日本の公道で一番速いのは、命と免許が惜しくない人です。

道の駅で休憩しているとよく言われるのは、

１の排気量マウントおじさんには、『でしょうね、でもお金なくて』と笑って誤魔化します。
２の燃費逆マウントおじさんには、『言うほど伸びないですよ』と笑って誤魔化します。

そう、私は日本人です。

お互いバイクに魅せられた者同士、仲良くやりましょう。

この記事の目次

公道で1番速いのは

日本の公道で一番速いのは、リッターSSでもストファイでも無くて

命と免許が惜しくない人です。

命と免許がいくつ有っても足りません。

1秒縮めるためにバイクに乗ってる訳ではないので、そんなバイクが近づいてくるのが見えたら、ウインカー出して譲ってます。気を付けて行ってらっしゃい、と送りだします。

大型バイクの楽しさは、有り余るパワーです。
大型バイクで100km/hは低い回転数で余裕を持った状態なので、振動も少なく楽です。小さいバイクで100kmは、回転数疲れします。
大型バイクで加速したい時はアクセルをひねるだけです。小さいバイクはクラッチ引いてシフトダウンして、と忙しい。

大型バイクの嬉しさは自分の中に留めましょう。
そもそもバイクは他人に勧めるものでは有りません。楽しい乗り物ですが、危険な乗り物です。
勧められて乗った人が事故に遭っても責任取れません。
理解し納得した人だけがバイクを享受します。

『大型は良いよ。免許取ったら？』と言われても。
一周回って、小さなバイクにも楽しみはあるので、見逃してください。

PCXは燃費が良いので、燃費のために我慢してPCXに乗ってる、と本気で思っている人がいるのには驚きます。

月に1,000km走ったとしても、燃費差による出費差は1,000円／月程度です。
元々バイクは燃費の良い乗り物なので、言うほど燃費は財布に効いてきません。本気で燃費を憂うならカブ一択です。
カブはカブで奥が深く、沼にはまりそうで怖い。

実際、私がPCX150に1年乗った燃費は、Ave. 52.1km/Lです。燃費はメータ読み。
街乗り20%、ツーリング80%、高速道路は1%以下でのデータです。
田舎道をトコトコ走るのが好みですので、燃費には好条件下でのデータです。

購入初期に燃費が良いのは、人とバイクの慣らし中のためです。
冬場に燃費が42km/Lまで落ちてます。走行距離が伸びてない事から、寒いのでチョイノリが多かった事も一因と思われます。

『PCXは燃費良いんでしょ？俺のバイクは燃費悪くて。』と言われても。
排気量が大きくて燃費が悪いのが自慢なのですね。燃費でPCX乗ってるわけでは無いので見逃してください。

PCXは燃費が良いですが、燃費がPCXを選んだ理由ではありません。
燃費より航続距離です。航続距離が長いバイクに憧れます。

PCXは8リットルタンクなので、50km/Lとすれば無給油で400km走れます。
400kmの航続距離が、燃費より重要です。10Lタンクだったらな、と思っています。
大型バイクで燃費が15km/Lだとしても、30Lタンクなら450km走れるので、憧れます。

ガソリン残量を気にせず走れる距離が長いと、自由になれる気がするからです。
最低300km、燃費を気にせず普通に400kmの航続距離が有ると嬉しい。
PCXは航続距離が長くて好みです。ガソリンスタンドに寄らなくても済むという意味では速いバイクなので、おすすめです。

HONDA AfricanTwinは、24Lタンクなので500kmは軽く走りそう。夢が広がりますね。