1,340 ←1350 |
最低地上高(mm)★ | 137 | 124←135 |
シート高(mm)★ | 764 | 765 |
車両重量(kg) | 131 | 132←128 |
エンジン種類 | 水冷4ストロークOHC単気筒 | 水冷4ストロークSOHC4バルブ 可変バルブ |
総排気量(cm³) | 149 | 155 |
内径×行程(mm) | 57.3×57.9 | 58.0×58.7 |
圧縮比★ | 10.6 | 11.6←105 |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 11[15]/8,500 | 11.3/8,000←11/8,000 |
最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm) | 14[1.4]/6,500 | 13.9/6500←14/6,000 |
燃料タンク容量(L) | 8.0 | 7.1←6.6 |
前タイヤ | 100/80-14M/C | 110/70-13M/C |
後タイヤ | 120/70-14M/C | 130/70-13M/C |
前ブレーキ形式 | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク(ABS) |
後ブレーキ形式 | 機械式 リーディング・トレーリング | 油圧式ディスク |
フロントサスペンション | 正立 | 正立 |
リアサスペンション | 2本サス | リザーバータンク付2本サス |
フレーム形式 | ダブルクレードル | バックボーン |
トラクションコントロール | 無し | 有り |